ありがとうございます。
私の資料にもあるとおり、私たちが契約した契約相手というのは、イタリアの北部、南チロルの生産者団体でございますけれども、彼らは世界的なアライアンスといいますか連携を組織的に持っておりまして、南半球も含めて五か国でチームを組んでおります。
こういうところで、彼らの中でどういう新しい品種が世界で生み出されているのかというのを常時情報収集をしております。そのための人材と予算も使っているということでございます。それで我々のようなところの品種というものを、これは有望かもしれないというようなところから試験栽培をしてみたいというようなところで、非常に時間を掛けて試験栽培をし、自分たちの生産現場に適する品種であるかというのを非常に丁寧に検討していくというシステムを彼らは取っております。
なので、我々は、長野県だけのことを申し上げますと、どうしても長野県の県民の農家さんのために、私たち長野県の環境に最も適する新品種を開発していくというのをミッションにしておりますけれども、そのような海外に展開をしていくということを考えた場合には、そういう海外での現地適応性というものをどうやって効率よく評価をしていただく相手方と連携をしていくかというのを考えながら、グローバルに展開を考えていかなければいけないかなと思っておりまして、なかなかそれは県では難しいかなと思っております。
15
朝日健太郎(自民)
ありがとうございます。
今の御説明を伺っていて、暑さにも強い、そして寒さにも強い品種という禅問答のようなお話かなと思ったんですが、そこに関して人材の点でお聞きしたいんです、栗原さんに。
今回、ゲノム編集であるとかAIであるとか、様々なテクノロジーを今後更に活用していくというふうな方向になっていくかと思いますが、やはり人がしっかりとこれまでの経験値、また英知を積み上げていった結果にこの先があるのかなと思っておりますが、若者の皆さんがこういう、農学に分類されるんですかね、こういう専門性の分野、その人材の確保、また必要とされる専門性、こういったところをどの…
この発言のページ
16栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
質問ありがとうございます。
人材育成についてでございます。
この人材育成につきましては、農業関係試験場、育種の分野に限った課題ではございませんけれども、当部では、研究職員の人材育成というのはまさに本年度重点的に取り組むべき課題であるということで今検討しているところでございます。
と申しますのも、先ほども申し上げたとおりで、百二十年以上の歴史を持つ試験場ではあると申し上げたんですけれども、近年やはり人員が減っているというところでございまして、さらに、どうしても、私たち公的機関ということもありますので、コンスタントに世代ごとの人員を採用していくというの…
この発言のページ
17
朝日健太郎(自民)
ありがとうございます。
そろそろお時間になってしまいました。最後の質問にしていきます。栗原さんに、ごめんなさい、連続で申し訳ございません。
種苗法の改正もあるということで、今日の資料の中にあった欧州の生産者団体さんと連携を取ったと、そことしっかり連携取るそのプロセスが非常に難しかったということで、公的機関という側面がそういう原因かなと思いますが、今後更に日本がしっかりとした育種をして、権利を保護していく中で、世界も同じように競争の中にあると思うんですけれども、長野県のお立場から見て、世界のそういう育成に関するこの進歩、この点についてどのようにお考えに…
この発言のページ
- (上の発言)
18栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
私の資料にもあるとおり、私たちが契約した契約相手というのは、イタリアの北部、南チロルの生産者団体でございますけれども、彼らは世界的なアライアンスといいますか連携を組織的に持っておりまして、南半球も含めて五か国でチームを組んでおります。
こういうところで、彼らの中でどういう新しい品種が世界で生み出されているのかというのを常時情報収集をしております。そのための人材と予算も使っているということでございます。それで我々のようなところの品種というものを、これは有望かもしれないというようなところから試験栽培をしてみたいというようなところで、非常に時間を掛けて試験栽培をし、自分たちの生産現場に適する品種であるかというのを非常に丁寧に検討していくというシステムを彼らは取っております。
なので、我々は、長野県だけのことを申し上げますと、どうしても長野県の県民の農家さんのために、私たち長野県の環境に最も適する新品種を開発していくというのをミッションにしておりますけれども、そのような海外に展開をしていくということを考えた場合には、そういう海外での現地適応性というものをどうやって効率よく評価をしていただく相手方と連携をしていくかというのを考えながら、グローバルに展開を考えていかなければいけないかなと思っておりまして、なかなかそれは県では難しいかなと思っております。
19
朝日健太郎(自民)
終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
20
石垣のりこ(立憲)
立憲民主・無所属の石垣のりこと申します。
三人の参考人の先生方、それぞれのお立場から非常に示唆に富んだお話、今日は誠にありがとうございました。
まずは、西川参考人に伺いたいと思います。
今日は、人間は生かされているのだ、存在であるという、改めてそういう現実をこの種子そして種苗の観点から認識、再認識をさせていただくお話を伺ったと思っておりますが、今回の法案、気候変動ももちろんですし、農業資材、輸入依存も非常に高い日本において、高齢化も進む、そして人口減少も進んでいくという様々な条件を考えていきますと、食料の安定供給、絶対的な安定量を確保していく一つの…
この発言のページ
21西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
御質問ありがとうございます。
気候変動等への対応もちろん必要ですし、ただ、実際に安定供給をしていく、絶対量を確保していくということと、それから永続性、環境との関係ということで非常に重要な御質問だと思うんですけれども、先ほども少し時間がなくて完全に説明していなかったんですけれども、一の三で申し上げていたように、産業的な農業を推進するための種子システムというのは、まず今、今回の法案、閣法二法案はそれが進めるところですけれども、そして同時に、議員提案の食料安全保障のための種子システム、それも同時なんですけれども、先ほど私が強調いたしました地域社会、兼業、自給…
この発言のページ