井上樹彦日本放送協会会長

2026年3月31日・第221回国会 参議院 総務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

お答え申し上げます。

御指摘のように、大型スポーツイベントの放送権料は世界的に高騰する傾向にあります。一般的な話になりますけれども、放送権料の高騰によって国民的関心の高いスポーツイベントを視聴する機会が限られてくるというふうなことになったとしましたら、競技の普及という面からも好ましくないと感じております。

NHKとしては、こうした国民的なスポーツイベントを誰もが堪能できる機会を設けることは、公共放送、公共メディアとして果たすべき重要な役割の一つだというふうに考えております。一方で、受信料で運営されるNHKといたしましては、放送権料を無制限に支払うこともできません。多様で質の高いコンテンツを合理的なコストで視聴者の皆様にお届けできるように、放送権をめぐる情報を収集、分析して、NHKとして放送すべきスポーツコンテンツを取捨選択していきたいというふうに考えております。

先ほどのユニバーサルアクセス制度の件なんですけれども、これについては、視聴者や、あるいは放送・配信事業者、それから競技団体、そういった関係者の間で多様な意見があるのではないかというふうに考えます。そうした関係者の間で議論を行う場が設けられれば、NHKとしても公共メディアとして役割を果たしていきたいというふうに考えております。

以上です。

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