石田晋也金融庁監督局長

2026年4月23日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 127 発言)

お答え申し上げます。

今御指摘のとおり、昨今の国内金利の上昇によりまして、一部の信用金庫、信用組合で保有する有価証券、主に国債でございますけれども、こういったものの評価損益が悪化しておりますけれども、足下、地域金融全体で見ますと、総じて充実した資本基盤を有しておりまして、金融システム全体といたしましては、総体として安定している状態というふうに認識しております。

一方で、個々の金融機関が将来の金融市場の変動にしっかりと対応できるリスク管理態勢を構築し、地域における金融仲介機能を継続して発揮していくということは非常に重要なことだというふうに認識しております。

こうした状況を踏まえまして、私どもといたしましては、昨年七月に協同組織金融モニタリング室といったものも新しく設置いたしまして、有価証券運用の状況や財務の健全性等につきましてモニタリングを更にしっかり進めるような体制も取っております。加えて、昨年末に取りまとめました地域金融力強化プランでは、事案に応じて立入検査を有効に活用するなど、財務局を含めたモニタリング体制の抜本的強化ですとか、あるいは金利変動等の定量データに基づいたより深度あるモニタリング、検証を行うことを掲げて、実行に移しているところでございます。

当庁といたしましては、地域金融機関が金融仲介機能をしっかりと発揮できるように、引き続き、金利上昇が財務の健全性に与える影響等につきましてモニタリングをしっかりとやっていかなきゃいけないというふうに思っております。

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