私からもその完全な答えというのはもちろん持ち合わせてはいないわけですけれども、今回の戦争のトリガーとなったのが、多くの報道によりますと、やはりイスラエルが数か月前から既にもう、まさに昨年の六月に続く再度の攻撃、核能力というのは数か月は遅らせることはできたかもしれないけれども、いずれこれは復活し、かつIAEAの管理がないところで加速するであろうという目的であると、これを徹底的に潰さなければいけないという軍事行動にまたアメリカがここに乗っていったんだという、ニューヨーク・タイムズはそういう報道をしているわけなんですけれども、その報道の路線がどこかで正しいとするならば、そして、アメリカは常に長期戦を望まないということを考えているならば、アメリカが引ける論理をどのような形で下地をつくるかということが大事だと思うんですね。
そうすると、二つあると思っていて、一つは、イランと共存するつもりがあるんだったら、その共存するべき政府がしっかりと非核化といいますか、核合意を前政権とは全く違うレベルで目指すという方向を示せるかどうかという、これが一つと、もう一つは、このまま続いたら、中東世界がおっしゃるとおり本当に混乱の極みになってしまうと、これを避けるためにも戦火を終息させなければいけないという、この二つの理屈をやはり強調するということが大事だというふうに思います。
ただ、その前者に関して、一体、これまでもうさんざん交渉してきたわけですけれども、新しい理屈を、田中先生のおっしゃったこのP5プラス1のときのJCPOAを超える形でどうやってつくれるのかというのは、やはり非常に大きな問題だなというふうに思っています。
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伊勢崎賢治(れいわ)
どうも。新米議員で済みませんね。本来であれば、そっち側に座って政治家に物申したい立場なんですけど、済みませんね。
まず、神保先生から。
この一連のトランプ、去年からのイラン空爆、そして現在続く、大変にいい資料で、ありがとうございました。
僕、去年の空爆から、周辺諸国、GCCですね、特にカタール、現在ではオマーンですかね、オマーンは御存じのように核交渉の仲介役をやっていたわけですよね。で、それら全て米軍基地抱えているわけですね。米軍基地抱えているその周辺国、その動向をずっと追ってきて、昨日もオマーン大使とずっとこれ話していたんですけれども。
今日は…
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53神神保謙公益財団法人国際文化会館常務理事・慶應義塾大学総合政策学部教授
アメリカの国家安全保障戦略の中東を論じたところで、アメリカは長らくイラク、そしてアフガニスタンに介入をし、不必要な負担を強いられてきたが、いよいよその時代が終わると、自分の力でそれは変えて、中東は管理可能な地域になるんだと高らかに宣言をしたばかりではありますけれども、今回のイラン攻撃、前回のイラン攻撃は十四発のバンカーバスターを三か所の核施設に入れて、そしてイランもまた十四発の報復攻撃を湾岸の米軍基地にどうやら事前通告をしてやったということで、つまり、この管理されたエスカレーションという側面が去年の間には見えたんですけれども、現在進行中の攻撃に関してはそ…
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伊勢崎賢治(れいわ)
まさにそのエスカレーションなんですけれども、今のところ、今日時点はオマーンはやられちゃいましたよね、一回で。それでもオマーン大使は、まだ外交の道はオープンであると、だから、つまり仲介役をそのまま続け、再開する用意があると。
今問題はやっぱりサウジ、ドバイ国はやられちゃいましたのでね。米軍基地を抱えているそういう国がどこまで耐えられるか。で、耐えられなくて反撃し始めると、彼らが、これまさにリージョナルウォー、本当に中東戦争になってしまうわけですよね。
これをどうその手前で交渉に持っていくかということを微力ながら今、今日も朝、イラン大使と話していたんです…
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- (上の発言)
55神神保謙公益財団法人国際文化会館常務理事・慶應義塾大学総合政策学部教授
私からもその完全な答えというのはもちろん持ち合わせてはいないわけですけれども、今回の戦争のトリガーとなったのが、多くの報道によりますと、やはりイスラエルが数か月前から既にもう、まさに昨年の六月に続く再度の攻撃、核能力というのは数か月は遅らせることはできたかもしれないけれども、いずれこれは復活し、かつIAEAの管理がないところで加速するであろうという目的であると、これを徹底的に潰さなければいけないという軍事行動にまたアメリカがここに乗っていったんだという、ニューヨーク・タイムズはそういう報道をしているわけなんですけれども、その報道の路線がどこかで正しいとするならば、そして、アメリカは常に長期戦を望まないということを考えているならば、アメリカが引ける論理をどのような形で下地をつくるかということが大事だと思うんですね。
そうすると、二つあると思っていて、一つは、イランと共存するつもりがあるんだったら、その共存するべき政府がしっかりと非核化といいますか、核合意を前政権とは全く違うレベルで目指すという方向を示せるかどうかという、これが一つと、もう一つは、このまま続いたら、中東世界がおっしゃるとおり本当に混乱の極みになってしまうと、これを避けるためにも戦火を終息させなければいけないという、この二つの理屈をやはり強調するということが大事だというふうに思います。
ただ、その前者に関して、一体、これまでもうさんざん交渉してきたわけですけれども、新しい理屈を、田中先生のおっしゃったこのP5プラス1のときのJCPOAを超える形でどうやってつくれるのかというのは、やはり非常に大きな問題だなというふうに思っています。
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伊勢崎賢治(れいわ)
分かりました。
田中先生、短い質問なんですけれども、朝鮮国連軍、朝鮮国連軍ですね、在韓米軍って朝鮮国連軍なんですよね。これに対する意識、もちろん韓国国内でこれ映画の題材になるぐらいですから非常に知られている、これが問題であるということは認知されているんですよね。韓国の右派もリベラル側も問題であると思っているわけですよね。
日本はそれと地位協定を結びながら、多分その存在さえ知らない。多分政治家も知らないと思うんですね、朝鮮国連軍のことに関してね。でも、アメリカ自身がこの維持に非常にやっぱり気を遣っていて、御存じのように、国連総会でも一回、アメリカが解体…
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57田田中均株式会社日本総合研究所国際戦略研究所特別顧問
その前にイランの話なんですけど、アメリカはイランと国交持っていないんですね、持っていないんですよ。だから、彼らができるのは諜報活動なんですね、イスラエルもそうですね。で、日本は国交持っているんですよね。日本は国交を持ち、大使もいるわけですよね。だから、総理大臣がアメリカの大統領に会うとき、やっぱり日本としてできることはやらなきゃいけないでしょう。それは、今何が止めなきゃいけないかって、私申し上げたように、戦争が続いていくことですよ。
なおかつ、イランが何をやっているかというと、その中東を混乱させるためにやっているんですね。周辺国もそうだし、あとイランは…
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伊勢崎賢治(れいわ)
岩間さんにもお願いしたかったんですけど、これで止めます。済みません。
どうもありがとうございました。
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