中嶋太一日本放送協会理事

2026年3月31日・第221回国会 参議院 総務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 29 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

お答えいたします。

視聴者・国民の皆様の命と暮らしを守る報道は、公共放送、公共メディアの重要な役割でありまして、今御質問いただいた地域放送会館は、取材、制作、情報発信の重要な拠点だというふうに考えております。

老朽化した放送会館につきましては計画的に建て替えていく必要があるんですけれども、二〇二一年頃からの急激な物価高騰の影響を受けて入札で不落が続きまして、計画を進められない状況というのが進んでまいりました。ただ、命と暮らしを守るための放送機能が維持できなくなるということはあってはならないことでありまして、緊急時の取材・伝送拠点を別途整備するなど、必要な措置をとっているところであります。

さらに、放送をめぐるIP化、クラウド化などの技術革新が今大きく進展をしております。こうした最新技術を活用した省スペース、低コストの新たな地域放送会館の見通しが今立ってきたことから、今後の会館整備の基本要件をまとめまして、まず、南海トラフ地震で津波の浸水が想定される高知で今具体化を進めているところであります。

令和八年度予算では、老朽化が進む地域放送会館の建て替えに備えて、三百五十三億円を新たに建設積立資産に繰り入れることにしておりまして、ほかの放送会館についても、令和九年度からの次期中期経営計画に反映するなど、順次検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

前後のやりとり

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