久保厚子一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会顧問

2026年6月11日・第221回国会 参議院 法務委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 92 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 110 発言)

ありがとうございます。

実は、私、滋賀に住んでおりますけど、他府県の方がよくしょっちゅう電話をしてこられるのは、何を言われるかといいますと、御兄弟が後見人になっておられるんですけれども、お医者さんですので、その方は。ですから、亡くなったお母さんも障害のある御本人のところに随分とお金を口座に入れてきた、私も姉のところにお金を口座に入れてきた。その方が後見人になっておられるんですけれども、お正月間近なのでちょっと暖かいいいセーターをと思って、九千円ぐらいのセーターを買ったと。そうしたら、家庭裁判所でぜいたくですと言われたと。電話してきておられるのは、家裁の前で焼身自殺したいというふうにおっしゃって、また電話してこられるから、ああ、やっていないんだなという感じなんですけれども。

今でもそういうお電話が掛かってくるというのがぽつぽつございますので、私のところへ掛かってくるので、本当は全国的にはもっとあるのではないかなというふうに思っておりまして、いや、その九千円のセーターは障害があったらぜいたくなのかしらってみんなで話したら、そんなことないでしょうみたいな話になっておりますけれども、要は財産管理をどういうふうに考えていただいているのかということですね。

冒頭申し上げたように、私たち親は、本人の預貯金になっているものは、大変難しいことなんですけれども、本人が一生を終わるときに、葬式のためのお金だけ残して全部使い切ってほしいと思っているんです。ですから、残していただく必要はない。本当に一番最後に必要なものだけ置いて、あとはざあっと使っていただくということが本人の暮らしを豊かにする、本人の思いのとおりに、本人らしい暮らしをしていくためにお金を使っていただきたいというふうに思っております。ですから、少し、裁判所からそういうふうに言われるのはちょっと心外だなというふうには思っております。

以上でございます。

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