ありがとうございました。
次に、PIO―NETと消費生活相談のデジタル化についてお伺いします。
全国消費生活情報ネットワークシステム、いわゆるPIO―NETは、全国の消費生活センターをオンラインで結び、悪質商法や製品事故などの相談情報を集約、共有する、まさに消費者行政の生命線とも言えるシステムだと思います。年間およそ九十万件を超える相談情報が集積されていて、全国の相談現場での迅速な対応、新たな詐欺の手口への注意喚起や悪質事業者への行政対応、また制度改正や政策立案など極めて重要な役割を果たしています。
一方で、現場では、長年、システムの老朽化や相談員への過重な事務負担、またデジタル化の遅れが大きな課題となってきました。そのために、今年九月には、AI技術なども導入した新システムへの大規模刷新、いわゆるDX化が予定されていると思います。しかし、現場からは期待と同時に強い不安の声も上がっているんですね。
まず、現在の最大の課題の一つというのが入力負担の多さです。多くの自治体では、庁内システムとそのPIO―NETが連携していなくて、その相談員の方々が住民から受けた相談内容をまず自治体のシステムへ入力をして、その後、全く同じ内容をPIO―NETの方に再入力しているということをお聞きしまして、つまりその二重の入力作業が日常化しているということです。現場からは、相談者に寄り添う時間よりも入力作業に追われてしまっていると、本来の相談業務に集中できないという切実な声も上がっています。
ここでお伺いします。
新システムでは、現場の負担軽減につながっていくことが重要だと思います。現段階でどういう状況になっているのか教えてください。また、今後、例えばAIによる音声入力とか、あと要約機能などの実装が必要だというふうに考えるんですけれども、そういったDXの取組についてもお伺いしたいと思います。
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黄川田仁志(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助)
生稲委員にお答えします。
消費生活相談員の大半は地方公共団体の会計年度任用職員でありまして、その任用や処遇については、地方公務員法等に基づき、各地方公共団体において適切に対応されるべきものでございます。
他方、消費者トラブルが高度化、複雑化し、相談対応に求められる専門性等が高まる中、消費生活相談員を専門職として適切に処遇することが重要であると認識しております。
消費者庁では、これまで、いわゆる雇い止めの解消を含む消費生活相談員の処遇改善を地方公共団体に繰り返し働きかけてまいりました。今回、地方消費者行政強化交付金を見直しまして、相談員の処遇改善にも…
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生稲晃子(自民)
ありがとうございます。本当、相談員の皆様は大切でありますので、丁寧にお願いいたします。
続きまして、人口規模や地域の特性によって相談体制には差があると思います。特に小規模の自治体では、単独で十分な相談体制を維持することというのは難しい状況もあるのではないかというふうに考えます。その意味で、大臣が述べられた広域連携、これは大変重要です。一方で、広域化を進める際には、相談へのアクセスが低下をして地域事情が反映されにくくなる、また高齢者が相談しづらくなるといった懸念もあります。
ここでお伺いします。
広域連携を推進する中で、地域に密着した相談体制をどのよ…
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10尾尾原知明消費者庁審議官
お答え申し上げます。
消費者の安全、安心確保のためには、身近な相談窓口の確保が望ましいではございますけれども、人手不足等の中、特に小規模な自治体では、単独で消費生活センターを設置することは容易ではございません。このため、単独で消費生活センターを運営することが困難な自治体においては、広域連携による体制整備や機能確保も有力な選択肢と考えております。
今回の交付金の見直しでは、広域連携の促進策として、市町村連携により広域的な消費生活センターを新たに立ち上げる、あるいは既存の広域連携に新たに参加する自治体、広域連携を構成する自治体間の連携強化のため消費生活セ…
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- (上の発言)
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生稲晃子(自民)
ありがとうございました。
次に、PIO―NETと消費生活相談のデジタル化についてお伺いします。
全国消費生活情報ネットワークシステム、いわゆるPIO―NETは、全国の消費生活センターをオンラインで結び、悪質商法や製品事故などの相談情報を集約、共有する、まさに消費者行政の生命線とも言えるシステムだと思います。年間およそ九十万件を超える相談情報が集積されていて、全国の相談現場での迅速な対応、新たな詐欺の手口への注意喚起や悪質事業者への行政対応、また制度改正や政策立案など極めて重要な役割を果たしています。
一方で、現場では、長年、システムの老朽化や相談員への過重な事務負担、またデジタル化の遅れが大きな課題となってきました。そのために、今年九月には、AI技術なども導入した新システムへの大規模刷新、いわゆるDX化が予定されていると思います。しかし、現場からは期待と同時に強い不安の声も上がっているんですね。
まず、現在の最大の課題の一つというのが入力負担の多さです。多くの自治体では、庁内システムとそのPIO―NETが連携していなくて、その相談員の方々が住民から受けた相談内容をまず自治体のシステムへ入力をして、その後、全く同じ内容をPIO―NETの方に再入力しているということをお聞きしまして、つまりその二重の入力作業が日常化しているということです。現場からは、相談者に寄り添う時間よりも入力作業に追われてしまっていると、本来の相談業務に集中できないという切実な声も上がっています。
ここでお伺いします。
新システムでは、現場の負担軽減につながっていくことが重要だと思います。現段階でどういう状況になっているのか教えてください。また、今後、例えばAIによる音声入力とか、あと要約機能などの実装が必要だというふうに考えるんですけれども、そういったDXの取組についてもお伺いしたいと思います。
12尾尾原知明消費者庁審議官
お答え申し上げます。
PIO―NETは、地方の相談対応における支援ツールとして、また集約された相談情報を基に国が政策の企画立案、執行などを行うなど、国、地方の消費者行政に不可欠な基盤となっております。
他方、相談情報の入力は相談員の負担となっており、業務の効率化は重要な課題と認識しております。今回のPIO―NET刷新において、PIO―NETの入力項目、キーワードを削減する見直しを行うとともに、相談員の相談情報入力の支援に資するものとして、相談対応の中で類似事例や助言候補などの情報を相談員に即時に提供する機能の構築を進めております。
こうした新システ…
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生稲晃子(自民)
ありがとうございます。
これ、負担というのは、一番、やっぱり仕事をやる上でもやる気がうせてしまうというか、になると思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。
次に、このPIO―NETのその新システム移行について、また更にお伺いいたします。
PIO―NETは、全国の消費生活相談情報を集約するまさに消費者行政を支える国家的インフラであり、相談現場にとって極めて重要なシステムです。
現場からは、相談情報の共有とか、あと業務効率化に期待するという声がある一方で、過去のシステム改修時には、システム障害によって窓口対応が非常に混乱し…
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14尾尾原知明消費者庁審議官
お答え申し上げます。
新しいPIO―NETシステムの移行に先立ち、令和八年四月六日より、お試し版のシステムであるベータ版システムの提供を開始し、各自治体において新しいPIO―NETシステムの操作方法等について今習熟いただいておるところでございます。
また、自治体への支援として、国民生活センターとの連携の下、新しいPIO―NETシステムに関する専用のヘルプデスクの設置、消費者行政担当職員及び消費生活相談員等の新しいPIO―NETシステムに係る研修を行っているところでございます。
あわせて、自治体への財政面の支援でございます。地方消費者行政強化交付金に…
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