安達悠司 (参政党)

2026年6月15日・第221回国会 参議院 決算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 264 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 344 発言)

ありがとうございます。

やはり国宝か重要文化財でなければお金出せないということですね、政教分離の原則というのもあると思うんですが。この国宝、坂出市の国宝神谷神社、これは神に谷と書いて神谷と書きますね。神谷神社なんですけれども。

非常に私たちは、今述べてきた、質問してきたことから整理いたしますと、まず国民はやっぱりこの発生件数以上に不安を抱えているわけですね。それがやはり先人から受け継いだ信仰の場が失われていくといったことについての不安があるわけですね。しかし、国が、じゃ、それで火災に遭ったからとかいうことで、じゃ、補助してくれるか、支援してくれるかといったら、国宝や重要文化財といったものは出しますよと、でもそうじゃないようなものは出しませんと、出せませんということになるわけですね。

実際に、神社は全国に約八万社、寺院が約七万五千社以上あると言われて、国宝は、国宝、重文である神社は六百八件、寺院も八百九十件と非常に少ないわけですね、一%あるかないか。ですので、結局のところ、国はお金を出してくれないと、となるとますます国民も燃えるということに不安になるわけですね。

また、本日、六月十五日は実は空海、弘法大師の誕生日とされております。先ほどの霊火堂も空海、弘法大師が創建したとされますが、かつて、林野を逍遥して厳しい自然の頂に立っていおりを結び、堂を建て、そして多くの先人たちが修行を行ってきました。このような信仰の拠点を国民がこれ次の世代に向けてどのように引き継いでいくかというふうな、これ問題であるのではないかと思います。

しかし、これを果たして民間だけに任せておけるのかと、国がこれまでのように予算を出さなくていいのかということです。

例えば、今回の令和六年度決算見ますと、文化財の、文化の関係費というのは、これ決算で千八百、あっ、失礼、予算で千八百五十六億、支出済歳出で千四百七十八億、約となっておりまして、この文化財の保護の関係費だけ見ると五百九十三億ですかね。全体の一般会計歳出が百二十三兆円ですから、そのうち文化関係費の歳出は約〇・一二%、文化財の保護費だけでいくともう〇・〇五%と、もう本当に微々たるお金なんですね。

そのままの、だから本当にこういう神社とかお寺とかいいなとふだん思うんですけど、それに実は国がお金を出している割合って非常に少ないと。で、それで火災が起きている。この火災の原因は何なんですかと見ると、どうも神社や寺院の経営の問題もあるんじゃないかと。経営が苦しくなっている。手入れや修繕困難、廃業や後継者不足。特に山の上の方にある神社とか私結構、お寺とか多いんですけど、やっぱりその管理者がいなくなっているとか管理が難しくなっている、こういうふうなところも増えているという。つまり、神社や寺院の後継者、経営、経済的な困難といった問題もあるんじゃないかと。これを国がどの程度把握しているのかという問題なんです。

これについて、私、文化庁の方に尋ねましたら、アンケートをいただいて、配付資料にもあるんですけれども、結局、宗教法人の直近一年間の収入が百万円未満と答える法人が、平成四年は二七・七%だったのが、令和六年には三四・六%というふうに非常に増加したんですね、この三十年で。しかし、政府や自治体は、こんなアンケートじゃなくても、本来は毎年の財産目録や収支状況の報告を宗教法人全部から受けているわけですから、これを基に神社や寺院が今どういう経営実態にあるのか、こういう統計をきちんと作成して、今このままほっておけばお寺や神社がこれどうなっていくのかというマクロな統計をきちんと作成、把握すべきでないかと思うんですけれども、こういった調査をすることについて、文部科学大臣の見解をお尋ねします。

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