お答えいたします。
JICTにおける投資判断におきましては、我が国の国益に反する事業運営などを防止すべく、日本企業及びJICTによる投資先のガバナンス確保を重要な判断要素の一つとしてございます。実際に、現在海外企業に対して投資している案件につきましては、いずれも日本企業が筆頭株主となり取締役を派遣しているなど、投資先のガバナンス確保が適切に行われているところでございます。
また、JICT法に基づきまして定められましたJICTの支援基準では、対象事業が公的な資金による支援を受けることに鑑み、対象事業を効率的、効果的かつ確実に実施する体制を確保するなど、対象事業者が適切な経営責任を果たすことが見込まれることを支援基準の一つとして定めてございまして、JICTにおいては、JICTが投資した資金が適切に活用される体制が確保されているかも含めまして投資判断を行ってございます。
さらに、JICTにおきましては、週次で全社会議や原則四半期のモニタリング会議なども通じまして投資先の事業状況や財務状況なども確認して、適切な事業運営が行われているところをモニタリングしているところでございます。
総務省といたしましては、JICTの我が国経済の持続的な成長に寄与するという設立目的に照らしまして、JICTにおいて投資先での国益にかなった適切な事業運営を確保するための取組が行われているか、JICTにおける投資先のモニタリング状況の定期的な聴取などを通じまして、また、今後の対外に対する説明もしっかりしていくことなども通じまして、適切に監督を行ってまいります。
75中中田優子(参政)
今、例外的な事由が、JOINとは別で、JICTはないというふうなお話いただきましたけれども、やはりほかの先生からも同様に、今の不安定な安全保障環境、地政学リスクなどを考えると、必ずしも十年から十五年に収まるということも断言はできないというふうに考えております。
そして、この投資をするにおいて、この原資となるものは財政投融資であり、国民の財産、これを運用するということは当然に責任が伴ってまいりますので、本事業がまず、いかに有意義な形で成果を上げていくか、こういったところも踏まえた上でこういった期限の延長をするのか、期間においても検討が必要であると考えてお…
この発言のページ
76布布施田英生総務省国際戦略局長
お答えいたします。
JICTが支援決定いたしました海底ケーブル事業は四件ございますが、いずれの事業におきましても、海底ケーブルを保有、運用する事業体に対する出資比率は我が国企業とJICTの合計で過半数を占めておりまして、我が国が主導する形で進められているものでございます。海底ケーブルは国際通信の基盤でございまして、我が国を含め、多くの国々において経済社会活動を支える極めて重要なインフラとなってございます。
例えば、JICTは、日本、シンガポール、インドの間を接続する海底ケーブル事業を支援してございますが、我が国の企業が主導してインド太平洋地域の基幹的…
この発言のページ
77中中田優子(参政)
他国企業とのこういった共同出資であれば、やはり日本企業が事業のグリップをできるかどうか、非常に重要であると感じております。
しかし、この出資比率、おっしゃっていただいた部分や、実際のこういった支配権についてはやはり外部からでは見えにくい構造となっております。民間企業も入っておりまして、当然に内部を全て公開することはできないと理解はしておりますけれども、そこも課題の一つであると考えておりますので、やはり国民の理解を得られる形でのできる限りの見える化をお願いしたいと思っております。
次に、海外企業への直接投資についてお伺いします。
投資資金が海外に流出…
この発言のページ
- (上の発言)
78布布施田英生総務省国際戦略局長
お答えいたします。
JICTにおける投資判断におきましては、我が国の国益に反する事業運営などを防止すべく、日本企業及びJICTによる投資先のガバナンス確保を重要な判断要素の一つとしてございます。実際に、現在海外企業に対して投資している案件につきましては、いずれも日本企業が筆頭株主となり取締役を派遣しているなど、投資先のガバナンス確保が適切に行われているところでございます。
また、JICT法に基づきまして定められましたJICTの支援基準では、対象事業が公的な資金による支援を受けることに鑑み、対象事業を効率的、効果的かつ確実に実施する体制を確保するなど、対象事業者が適切な経営責任を果たすことが見込まれることを支援基準の一つとして定めてございまして、JICTにおいては、JICTが投資した資金が適切に活用される体制が確保されているかも含めまして投資判断を行ってございます。
さらに、JICTにおきましては、週次で全社会議や原則四半期のモニタリング会議なども通じまして投資先の事業状況や財務状況なども確認して、適切な事業運営が行われているところをモニタリングしているところでございます。
総務省といたしましては、JICTの我が国経済の持続的な成長に寄与するという設立目的に照らしまして、JICTにおいて投資先での国益にかなった適切な事業運営を確保するための取組が行われているか、JICTにおける投資先のモニタリング状況の定期的な聴取などを通じまして、また、今後の対外に対する説明もしっかりしていくことなども通じまして、適切に監督を行ってまいります。
79中中田優子(参政)
ありがとうございます。
やはり海外企業の買収となりますと、国内MアンドA以上に、言語のハードルでありますとか海外法令の確認等、当然に難易度やリスクが上がると思っております。その上での国益の担保、そして判断基準や持続可能性はとても重要であり、民間事業者を頼りにするのではなく、引き続き政府としても責任を持って事業運営に関与をしていただきたいです。
続きまして、国民への還元という観点からお伺いいたします。
今おっしゃっていただきましたJICT法の理念には、我が国経済の持続的な成長に寄与することと明記されております。しかしながら、国民の立場から見れば、官民…
この発言のページ
80
堀内詔子(自民)総務副大臣
JICTによる支援が我が国における情報通信産業の活性化や稼ぐ力の向上に寄与することで、国民の所得向上や雇用の安定など、国民の生活に還元されていくと認識しております。
具体的には、この十年間のJICTの実績として、海底ケーブルやデータセンターなどのデジタルインフラを中心に二十八件の支援決定を行っており、二〇二四年度末までの累積投資額は約千百五十九億円、それによって誘発された民間投資額が七千百六十七億円と、JICTの投資額に対する民間投資額は約六・二倍となっております。これらの支援は、日本企業による海外需要の獲得に着実に貢献し、民間投資の呼び水として機能し…
この発言のページ
81中中田優子(参政)
今のお話でありますと、もちろん、民間投資の呼び水として政府が投資を行い、そして民間が大幅に投資を拡大したというお話は理解いたしましたけれども、物価高に苦しむ国民への対応として、じかに今、今もまさにおっしゃっていただいた賃金のアップでどれぐらい上がってきたかとか、皆様のそういった生活の中で実感できる、そういった投資が行われているかというところで、また引き続き議論をさせていただきたいと思いますので、はい、ありがとうございます。
そして、次ですね、済みません、四つ目、問いに行かせていただきます。
官民ファンドの収益性と政策目的の関係についてお伺いします。
…
この発言のページ