井上会長から大変力強い決意をいただきました。
連続テレビ小説も「風、薫る」が始まりまして、会長には、この十八年ぶりの内部からの選出ということで、やはり新風を吹かしていただきながらNHKをしっかりと引っ張っていただきたい、そのことをお願いを申し上げます。
続きまして、第二問もNHK会長にお伺いをいたしたいと思います。
会長は、場面場面で、二元体制、民間放送と公共放送の二元体制の維持は非常に大切だということをおっしゃっております。私も全く同感でございます。
私も、自分の幼い頃を思い返してみますと、やはり家族が集まる居間の中心にはテレビがありまして、夕御飯どきなど、子供だけがいるときは民放のバラエティーを楽しんでおりますけれども、仕事から遅く帰ってきた父親が居間に入ってくると、ガチャガチャッと無理やりNHKにチャンネルを変えられて、無理やりという言い方は悪いですけれども、変えられてしまいまして、昔の家庭の中では自然と民放と公共放送の二元体制を維持する仕組みがあったんだなと思い返しているところでございます。
ただ、時代も移り変わりまして、本当に国民・視聴者の皆様が情報を得る手法も大きく変わってまいりました。例えば、電車の中の風景も、一昔前は、外国人の方が驚いたのは、大人の方も漫画を読んでいたり、あと、治安の良さを反映して居眠りしている人がいるのを驚かれた、そういった話をよく聞きました。ただ、今、電車の風景を見ますと、漫画を読んでいる方も居眠りをしている方もいなくて、ひたすら皆さん自分のスマホを手にスマホとにらめっこをしている。一人きょろきょろ周りを見渡しているのは私ぐらいのような状況がございます。
そういった中で、ネット視聴時間の方が、テレビの視聴時間より国民の平日の生活の中でネット視聴時間の方が長くなってきたというのはもう数年前の報告でございまして、特に若い世代においてはその傾向がより顕著になっている状況がございます。また、単身の男性、若い世代におきましては、テレビを持っていない者が四割にも上るという報告もございました。
私、この視聴環境の変化というものは、公共放送の在り方を国民・視聴者が感じる上で非常に難しい状況になってきたのかなと思っております。私どもの頃は、やはりテレビがあり、限られたチャンネル数の中で自然にNHKに触れて、そういった公共放送の公平で非常に地域に根差した情報というものが私たちの生活を支えている、そういった感情を自然に持っていることができたと思っております。ただ、今はそういったことを肌感覚で感じることが非常に難しくなっている状況にあると思います。
ただ、私、やはり公共放送の崇高な理念というものは大切にしないといけないと思っておりますし、この点について、井上会長がまさにこの公共放送の意義というものをどのように伝えていき、またこれからの公共放送というものをどう形作っていこうとされているのか、そのことをお伺いしたいと思います。
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吉川沙織(立憲)
以上で説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
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22藤藤井一博(自民)
皆さん、おはようございます。NHK予算質疑、一番バッターの自由民主党の藤井一博でございます。
本日は野球に関しての質問もさせていただきますので、野球用語を使わせていただきました。
まず最初に、井上樹彦会長にお伺いをいたします。
この度、稲葉前会長の任期満了を受けて、一月二十五日にNHK新会長に就任をされました。これまで、NHK会長は経済界など外部出身の方が六代続いたこともありまして、内部からの選出は十八年ぶりでございます。
井上会長は、政治記者としてのキャリアを積み、また副会長として組織を支えてこられました。そのような経験から、今NHKが抱えてい…
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23井井上樹彦日本放送協会会長
お答え申し上げます。
NHKが今直面しております喫緊の課題は、事業構造それから収支構造の二つに集約できると考えております。
まず、事業構造についてですけれども、質の高いコンテンツを安定的に生み出すことのできる組織にすることが重要だというふうに考えております。そのために、コンテンツの開発力、発信力、国際展開力を抜本的に強化したいというふうに思っております。
また、こうした良質なコンテンツを全国にあまねく提供し続けていくためには、これを支える強固な財政的な基盤が欠かせません。この収支構造の課題については、まず、受信料収入の下げ止まりを実現したいと、これ…
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- (上の発言)
24藤藤井一博(自民)
井上会長から大変力強い決意をいただきました。
連続テレビ小説も「風、薫る」が始まりまして、会長には、この十八年ぶりの内部からの選出ということで、やはり新風を吹かしていただきながらNHKをしっかりと引っ張っていただきたい、そのことをお願いを申し上げます。
続きまして、第二問もNHK会長にお伺いをいたしたいと思います。
会長は、場面場面で、二元体制、民間放送と公共放送の二元体制の維持は非常に大切だということをおっしゃっております。私も全く同感でございます。
私も、自分の幼い頃を思い返してみますと、やはり家族が集まる居間の中心にはテレビがありまして、夕御飯どきなど、子供だけがいるときは民放のバラエティーを楽しんでおりますけれども、仕事から遅く帰ってきた父親が居間に入ってくると、ガチャガチャッと無理やりNHKにチャンネルを変えられて、無理やりという言い方は悪いですけれども、変えられてしまいまして、昔の家庭の中では自然と民放と公共放送の二元体制を維持する仕組みがあったんだなと思い返しているところでございます。
ただ、時代も移り変わりまして、本当に国民・視聴者の皆様が情報を得る手法も大きく変わってまいりました。例えば、電車の中の風景も、一昔前は、外国人の方が驚いたのは、大人の方も漫画を読んでいたり、あと、治安の良さを反映して居眠りしている人がいるのを驚かれた、そういった話をよく聞きました。ただ、今、電車の風景を見ますと、漫画を読んでいる方も居眠りをしている方もいなくて、ひたすら皆さん自分のスマホを手にスマホとにらめっこをしている。一人きょろきょろ周りを見渡しているのは私ぐらいのような状況がございます。
そういった中で、ネット視聴時間の方が、テレビの視聴時間より国民の平日の生活の中でネット視聴時間の方が長くなってきたというのはもう数年前の報告でございまして、特に若い世代においてはその傾向がより顕著になっている状況がございます。また、単身の男性、若い世代におきましては、テレビを持っていない者が四割にも上るという報告もございました。
私、この視聴環境の変化というものは、公共放送の在り方を国民・視聴者が感じる上で非常に難しい状況になってきたのかなと思っております。私どもの頃は、やはりテレビがあり、限られたチャンネル数の中で自然にNHKに触れて、そういった公共放送の公平で非常に地域に根差した情報というものが私たちの生活を支えている、そういった感情を自然に持っていることができたと思っております。ただ、今はそういったことを肌感覚で感じることが非常に難しくなっている状況にあると思います。
ただ、私、やはり公共放送の崇高な理念というものは大切にしないといけないと思っておりますし、この点について、井上会長がまさにこの公共放送の意義というものをどのように伝えていき、またこれからの公共放送というものをどう形作っていこうとされているのか、そのことをお伺いしたいと思います。
25井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
御質問のこの二元体制についてですけれども、放送法の下、受信料を基本財源とする公共放送NHKと広告料を主な財源とする民間放送、これがそれぞれの役割を担いながら共存することを基本に発展してきたというふうに認識しております。この二元体制は放送文化の根幹を成すものでありまして、NHKと民放がそれぞれの長所を生かして切磋琢磨することで視聴者の多様なニーズに応じてきたというふうに考えております。
その上で、公共放送NHKの意義は、受信料を財源とすることで、特定の利益や視聴率に左右されることなく、社会生活の基本となる確かな情報、豊かな文化を育む…
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26藤藤井一博(自民)
御答弁をいただきました。
ただいま受信料のことにも言及をいただきました。受信料についても質問させていただきたいと思います。
井上会長も就任会見の中で、公共放送として、特定の利益あるいは視聴率に左右されずに、正確、公正公平な情報を多種多様な人に全国あまねく届けていくという役割を果たす上で、その財源として最上の制度なのではないかと思っていると御発言をされております。
この受信料収入の基盤をいかに強化していくかということにつきまして、受信料特別対策センターの成果も含めて御報告をいただきたいと思います。
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27小小池英夫日本放送協会専務理事
お答えいたします。
受信料の公平負担の観点から、未収の増加に歯止めを掛けるため、昨年十月に受信料特別対策センターを本部に設置し、支払督促による民事手続を強化しております。
支払督促の申立て数については、今年度は前年度の十倍を超えます千三百六十八件となっております。二〇二六年度は二千件を超える規模の申立てを全ての都道府県で実施する予定であります。
昨年十一月に未収対策を強化することを報道発表してから二月末までに、未収の方からの支払が前年度の同じ時期に比べて二倍近くの実績となっております。さらに、インターネットを通じた新規契約の申出も大幅に増えておりま…
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