質問ありがとうございます。
私の資料にもありましたような果樹の幾つかの品種ですけれども、例えばナガノパープルというブドウの品種で説明させていただきたいと思います。これが、今、シャインマスカットとか、皮ごと食べられる種なしのブドウということでシャインマスカットが全国的に有名なところだと思いますが、それにも先んじて、長野県ではこの黒系のナガノパープルという品種を育成して、県内で栽培技術を高めてまいったところなんですが、育成し、現地に普及しましたところ、なかなか生産が難しいと、いい品質のものがなかなか作れないということで、試験場、それから普及組織、農家さん、それからJAの組織一体となって、どういう工夫をしたら生産技術を高めて高品質なものを流通させることができるだろうということを、まず私たち長野県の中で取り組むことができました、県内限定をすることでですね。
これでもって、このナガノパープルという品種の長所それから短所、そういうものを県内の農家さんが把握した上でいいものを作るというシステムをつくり上げ、そしてその後、県内限定解除という方向へ持っていくということで、まずは県内の農家さんに、まず、何というんですかね、アドバンテージといいますか、有利性というものをまず持っていただく。
ただし、これを長野県にずっと限定を掛けていても、いつまでたっても長野県内だけの生産量では、全国広くこのナガノパープルというのをマーケットに流すだけの生産量というのを長野県では作れないというような限界がございます。
なので、この品種をこの後県内限定を解除いたしまして、現在では他県で種苗が流通しておりまして、ほかの県でも今ナガノパープル作っていただいているところでございます。今、そろそろ県外産のナガノパープルも出回ってくる頃かなというような時期になっておりますけれども、そこは、先に長野県がリードをしていたということで、まずこの有利性がある、に加えまして、他県とのリレー供給ということで、ナガノパープルの供給量を増やして消費者の皆さんに広く知っていただくというような両方のメリットを考えて、その県内限定という期間を設けて、最初からは開放しないというようなやり方を取っているわけです。
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石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
先ほど宮城の事例も挙げていただいたんですけど、ゆきむすび、非常に地元でも評判で、ただ、生産量が非常に少ないものですから地元でもなかなか手に入らなくて、ただ、一度食べた方はまたその生産者の方と連絡を取って確保していてもらうというくらい人気のお米でございます。
私も何度かいただいたことありますけれども、またこうした事例というのが、まあ成功事例の一つであると思うんですが、持続していくことの大変さもあると思うんですけれども、どういう条件、共通するものをピックアップするのも大変かもしれませんが、あると、こういう事例というのが一つ、二つと…
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23西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
ありがとうございます。
ゆきむすび、宮城県の品種は私も大好きな品種で、なかなか食べることができない、遠くに住んでおりますと食べることができないんですけれども。
まず、開発の段階において、先ほど長野県の方の話もありましたけど、いろんなその状況、寒い、暑いとありますが、いろんな状況に対応できる品種を県の試験場が持っていたといいましょうか、ストックとして持っていて、その中で、鬼首と言います、これ鳴子なんですけれども、大崎市の一地域の人たちがこの品種を作りたいというふうに言ったときに対応することができた。それだけの、別に余裕というか、余っていたわけじゃないん…
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石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
古川農業試験場ということで、私の地元でありますけれども、同じく試験場で実際に種を作って、種子を作っていらっしゃる栗原参考人に伺いたいと思います。
先ほど、栽培を全国へ拡大している品種についての御説明がありました。一定期間を県内栽培限定として、県内限定栽培として果樹は品種登録後六年間を基本としていると、県の組織内外からの意見を参考に、県内限定を解除していくというお話がございました。このメリットについても言及をしていただいていたわけなんですけれども、例えばこの果樹登録後六年間を基本とされているこの六年間の目安というのがどういう理由…
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- (上の発言)
25栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
質問ありがとうございます。
私の資料にもありましたような果樹の幾つかの品種ですけれども、例えばナガノパープルというブドウの品種で説明させていただきたいと思います。これが、今、シャインマスカットとか、皮ごと食べられる種なしのブドウということでシャインマスカットが全国的に有名なところだと思いますが、それにも先んじて、長野県ではこの黒系のナガノパープルという品種を育成して、県内で栽培技術を高めてまいったところなんですが、育成し、現地に普及しましたところ、なかなか生産が難しいと、いい品質のものがなかなか作れないということで、試験場、それから普及組織、農家さん、それからJAの組織一体となって、どういう工夫をしたら生産技術を高めて高品質なものを流通させることができるだろうということを、まず私たち長野県の中で取り組むことができました、県内限定をすることでですね。
これでもって、このナガノパープルという品種の長所それから短所、そういうものを県内の農家さんが把握した上でいいものを作るというシステムをつくり上げ、そしてその後、県内限定解除という方向へ持っていくということで、まずは県内の農家さんに、まず、何というんですかね、アドバンテージといいますか、有利性というものをまず持っていただく。
ただし、これを長野県にずっと限定を掛けていても、いつまでたっても長野県内だけの生産量では、全国広くこのナガノパープルというのをマーケットに流すだけの生産量というのを長野県では作れないというような限界がございます。
なので、この品種をこの後県内限定を解除いたしまして、現在では他県で種苗が流通しておりまして、ほかの県でも今ナガノパープル作っていただいているところでございます。今、そろそろ県外産のナガノパープルも出回ってくる頃かなというような時期になっておりますけれども、そこは、先に長野県がリードをしていたということで、まずこの有利性がある、に加えまして、他県とのリレー供給ということで、ナガノパープルの供給量を増やして消費者の皆さんに広く知っていただくというような両方のメリットを考えて、その県内限定という期間を設けて、最初からは開放しないというようなやり方を取っているわけです。
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石垣のりこ(立憲)
流通量が拡大して認知が向上していくことと、やっぱり地域限定で作っていくことのそのブランド化というところでこのバランスが意外に難しいのかなというふうに考えます。
もう一点、知的創造サイクルについてもお話をいただきましたけれども、これ、研究開発を持続可能にするという点で一定の合理性もあると思いますし、うまく回っていくというのは実際理想的な形なのかなと思う一方で、公的研究機関としての基本的な使命を考えると、このライセンス収入を増やすことではなくて、地域農業そして食料政策に貢献することというのが基本の軸にあると思います。
この知財収入というのはあくまで政策目…
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27栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
先生おっしゃるとおりで、このバランスを取り続けるということが非常に重要だと私たちも自覚しております。
やはり、例えば米ですとか、大豆ですとか、麦ですとか、こういうものにつきましては、やはり土地利用型ということもありますし、それから、一定の品種がたくさん作っていただかないと、実需の方にも、品種が混ざった状態では原料としてなかなか使いづらいということがありますので、地域でまとまった一つの品種でたくさん作るというようなことを考えますと、やはりそこにライセンスという形で我々の方の収入を高めることに傾いてしまうと、そこのバランスが取れな…
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石垣のりこ(立憲)
済みません、印鑰参考人にも質問を用意していたんですけど、済みません、大変申し訳ありません、時間が来てしまいましたので、いただいた御意見を参考に今後の種苗の質疑を進めていきたいと思います。
誠にありがとうございました。
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