御質問ありがとうございます。
気候変動等への対応もちろん必要ですし、ただ、実際に安定供給をしていく、絶対量を確保していくということと、それから永続性、環境との関係ということで非常に重要な御質問だと思うんですけれども、先ほども少し時間がなくて完全に説明していなかったんですけれども、一の三で申し上げていたように、産業的な農業を推進するための種子システムというのは、まず今、今回の法案、閣法二法案はそれが進めるところですけれども、そして同時に、議員提案の食料安全保障のための種子システム、それも同時なんですけれども、先ほど私が強調いたしました地域社会、兼業、自給的農業などのシステムも担保するような、ここが今法案として完全に欠けていますので、その総合的なシステムをつくっていくような制度。
ただ、逆に言いますと、先ほど少し言いましたけれども、地域で自発的に持続的な農業を行っているような、兼業とか、また農的な営み、自給というふうに言ってもいいと思うんですけれども、そのような人たちの営みを制限しないような法制度というんでしょうか、積極的に応援することが一番いいとは思うんですけれども、そうでなくても、制限しないような法制度というものがやはり必要じゃないかなと。
すなわち、その食料主権とも関係するんですけれども、自分たちが作りたいもの、食べたいものというものを作り続けるような自由を担保するような、そのような仕組みというのをすることが最終的には持続性につながるんじゃないかなと思います。
一方で、ちょっと御質問とは違うかもしれないんですけれども、最近、有機農業は生産性が低いからそれに対して公的な資金を出すのはどうかというふうな意見が財務省の方から出ているかに聞いておりますけれども、時間の単位を短く取るか長く取るかによって生産性というのは完全に考え方が違ってまいりますので、今、その持続性とか、種苗にかかわらずその食料の恒久性ということを考えたときに、有機農業の生産性が低いというふうな前提そのものも考え直していく必要があると思いますので、有機農業に合った種苗の生産等もその分散的な形で確保していく必要があるというふうに考えております。
18栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
私の資料にもあるとおり、私たちが契約した契約相手というのは、イタリアの北部、南チロルの生産者団体でございますけれども、彼らは世界的なアライアンスといいますか連携を組織的に持っておりまして、南半球も含めて五か国でチームを組んでおります。
こういうところで、彼らの中でどういう新しい品種が世界で生み出されているのかというのを常時情報収集をしております。そのための人材と予算も使っているということでございます。それで我々のようなところの品種というものを、これは有望かもしれないというようなところから試験栽培をしてみたいというようなところで…
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19
朝日健太郎(自民)
終わります。ありがとうございました。
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石垣のりこ(立憲)
立憲民主・無所属の石垣のりこと申します。
三人の参考人の先生方、それぞれのお立場から非常に示唆に富んだお話、今日は誠にありがとうございました。
まずは、西川参考人に伺いたいと思います。
今日は、人間は生かされているのだ、存在であるという、改めてそういう現実をこの種子そして種苗の観点から認識、再認識をさせていただくお話を伺ったと思っておりますが、今回の法案、気候変動ももちろんですし、農業資材、輸入依存も非常に高い日本において、高齢化も進む、そして人口減少も進んでいくという様々な条件を考えていきますと、食料の安定供給、絶対的な安定量を確保していく一つの…
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- (上の発言)
21西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
御質問ありがとうございます。
気候変動等への対応もちろん必要ですし、ただ、実際に安定供給をしていく、絶対量を確保していくということと、それから永続性、環境との関係ということで非常に重要な御質問だと思うんですけれども、先ほども少し時間がなくて完全に説明していなかったんですけれども、一の三で申し上げていたように、産業的な農業を推進するための種子システムというのは、まず今、今回の法案、閣法二法案はそれが進めるところですけれども、そして同時に、議員提案の食料安全保障のための種子システム、それも同時なんですけれども、先ほど私が強調いたしました地域社会、兼業、自給的農業などのシステムも担保するような、ここが今法案として完全に欠けていますので、その総合的なシステムをつくっていくような制度。
ただ、逆に言いますと、先ほど少し言いましたけれども、地域で自発的に持続的な農業を行っているような、兼業とか、また農的な営み、自給というふうに言ってもいいと思うんですけれども、そのような人たちの営みを制限しないような法制度というんでしょうか、積極的に応援することが一番いいとは思うんですけれども、そうでなくても、制限しないような法制度というものがやはり必要じゃないかなと。
すなわち、その食料主権とも関係するんですけれども、自分たちが作りたいもの、食べたいものというものを作り続けるような自由を担保するような、そのような仕組みというのをすることが最終的には持続性につながるんじゃないかなと思います。
一方で、ちょっと御質問とは違うかもしれないんですけれども、最近、有機農業は生産性が低いからそれに対して公的な資金を出すのはどうかというふうな意見が財務省の方から出ているかに聞いておりますけれども、時間の単位を短く取るか長く取るかによって生産性というのは完全に考え方が違ってまいりますので、今、その持続性とか、種苗にかかわらずその食料の恒久性ということを考えたときに、有機農業の生産性が低いというふうな前提そのものも考え直していく必要があると思いますので、有機農業に合った種苗の生産等もその分散的な形で確保していく必要があるというふうに考えております。
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石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
先ほど宮城の事例も挙げていただいたんですけど、ゆきむすび、非常に地元でも評判で、ただ、生産量が非常に少ないものですから地元でもなかなか手に入らなくて、ただ、一度食べた方はまたその生産者の方と連絡を取って確保していてもらうというくらい人気のお米でございます。
私も何度かいただいたことありますけれども、またこうした事例というのが、まあ成功事例の一つであると思うんですが、持続していくことの大変さもあると思うんですけれども、どういう条件、共通するものをピックアップするのも大変かもしれませんが、あると、こういう事例というのが一つ、二つと…
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23西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
ありがとうございます。
ゆきむすび、宮城県の品種は私も大好きな品種で、なかなか食べることができない、遠くに住んでおりますと食べることができないんですけれども。
まず、開発の段階において、先ほど長野県の方の話もありましたけど、いろんなその状況、寒い、暑いとありますが、いろんな状況に対応できる品種を県の試験場が持っていたといいましょうか、ストックとして持っていて、その中で、鬼首と言います、これ鳴子なんですけれども、大崎市の一地域の人たちがこの品種を作りたいというふうに言ったときに対応することができた。それだけの、別に余裕というか、余っていたわけじゃないん…
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石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
古川農業試験場ということで、私の地元でありますけれども、同じく試験場で実際に種を作って、種子を作っていらっしゃる栗原参考人に伺いたいと思います。
先ほど、栽培を全国へ拡大している品種についての御説明がありました。一定期間を県内栽培限定として、県内限定栽培として果樹は品種登録後六年間を基本としていると、県の組織内外からの意見を参考に、県内限定を解除していくというお話がございました。このメリットについても言及をしていただいていたわけなんですけれども、例えばこの果樹登録後六年間を基本とされているこの六年間の目安というのがどういう理由…
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