本田顕子 (自由民主党)

2026年6月11日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 17 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 133 発言)

ありがとうございます。丁寧な検討を是非よろしくお願いいたします。

次に、頼れる身寄りがいない高齢者等の相談窓口について伺います。

頼れる身寄りがいない高齢者の方たちにとっては、生活支援、財産管理、身元保証、死後事務などに関して不安に思われている方が多くいらっしゃいます。このような頼れる身寄りがいない高齢者を減らしていくことが前提ですが、地域や家庭が果たしてきた役割の一部を代替する必要性が年々高まっていることに鑑みた今回の改正と思います。あわせて、今回の改正では、現状どこに相談していいか分からないなどの課題が存在することに対して、介護保険制度上、包括的支援事業における相談対象として明確化することとしています。

少し話が細かくなりますが、相談窓口を設置しても、その相談に気付かない方が多いという課題が各種相談窓口対策にあります。今回のケースは、頼れる身寄りがいない方をイメージしますと、日常、SNSを使い慣れている方にとってはオンラインなどでの相談につながることができます。距離、移動の心配はありません。しかしながら、頼れる身寄りがいない高齢者の方たちにとっての課題は、相談したいことがあっても、窓口の存在が分からなかったり、窓口に行けない方にとっては自宅に来てくれるケアマネジャーの存在がとても重要です。このため、ケアマネジャーの方々は、本来の業務を超えて利用者の間に入って様々な対応、相談も含め対応していただいているケースが多いのではないかと思います。

そこで、相談窓口の利活用を進めるには、窓口の存在や機能などの周知に加えて、相談しやすい環境づくりも大切と思います。相談窓口へのアクセス向上や相談機会を増やすことができるような対策を考えていくことは、ひいてはケアマネジャーの皆さんの本来の業務に専念いただける環境整備につながっていくと思います。

今回の改正の趣旨に照らして、ケアマネジャーの方は重要な役割を担うと思いますので、ケアマネジャーの安定的な育成と、魅力ある立場として現場でやりがいを持って活躍できる職場環境や地位、処遇の改善につながる、そのことも期待しまして、頼れる身寄りがない高齢者相談窓口へのアクセス向上の部分、私の今の問題意識について政府参考人に御見解を伺います。

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