富山英範国土交通省大臣官房審議官

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 197 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

お答えいたします。

橋梁やトンネルなどの道路施設については、建設から五十年が経過する施設の割合が加速度的に増加しております。老朽化対策を効率的、効果的に進めていくためには、損傷が軽微な段階で対策を行う予防保全に転換していくことが重要と考えています。

平成二十六年度以降、道路管理者は、橋梁やトンネルなどについて、法令に基づき、五年に一回の頻度で点検及び診断を行うこととしております。この診断の結果、早期又は緊急に措置を講ずべきとされた施設につきましては、次回点検までの五年以内に修繕等を実施すべきとしているところでございます。

しかしながら、地方公共団体が管理する橋梁におきましては、令和元年度の点検で早期又は緊急に措置を講ずべきと診断されたもののうち、五年後の令和六年度末までに修繕等の措置に着手した割合、これは七六%にとどまっている状況であります。その理由としては、財政的な要因や地方公共団体における技術者の不足などの技術的な要因があると認識をしております。

国土交通省では、こうした状況を踏まえ、道路メンテナンス事業補助制度などの財政措置や、各都道府県に設置しております道路メンテナンス会議を通じて、地方公共団体からの技術的相談への対応や研修の実施などといった支援を行っているところでございます。

国土交通省といたしましては、こうした取組を通じ、地方公共団体における老朽化対策が着実に推進されるよう引き続き支援をしてまいります。

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