岸真紀子 (立憲民主党)

2026年6月8日・第221回国会 参議院 決算委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

立憲民主・無所属会派の岸真紀子です。

会計検査院が行いました二〇二四年度決算報告では、中小企業等事業再構築促進事業について不当事項、意見表示がされたところです。内容は看過できるものではなく、遺憾です。

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、ポストコロナ時代の経済社会の変化に対応するために、新分野展開や事業再編等の再構築事業を行う中小企業等に対し、中小企業庁の国庫補助金により設置造成した基金を原資として、事務局は株式会社パソナが担っておりましたが、この事務局を通じて事業再構築促進補助金を交付しておりました。

ところが、検査結果によると、不当事項として二十事業主体、三億四千四百六十一万円、内訳は、役務の提供実態を伴わない虚偽の実績報告書等に基づき事業再構築補助金が過大に交付されていた事態が四事業主体、一億二千百七十九万円、補助対象事業費に対象外の経費を含めるなどしていた事態が七事業主体、一億六千八百十六万円、処分制限財産が無断で処分されていた事態、十一事業主体、一億千九百八十六万円であったとされています。

そして、意見表示として百八事業主体、二十四億七千三百十五万円で、処分制限財産の使用状況が十分に残念ながら把握されていない事態が八十三事業、十六億二千三百二十三万円、事業再構築の事業化の状況が適切に報告されていない事態、四十九事業事態、十三億二千三百二十九万円であったと指摘されたところです。

これは、正直言って、なぜこんな事態になったのか、余りにずさんではないかと考えます。

まず、事業を所管される経済産業大臣としてどのように受け止めているのかお伺いするとともに、検査はあくまでも抽出したものであることから、虚偽の実施報告書等による補助金交付はほかにはないと言い切れるのかどうか、そういったところも懸念点があります。機構及び委託されたパソナのチェック機能が果たされていなかったということを鑑みますと、全国的に調査を行って過大交付額の返還を求めるべきではないかと考えますが、こういった対応についてもお伺いいたします。

前後のやりとり

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