井上樹彦日本放送協会会長

2026年3月31日・第221回国会 参議院 総務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 25 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

お答えいたします。

御質問のこの二元体制についてですけれども、放送法の下、受信料を基本財源とする公共放送NHKと広告料を主な財源とする民間放送、これがそれぞれの役割を担いながら共存することを基本に発展してきたというふうに認識しております。この二元体制は放送文化の根幹を成すものでありまして、NHKと民放がそれぞれの長所を生かして切磋琢磨することで視聴者の多様なニーズに応じてきたというふうに考えております。

その上で、公共放送NHKの意義は、受信料を財源とすることで、特定の利益や視聴率に左右されることなく、社会生活の基本となる確かな情報、豊かな文化を育む多様な番組を、いつでもどこでも誰にでも提供する役割を担っている点にあるというふうに考えております。

先生御指摘のように、最近はメディア環境や視聴スタイルが急速に変化しておりまして、そういった中でもこの民放との二元体制をしっかり堅持して、公共放送、公共メディアとしての使命や役割を果たしていくというのが重要だというふうに考えております。

これからも、民放とも適切に連携、協調しながら、放送でもまたインターネットでも、正確な情報や豊かな番組、コンテンツをお届けしていくと。そして、国民・視聴者の皆様の知る権利に応え、健全な民主主義の発達に資するというNHKの役割をこれからも果たし続けていきたいというふうに考えております。

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