ありがとうございます。
ゆきむすび、宮城県の品種は私も大好きな品種で、なかなか食べることができない、遠くに住んでおりますと食べることができないんですけれども。
まず、開発の段階において、先ほど長野県の方の話もありましたけど、いろんなその状況、寒い、暑いとありますが、いろんな状況に対応できる品種を県の試験場が持っていたといいましょうか、ストックとして持っていて、その中で、鬼首と言います、これ鳴子なんですけれども、大崎市の一地域の人たちがこの品種を作りたいというふうに言ったときに対応することができた。それだけの、別に余裕というか、余っていたわけじゃないんですけれど、それを限られた予算、人員の中で維持していて、奨励品種に懸けようということは、需要が見込まれていなかったんですけれども、でも、可能性といいますか、将来の可能性で維持していて、そこに農家の人たちが実際にやってきて、これを試したいと。そのときに試験場も対応し、実際に現地での試験も協力してやっていますし、それから県の普及とかも協力して、実際に、じゃ、本当に規模は少ない、種子の需要は少ないけれども、当時まだ種子法がありましたので、奨励品種にして必要な供給をしようということが行われたというのがまず一つだと思います。
それと、何よりも、お米作って食べる人がいないといけないわけですから、こちらのゆきむすびの場合は、当時本当にお米の価格が一万二千円とかそういうところの状態のときに二万四千円で消費者が買い取るような、そういうシステムを作っていく、それを先ほどCSAというふうな形で、地域支援型農業というふうにお話ししたんですけれども、生産者がいて、それで消費者がいて、しかも消費者がもう確実にその購入を約束するということで生産者を支えていった。
したがって、その種を作っていく公的な試験場の存在と、生産をしたいと言っている地域の農家の人たちと、それを支えたいと言っている消費者というこの三者が、もっとほかにも関係者はいるんですけれども、主要な関係者としてはその三者が連携することになって、しかも、それ以外に、都会から、鳴子の米プロジェクトの場合は、実際に田植とかそういうときに、宮城県外からも実際に田植とか稲刈りとかそういうときに参加してその農の営みというものを実際に共に体験していこうというふうな、消費者が継続的に関わっているという、これが仕組みとしてすごく必要なことだと思います。
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石垣のりこ(立憲)
立憲民主・無所属の石垣のりこと申します。
三人の参考人の先生方、それぞれのお立場から非常に示唆に富んだお話、今日は誠にありがとうございました。
まずは、西川参考人に伺いたいと思います。
今日は、人間は生かされているのだ、存在であるという、改めてそういう現実をこの種子そして種苗の観点から認識、再認識をさせていただくお話を伺ったと思っておりますが、今回の法案、気候変動ももちろんですし、農業資材、輸入依存も非常に高い日本において、高齢化も進む、そして人口減少も進んでいくという様々な条件を考えていきますと、食料の安定供給、絶対的な安定量を確保していく一つの…
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21西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
御質問ありがとうございます。
気候変動等への対応もちろん必要ですし、ただ、実際に安定供給をしていく、絶対量を確保していくということと、それから永続性、環境との関係ということで非常に重要な御質問だと思うんですけれども、先ほども少し時間がなくて完全に説明していなかったんですけれども、一の三で申し上げていたように、産業的な農業を推進するための種子システムというのは、まず今、今回の法案、閣法二法案はそれが進めるところですけれども、そして同時に、議員提案の食料安全保障のための種子システム、それも同時なんですけれども、先ほど私が強調いたしました地域社会、兼業、自給…
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22
石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
先ほど宮城の事例も挙げていただいたんですけど、ゆきむすび、非常に地元でも評判で、ただ、生産量が非常に少ないものですから地元でもなかなか手に入らなくて、ただ、一度食べた方はまたその生産者の方と連絡を取って確保していてもらうというくらい人気のお米でございます。
私も何度かいただいたことありますけれども、またこうした事例というのが、まあ成功事例の一つであると思うんですが、持続していくことの大変さもあると思うんですけれども、どういう条件、共通するものをピックアップするのも大変かもしれませんが、あると、こういう事例というのが一つ、二つと…
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- (上の発言)
23西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
ありがとうございます。
ゆきむすび、宮城県の品種は私も大好きな品種で、なかなか食べることができない、遠くに住んでおりますと食べることができないんですけれども。
まず、開発の段階において、先ほど長野県の方の話もありましたけど、いろんなその状況、寒い、暑いとありますが、いろんな状況に対応できる品種を県の試験場が持っていたといいましょうか、ストックとして持っていて、その中で、鬼首と言います、これ鳴子なんですけれども、大崎市の一地域の人たちがこの品種を作りたいというふうに言ったときに対応することができた。それだけの、別に余裕というか、余っていたわけじゃないんですけれど、それを限られた予算、人員の中で維持していて、奨励品種に懸けようということは、需要が見込まれていなかったんですけれども、でも、可能性といいますか、将来の可能性で維持していて、そこに農家の人たちが実際にやってきて、これを試したいと。そのときに試験場も対応し、実際に現地での試験も協力してやっていますし、それから県の普及とかも協力して、実際に、じゃ、本当に規模は少ない、種子の需要は少ないけれども、当時まだ種子法がありましたので、奨励品種にして必要な供給をしようということが行われたというのがまず一つだと思います。
それと、何よりも、お米作って食べる人がいないといけないわけですから、こちらのゆきむすびの場合は、当時本当にお米の価格が一万二千円とかそういうところの状態のときに二万四千円で消費者が買い取るような、そういうシステムを作っていく、それを先ほどCSAというふうな形で、地域支援型農業というふうにお話ししたんですけれども、生産者がいて、それで消費者がいて、しかも消費者がもう確実にその購入を約束するということで生産者を支えていった。
したがって、その種を作っていく公的な試験場の存在と、生産をしたいと言っている地域の農家の人たちと、それを支えたいと言っている消費者というこの三者が、もっとほかにも関係者はいるんですけれども、主要な関係者としてはその三者が連携することになって、しかも、それ以外に、都会から、鳴子の米プロジェクトの場合は、実際に田植とかそういうときに、宮城県外からも実際に田植とか稲刈りとかそういうときに参加してその農の営みというものを実際に共に体験していこうというふうな、消費者が継続的に関わっているという、これが仕組みとしてすごく必要なことだと思います。
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石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
古川農業試験場ということで、私の地元でありますけれども、同じく試験場で実際に種を作って、種子を作っていらっしゃる栗原参考人に伺いたいと思います。
先ほど、栽培を全国へ拡大している品種についての御説明がありました。一定期間を県内栽培限定として、県内限定栽培として果樹は品種登録後六年間を基本としていると、県の組織内外からの意見を参考に、県内限定を解除していくというお話がございました。このメリットについても言及をしていただいていたわけなんですけれども、例えばこの果樹登録後六年間を基本とされているこの六年間の目安というのがどういう理由…
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25栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
質問ありがとうございます。
私の資料にもありましたような果樹の幾つかの品種ですけれども、例えばナガノパープルというブドウの品種で説明させていただきたいと思います。これが、今、シャインマスカットとか、皮ごと食べられる種なしのブドウということでシャインマスカットが全国的に有名なところだと思いますが、それにも先んじて、長野県ではこの黒系のナガノパープルという品種を育成して、県内で栽培技術を高めてまいったところなんですが、育成し、現地に普及しましたところ、なかなか生産が難しいと、いい品質のものがなかなか作れないということで、試験場、それから普及組織、農家さん、…
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石垣のりこ(立憲)
流通量が拡大して認知が向上していくことと、やっぱり地域限定で作っていくことのそのブランド化というところでこのバランスが意外に難しいのかなというふうに考えます。
もう一点、知的創造サイクルについてもお話をいただきましたけれども、これ、研究開発を持続可能にするという点で一定の合理性もあると思いますし、うまく回っていくというのは実際理想的な形なのかなと思う一方で、公的研究機関としての基本的な使命を考えると、このライセンス収入を増やすことではなくて、地域農業そして食料政策に貢献することというのが基本の軸にあると思います。
この知財収入というのはあくまで政策目…
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