余り具体的な名前は出すべきじゃないので控えますが、合意ができた後、日本国内の報道で、日本が勝利した、要するにその合意で、日本に有利な合意だという解説なりそういうものが流れてしまう、出ていって、それで、当時、武大偉さんが外交部の副部長をしていましたけれども、立ち所に記者会見をして、それは違っているということで、合意の中での日中の了解事項と違うことを武大偉さんは記者会見で言って、そこで壊れたんですね。
それは、そうしないと彼らは国内から大変な突き上げを受けるという。あれをじっと黙っていて、日本側も黙っていて、外に出さずに、どんどん五年たって十年たってみたらそういうものだったということだったら、もう認められたと思うんですね。
最初にそういうことがあったものですから、まさにおっしゃるとおり、コンドミニアムという、今、先ほどの概念に、我々も意識しながらやったものなんですけど、それが潰れてしまったということで、もう本当に残念ですよ。あれは、福田総理がもう渾身の力で中国側と交渉をされて、中国側が日本の立場まで十分理解をして、そして歩み寄ってくれて合意できたものなので、本当に残念だというふうに思います。
これからどうするかという問題は、やっぱりチャンスは我々つくっていくべきだと思います。それはやっぱり両国のトップがそういうことでやろうというふうに了解を付けない限り動きませんので、もう一回両国首脳が会って、そういうことができるような環境整備、これをやらなきゃいけないと。これが何年掛かるか分かりませんが、できるだけ早くそれをやることによってあれを復活させるというようなことだって持っていける可能性はあるんですね。
したがって、あれはもう本当に貴重なチャンスで、これからも、もうこれで終わったと思わずに、引き続き我々としては努力していくべきだと思います。
他方、ちなみに、中間線のこっち、開発、あれ難しいんですよね。開発しても、どちらに持っていくかといったら中国に持っていくしかないという、もう地理的な理由でですね。中国ばっかりやっていて、何で日本やっていないのかと、こっちは中間線のこっちでやればいいわけですから。だけど、やれていないのは、まあそれなりの理由があるということです。
46大大津力(参政)
どうもありがとうございました。
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鈴木宗男(自民)
伊勢崎賢治君。
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伊勢崎賢治(れいわ)
じゃ、まず、宮本大使から。
どうも初めまして、伊勢崎です。外大でずっと教鞭執っていまして、今ここにおりますけれども、どうも済みません。先ほど安全保障専門家って言われたんで、ぎくっとしまして、一応それが専門なんですけど、済みません。
お話に出てきた共通の理解、日中のですね、国際法上の概念、これもまた僕の専門なんですけど、コンドミニアムという概念がありまして、これは、特定の領域、例えば係争地ですよね、領海でも同じですけれども、これに対して、この領有権を分かつのではなくて、複数の国家が対等な立場で統治権を共同行使するという共同統治ですね。若しくは共同開発、…
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- (上の発言)
49宮宮本雄二元駐中国特命全権大使/公益財団法人日中友好会館会長
余り具体的な名前は出すべきじゃないので控えますが、合意ができた後、日本国内の報道で、日本が勝利した、要するにその合意で、日本に有利な合意だという解説なりそういうものが流れてしまう、出ていって、それで、当時、武大偉さんが外交部の副部長をしていましたけれども、立ち所に記者会見をして、それは違っているということで、合意の中での日中の了解事項と違うことを武大偉さんは記者会見で言って、そこで壊れたんですね。
それは、そうしないと彼らは国内から大変な突き上げを受けるという。あれをじっと黙っていて、日本側も黙っていて、外に出さずに、どんどん五年たって十年たってみたらそういうものだったということだったら、もう認められたと思うんですね。
最初にそういうことがあったものですから、まさにおっしゃるとおり、コンドミニアムという、今、先ほどの概念に、我々も意識しながらやったものなんですけど、それが潰れてしまったということで、もう本当に残念ですよ。あれは、福田総理がもう渾身の力で中国側と交渉をされて、中国側が日本の立場まで十分理解をして、そして歩み寄ってくれて合意できたものなので、本当に残念だというふうに思います。
これからどうするかという問題は、やっぱりチャンスは我々つくっていくべきだと思います。それはやっぱり両国のトップがそういうことでやろうというふうに了解を付けない限り動きませんので、もう一回両国首脳が会って、そういうことができるような環境整備、これをやらなきゃいけないと。これが何年掛かるか分かりませんが、できるだけ早くそれをやることによってあれを復活させるというようなことだって持っていける可能性はあるんですね。
したがって、あれはもう本当に貴重なチャンスで、これからも、もうこれで終わったと思わずに、引き続き我々としては努力していくべきだと思います。
他方、ちなみに、中間線のこっち、開発、あれ難しいんですよね。開発しても、どちらに持っていくかといったら中国に持っていくしかないという、もう地理的な理由でですね。中国ばっかりやっていて、何で日本やっていないのかと、こっちは中間線のこっちでやればいいわけですから。だけど、やれていないのは、まあそれなりの理由があるということです。
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伊勢崎賢治(れいわ)
引き続き、僕は、まあ弱小政党ですけれども、研究者から転身したというのは、まさにこういうことをやるためになったので、御協力ください。済みません。
和田先生、どうも。
お話の中に出てきたONEANですけれども、特に、僕、実務家ですから、実際、何から始めるかということをちょっと議論したいと思うんですけれども。
僕だったら、多分、日韓がまず協力して、北朝鮮に向かい合うということを始めなきゃいけないと思うんですよね。そのとき、もう御案内のとおり、韓国政府というのは、まあ政権によってこれ違いますけれども、対北朝鮮政策に揺れ幅がありますよね。でも、一貫して北朝鮮…
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51和和田春樹東京大学名誉教授
北朝鮮に対して働きかけていくということが、恐らく、東北アジアの地域的な安定、平和のために何か仕組みを考えるにしても出発点になるだろうと思いますね。
そのときに、日本と韓国が一緒になって北朝鮮に対して核のことに問題を出すということは、今御指摘のとおり、無理があります。北朝鮮は韓国と対立していて、そして核兵器で武装している自主的防衛の国だというふうに胸を張っていますから。ですから、そういう意味でいうと、やはりこの場合は、韓国の支持を得て、日本が北朝鮮と国交正常化するということが、やっぱり最初の出発点ではないかと思います。それによって、日本と、そういう日本と…
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伊勢崎賢治(れいわ)
その今おっしゃった続きで是非朝鮮国連軍の話をしたかったんですけど、ここでとどめますね。引き続き御指導ください。
ありがとうございました。
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