御指摘のとおり、主要農作物に関する研究知見や育種技術は、食料安全保障を支える極めて重要な基盤であり、国家として守るべき貴重な知的財産だと考えています。そのため、公的試験研究機関が責任を持ってこれらを蓄積、管理し、国益に資する研究開発を継続的かつ強力に推進していくことが重要であると考えています。
その観点から申し上げれば、平成二十九年に制定された農業競争力強化支援法第八条四項において、独立行政法人の試験研究機関及び都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進することとされたことについては、長年にわたり公的試験研究機関が蓄積してきた知的財産の管理、活用の在り方として、私たちは慎重であるべきと考えております。とりわけ、こうした知見が万が一にも国外へ流出するリスクについては十分留意する必要があると考えます。
そこで、本法律案では、稲、麦類及び大豆を主要農作物として位置付け、公的試験研究機関における公的新品種の育成等について規定するとともに、必要な財政上の措置を講ずることにより、公的試験研究機関による新品種育成が継続的かつ安定的に行われることを目指しています。あわせて、公的試験研究機関が有する公的育成品種に係る知的財産権の重要性に鑑み、その適正な保護、管理について国民の理解と関心を深めるため、啓発活動その他必要な措置を講ずるよう努めることとしております。
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かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
今回、参法の方はこの閣法の内容を補完するといったところで、本当にこの参法に規定をしているこの予算措置の部分、人材の手当ての部分、これがないと、閣法の制度目的達成できないと思うんですよね。農研機構の受入れ拡大したとて、受け入れた先の農研機構がぼろぼろで、人もいない、機材も使えない、冷凍庫に資材しまったら翌朝に溶けてしまっているなんてことはもうこれちょっとあり得ないと思うので、是非ともそうした点は課題を認識をしていただければなというふうに思います。
次の問いに移らせていただきます。
またちょっと政府にお伺いをいたしますけれども…
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山下雄平(自民)農林水産副大臣
お答えいたします。
かごしま理事御指摘のように、流出防止対策というのは本当極めて重要だというふうに思っておりまして、農研機構のこの施設の供用を含む計画の運用に当たりましては、申請者の国籍でありますとか資本の構成比、また日本国内の拠点の有無の確認に加えまして、財務状況の把握によります事業の実効性の確認、また技術的な妥当性について計画に参加される全ての研究者の経歴と実績に照らして確認を行うなど、様々な角度から丁寧に確認を行い、厳格に審査することを検討しております。
また、農研機構が有します、今ひどい状況だという話ばかりでしたが、先端的な研究設備も備えてお…
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かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
是非、そこは厳しく見ていただいて、この知的財産の流出防止には取り組んでいただきたいと思います。
特に、今回重要品種を開発をしていくという中でありますから、これから国の食料事情の中で肝となっていく品種の知見を取り扱っていくチームなわけであります。ここの情報管理をとにかく徹底をしていただきたいというのと、その中でも、特に食料安全保障に関わるような米、麦、大豆、こういったところの研究知見というのは、これが仮に海外とか若しくは別のところに流出をして先取りされてしまったとかなると、もうこれは将来の国の食料安全保障の根幹を揺るがすぐらい…
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- (上の発言)
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舟山康江(国民)
御指摘のとおり、主要農作物に関する研究知見や育種技術は、食料安全保障を支える極めて重要な基盤であり、国家として守るべき貴重な知的財産だと考えています。そのため、公的試験研究機関が責任を持ってこれらを蓄積、管理し、国益に資する研究開発を継続的かつ強力に推進していくことが重要であると考えています。
その観点から申し上げれば、平成二十九年に制定された農業競争力強化支援法第八条四項において、独立行政法人の試験研究機関及び都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進することとされたことについては、長年にわたり公的試験研究機関が蓄積してきた知的財産の管理、活用の在り方として、私たちは慎重であるべきと考えております。とりわけ、こうした知見が万が一にも国外へ流出するリスクについては十分留意する必要があると考えます。
そこで、本法律案では、稲、麦類及び大豆を主要農作物として位置付け、公的試験研究機関における公的新品種の育成等について規定するとともに、必要な財政上の措置を講ずることにより、公的試験研究機関による新品種育成が継続的かつ安定的に行われることを目指しています。あわせて、公的試験研究機関が有する公的育成品種に係る知的財産権の重要性に鑑み、その適正な保護、管理について国民の理解と関心を深めるため、啓発活動その他必要な措置を講ずるよう努めることとしております。
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かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
やはり、私も実は大学の頃は白衣を着て、三年間、DNA解析やったり、たんぱく質の解析やったりしていたわけなんでありますけれども、そのときも、例えばDNAの配列の一部分を解読をするというだけでもそれなりの時間が掛かる。その一歩一歩を積み重ねていって、その先にある程度のゲノムのカセットが解読をできたりするわけでありまして、ただ一方で、それを流出させるときは簡単なんですね。ぱっとコピーして、ぱっと入れて、USBで持っていっちゃったりすれば、もう持っていかれちゃうわけです。こういった流出のリスクはどこにでも存在をしている、だからこそこれ…
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97堺堺田輝也農林水産省大臣官房技術総括審議官
お答えいたします。
交雑育種についてまずお答えしますが、これは性質の異なる品種同士を掛け合わせて良い性質を併せ持つ品種を作る手法でございます。膨大な品種の組合せから生まれる個体の中から優良なものを選抜する必要があり、品種開発に長期間を要するというところが課題だというふうに考えております。
一方で、ゲノム編集育種でございますけれども、これは自然界で起こるランダムな突然変異を狙った場所で起こす技術でございます。品種開発のスピードを速めることができ、画期的な育種技術の一つとして期待されるものだと考えております。他方、このゲノム編集技術で品種を育成するには、…
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かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
この点はおっしゃるとおりかと思いまして、やっぱり交配育種ですと、出てきたものは従来の育種ですのでそのまま多分すくすくと育っていくことが見込まれる中において、ゲノム編集というのはやっぱり狙った遺伝子に突然変異を起こす、今日もかねてから議論になっていますが、別のものを入れるわけじゃなくて、未来に起こり得る突然変異を先取りをしているものでありますので、そうした点について、外来遺伝子は入っていないわけでありますが、やはり先取りした突然変異ということであるので、それが正しく育つかどうかというのは分からないと。これをしっかり解明をしていく…
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