国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。
両参考人には、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。
この緊急事態対応の議論というのは、想定し得ない事態を想定して議論をするということになりますので、なかなか議論が見えにくいところではあるんですが、そのことを踏まえた上で、まず長谷部参考人にお伺いをしたいと思います。
七十日、四十日、三十日、いわゆる七十日ルールというのは居座りを防止するためということで設定されているものであるから、万一の事態にそれを超えても、いわゆる違憲、言い方によっては違憲の訴訟を提起されても問題はないといった趣旨の御発言をされています。
可能な限り速やかに総選挙を行って衆議院を選び直すということをおっしゃっているわけでありますが、あり得ない事態として私どもが想定しておりますのは、東日本大震災で、いわゆる東北地方の各県がちょうど選挙ができなくなって、最長でたしか八か月間選挙がずれたといったことがございました。七十日では全くカバーできない日数、自治体議員選挙ということではありますが、できなかった。
こういった事態が国政選挙のタイミングで生じてしまったということになったときに、この七十日ルールの参議院の緊急集会の幅というものを延長させることで八か月に対応できるという理解、先生はそのようにお考えでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。
27只只野雅人専修大学大学院法務研究科教授
私からもお答えをさせていただきます。
一体性ということにどこまでの意味を持たせるかということに依存するのかなというふうに思いますけれど、憲法から申しますと、一番重要なのは、やはり選挙人が適切に意思表明ができると、こういうことでございますね。ですから、一遍に選挙ができればこれは多分一番分かりやすい、そういう点で憲法の趣旨にはかなうところでございますけれど、今般問われておりますのはそれとは少し違う事態ですね。
仮にそれが難しいときに、でもしかし、やっぱり一体性というのを重視して選挙を延ばした方がいいのか、それともできるだけ速やかに国会機能を不十分であって…
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小西洋之(立憲)
ありがとうございました。終わります。
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長浜博行(立憲)
川合孝典君。
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- (上の発言)
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川合孝典(国民)
国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。
両参考人には、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。
この緊急事態対応の議論というのは、想定し得ない事態を想定して議論をするということになりますので、なかなか議論が見えにくいところではあるんですが、そのことを踏まえた上で、まず長谷部参考人にお伺いをしたいと思います。
七十日、四十日、三十日、いわゆる七十日ルールというのは居座りを防止するためということで設定されているものであるから、万一の事態にそれを超えても、いわゆる違憲、言い方によっては違憲の訴訟を提起されても問題はないといった趣旨の御発言をされています。
可能な限り速やかに総選挙を行って衆議院を選び直すということをおっしゃっているわけでありますが、あり得ない事態として私どもが想定しておりますのは、東日本大震災で、いわゆる東北地方の各県がちょうど選挙ができなくなって、最長でたしか八か月間選挙がずれたといったことがございました。七十日では全くカバーできない日数、自治体議員選挙ということではありますが、できなかった。
こういった事態が国政選挙のタイミングで生じてしまったということになったときに、この七十日ルールの参議院の緊急集会の幅というものを延長させることで八か月に対応できるという理解、先生はそのようにお考えでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。
31長長谷部恭男早稲田大学法学学術院教授
これは、先ほども陳述、意見陳述の中で申し上げたことでもございますけれども、要するに、定足数を満足するほどの衆議院議員の方々が選挙できるかどうかというのがまずはミニマムなところであろうかなと思います。
と申しますのも、国会議員の先生方というのはどこから選出されようと全国民を代表しているというわけでございますから、一部の選挙区から選出された国会議員の方々がたとえいらっしゃらないとしても、それによって国会としての活動に正当性が失われるということに私はならないというふうに考えております。
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川合孝典(国民)
只野先生、今私が質問した内容について、只野先生の御見解もお聞かせいただきたいと思います。
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33只只野雅人専修大学大学院法務研究科教授
先ほど申し上げたことと重なりますけれども、やはり選挙が行われないという場合、可及的速やかに選挙を行っていくと、これは非常に重要なことだというふうに思っております。
差し当たりは、今、長谷部参考人からお話がありましたように、定足数の充足がある程度見込めるような形で、まずはそこをゴールに選挙の実施を考えていくと、こう考えることで、かなり期間というのは短く見積もることができるんじゃなかろうかと、こう思っているわけでございます。
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