仁比聡平 (日本共産党)

2026年6月18日・第221回国会 参議院 法務委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 134 発言)

結局、政府案が規律しようとする証拠提出命令と、その際にあるかもしれないインカメラとしての提示命令ということについてのお話をしているだけで、ちなみに、その提示命令というのは再審請求人側には開示をされないわけですから。だから、結局、裁判所の判断に全部委ねられてしまうということで、これまでとどう変わるんだというこの争点は法案審議の中できちんと議論していきたいと思うんですけど。

今のようなお話を長く答弁されても、これまでの裁量によって広く行われてきたと元裁判官たちが示しているこの勧告について、検察官が判断して応じる応じない決めることになるじゃないかという点については、お答えはないですよ。

この検察による証拠隠しという、これがどれだけ冤罪をつくり出してきたか。四月十四日のこの委員会で私、福井の女子中学生殺害事件について、六人の目撃証言は実はうそだったと、その信用性はないという証拠、捜査報告書を第一審の福井地裁の公判中に検察官はつかんでおきながら、一審の判決は無罪でした。ところが、これに控訴したと。

あり得ないということを大臣に申し上げましたけれども、自民党のこの法案審査の部会に法務省としての検証が出されたということで、私もいただいて読んでみると、この稲田議員の質問にあるとおりなんですよ。現在の視点から見れば消極的というだけなんですね。

大臣、こんなことで済むんですか。無罪だという証拠を知りながら、一審の無罪判決に対して検察が控訴した。これはあり得ないんじゃないですか。

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