愛媛県選出のながえ孝子です。
今回、建築物のライフサイクル全体でCO2の排出量を評価し、環境性能を見える化するという仕組みが導入されます。低炭素な建築物がしっかり評価される制度として大変期待をしています。
その中で重要な役割を果たすのが、木材だと思っているんです。木は貴重なCO2の吸収源で、特に若木で伸びていくときにたくさんのCO2を吸収して、建築物として使われている間は長期間蓄えます。なので、育てて切って使って、また植えて育てるという循環がしっかり回っていくようにするために、国産材の利用を拡大することが大変重要だと思っています。二〇二四年の日本の建築物の木造率というのは四七・二%、まだ半分以下なんですね。私の地元愛媛県は全国有数の実は木材産地なので、今日は国産材の需要拡大を願って質問をさせていただきます。
例えば、役場、病院、保育園など公共の建築物の木造率は二〇二四年度で全体の一五・九%、まだまだこの木造化というのは大きな余地があります。一般競争入札では、やっぱり価格が重視されるんですね。そうすると、木造や木造ハイブリッド、コンクリートや鉄筋と組み合わせたものですが、こういったものはちょっと割高になるので、入札では不利になってしまいます。入札で木が負けてしまう仕組みのままで木を使えと言っても、事は進みません。
今改正でせっかくライフサイクルカーボン評価の仕組みができ上がるので、一歩進んで、このライフサイクルカーボンの削減量などを入札での評価項目にしっかり位置付けて、木造など環境評価の高い建築物が実際に選ばれやすくなる制度にアップデートすべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
89木木村英子(れいわ)
ありがとうございます。バリアフリー化を今後もしっかりと進めていただきたいと思います。
次に、ライフサイクルカーボン算定という新しい制度を導入するに当たり、建築設計に関わる方に適切な報酬が得られるような対策が必要だと考えます。
資料一を御覧ください。
パブリックコメントによると、業務量が増えることで、適切な報酬、対価が反映されるのかという心配の声が上がっています。これに対して国交省は、対価が正当に支払われる環境の整備に努めていくと答えてはいますが、そのためにはどのような仕組みをつくっていくのでしょうか。そしてまた、働く人に対して、仕事量に見合った報酬…
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90宿宿本尚吾国土交通省住宅局長
お答えをいたします。
建築物のライフサイクルカーボン評価を含む建築設計などの報酬につきましては、個々の契約において定められることが基本でありますが、建築士の業務の適正化を図る観点から、業務に見合った適正な報酬が確保されるといったこと、重要でございます。
このため、国土交通省といたしましては、報酬の算定方法に関する業務報酬基準といったものを建築士法に基づく大臣告示として定めております。この中で、具体的には、業務に必要となる費用を積み上げて算出する実費加算方式を基本とするということを定めております。したがいまして、建築物のライフサイクルカーボン評価に要す…
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91木木村英子(れいわ)
ありがとうございます。
仕事量が増えたのに報酬が上がらないということがないように取り組んでいただきたいと思います。
また、建築士の方の人手不足というのがすごく深刻化しています。人手不足の背景はいろいろありますけれども、高齢化もあり、家族の介護を理由に離職も増えています。こうした課題についても国として注視しながら、建築士の方の働きやすい環境整備を含めて取り組んでいただきたいとお願いしまして、質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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- (上の発言)
92なながえ孝子政府参考人など
愛媛県選出のながえ孝子です。
今回、建築物のライフサイクル全体でCO2の排出量を評価し、環境性能を見える化するという仕組みが導入されます。低炭素な建築物がしっかり評価される制度として大変期待をしています。
その中で重要な役割を果たすのが、木材だと思っているんです。木は貴重なCO2の吸収源で、特に若木で伸びていくときにたくさんのCO2を吸収して、建築物として使われている間は長期間蓄えます。なので、育てて切って使って、また植えて育てるという循環がしっかり回っていくようにするために、国産材の利用を拡大することが大変重要だと思っています。二〇二四年の日本の建築物の木造率というのは四七・二%、まだ半分以下なんですね。私の地元愛媛県は全国有数の実は木材産地なので、今日は国産材の需要拡大を願って質問をさせていただきます。
例えば、役場、病院、保育園など公共の建築物の木造率は二〇二四年度で全体の一五・九%、まだまだこの木造化というのは大きな余地があります。一般競争入札では、やっぱり価格が重視されるんですね。そうすると、木造や木造ハイブリッド、コンクリートや鉄筋と組み合わせたものですが、こういったものはちょっと割高になるので、入札では不利になってしまいます。入札で木が負けてしまう仕組みのままで木を使えと言っても、事は進みません。
今改正でせっかくライフサイクルカーボン評価の仕組みができ上がるので、一歩進んで、このライフサイクルカーボンの削減量などを入札での評価項目にしっかり位置付けて、木造など環境評価の高い建築物が実際に選ばれやすくなる制度にアップデートすべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
93宿宿本尚吾国土交通省住宅局長
お答えをいたします。
委員御指摘のとおり、環境性能の高い建築物を普及する一環として、公共建築物においてライフサイクルカーボン評価を率先して取り組むこと、これが重要だと考えております。
この法案におきましては、ライフサイクルカーボン評価の、ライフサイクルカーボン評価実施の義務付け対象として、民間建築物につきましては五千平方メートル以上の事務所の新築、増改築とする予定でありますが、国が建設をする建築物につきましてはその対象を少し広げまして、二千平方メートル以上の事務所の新築、増改築とすることとしてございます。
また、地球温暖化対策推進法に基づく地方公共…
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94なながえ孝子政府参考人など
しっかりお願いをいたします。
日本では、戸建ての住宅の木造率というのは実は九一%を超えているんですね。一方、中高層建築物、つまりビルです。ビルの木造率というのは一%でしかありません。でも、技術面ではこの木造ハイブリッドの技術が進んできておりまして、増えております。
資料一を御覧ください。一番左側が、来年の一月、日本橋に日本で一番高い十八階建ての木造ハイブリッドオフィスビルが完成をいたします。同規模のビルに比べて、CO2排出量およそ三〇%削減ですね。真ん中が日本の木造の草分けであります、ビルの草分け、大林組の研修所で、純木造の十一階建てのビルです。右側…
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95
金子恭之(自民)国土交通大臣
お答え申し上げます。
我が国の森林資源が本格的な利用期を迎える中、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けては、木造建築物の一層の普及を図ることが重要と認識をしております。
実は、私、自民党のまちの木造化推進議員連盟の会長をやっておりまして、これまで、まちの木造化推進法もある程度の我々も役割を果たしたわけであります。その中で、この金融評価というのは非常に重要なんですね。まさに、その中で、今日も農林水産省もお見えいただいている。ちなみに事務局長は農林水産大臣が今やっております。
木造建築物につきましては、耐久性確保のための措置を適切に講ずることで長…
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