ありがとうございます。今後、米国以外の石油の調達先の多角化も図るということで、多少距離の長いところだと価格面ということも影響が出てくると思うかもしれませんけれども、ナフサも含めて、こうした安定供給というものに対して是非御尽力いただきたいと思います。そしてまた、それを、国民の皆さん関心が高いので、是非的確に分かりやすく発信していただきたいと思います。
次に、品薄の状態がかなり改善されてきておりますシンナーについても再び伺いたいと思います。
まず、これまでの本委員会質疑の中で、私の地元千葉県内で、塗装業の一人親方が、中東情勢の影響で、ペンキを塗るときに使う下地シーラーが入荷せずに仕事ができないとの実例を紹介させていただきました。これ、具体的にちょっと紹介、改めて紹介させていただきますと、五月のゴールデンウイーク明けに国交省の情報提供サイトへ情報提供を行ったものの、なかなか入荷がしませんでした。その後、国交省と経済産業省の皆さんが、販売店、卸業者、製造メーカーなどの個別状況を一つ一つ調査をしていただき、約四十日後の六月中旬に入荷が確認をされ、今月から中断していた外装工事を約二か月ぶりに再開ができたとの連絡をいただきました。非常に感謝をしていただきました。御尽力をいただきました国交省、経産省の皆様に心からの御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
しかし、実はまだ一部、下塗りシーラーとかコーキング剤など入荷が滞っている製品もあるということですので、引き続き、今対応はしていただいておりますけれども、御足労を掛けますけれども、よろしくお願い申し上げます。
その上で、今日はシンナーの直接販売についても伺いたいと思います。
シンナーの供給不足や流通の目詰まりを受けて、経産省と国交省は連携をして、六月二十三日から、メーカーの一社が、シンナー一種類についてこの一人親方や工務店、自動車整備工場などへ直接販売する仕組みというものを開始しております。利用を希望する事業者は、まずメールで国土交通省の相談窓口サイトに調達が困難な状況を申し出る、その後、対象事業者には注文方法が案内をされて、アスクルの専用サイトを通じて発注すると、メーカーからアスクルの物流網を活用して直接配送されるというような仕組みだと伺っております。供給量は確保できていても流通の目詰まりで現場に届かないという課題に対応するため、経産省がメーカーや物流事業者と調整をして実現した新たな供給対策であり、私は高く評価をしているところであります。
ただ、新しい制度ですので、幾つかまだ改善点もあると思いますので、その点を今日はまた改めて指摘させていただきたいと思うんですが、まずはシンナーの直販の利用状況について改めてお聞きしたいと思います。これは先週の本委員会での答弁でも触れられていましたけれども、是非改めて確認をしたい、させていただきます。
また、この制度の改善については、一つは、メールによる国交省の窓口への状況申出を経て、状況の判断がなされた上で、直接販売が必要な事例に当たると判断されると物流事業者への注文ができるという、少し手順がありますので、時間が掛かると。これ、そのケースによって時間が違うのかもしれませんけれども、これもう少し迅速化ができないものなのか。
二点目に、十六リットルの一缶の価格が一万三千五百円ということで、高騰前の価格の倍というふうに認識されている方もいらっしゃいまして、なかなかそれだと手が出ないという事業者もいました。届ける、届ける際の物流コストというものが当然掛かっているので、これやむを得ない面もあるかと思いますけれども、是非この価格引下げというものが少しできないものなのかどうか、御検討いただきたいと。
三点目に、現状はシンナー一種類しか直接販売されておりませんが、この種類を増やしてほしいという声にも応えられないものなのかどうか。
以上三つの点について、制度の改善を検討すべきと考えますが、経産省の見解を求めます。
さらに、もう一点ありまして、いまだに不足感が強い製品、それから地域への徹底した対策というものも是非打っていくべきではないかと考えますけれども、この点についても見解をお願いいたします。
143
竹詰仁(国民)
質問最後ですので、本当に大臣、これまで丁寧な御回答に感謝申し上げて、質問を終わります。
ありがとうございました。
この発言のページ
144
竹内真二(公明)
公明党の竹内真二です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。
法案の審議に入る前に、私も何点か質問をさせていただきます。
まず、国民の皆様の関心が高いホルムズ海峡情勢について確認させていただきます。
米国とイランは六月に戦闘終結に向けた覚書に署名をしましたが、その後も双方の軍事的な緊張は解消されず、今月に入って再び軍事行動が活発化しております。ホルムズ海峡周辺では安全な航行をめぐる不透明な状況が続いておりまして、停戦合意の脆弱さというものが改めて浮き彫りになったと言われております。
こうした中、石油業界からも強い危機感が示されております。例…
この発言のページ
145和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答え申し上げます。
まず、今般の中東情勢を受けまして、ホルムズ海峡を通らないルートからの代替調達に最大限注力してございます。七月分の原油は、前年平月比約十割の調達への回復にめどが立った結果、八月以降は、保守的に、前年平月比七五%の調達が継続すると仮定した場合におきましても、備蓄を活用することで二〇二八年三月末までの石油の安定供給が可能となってございます。
委員御指摘の米国産原油でございますけれども、米国は世界最大級の産油国でございます。本年に入ってからも掘削装置の稼働数が増加するなど、上流開発の活発化による原油生産量の増加が見込まれていることに加え…
この発言のページ
- (上の発言)
146
竹内真二(公明)
ありがとうございます。今後、米国以外の石油の調達先の多角化も図るということで、多少距離の長いところだと価格面ということも影響が出てくると思うかもしれませんけれども、ナフサも含めて、こうした安定供給というものに対して是非御尽力いただきたいと思います。そしてまた、それを、国民の皆さん関心が高いので、是非的確に分かりやすく発信していただきたいと思います。
次に、品薄の状態がかなり改善されてきておりますシンナーについても再び伺いたいと思います。
まず、これまでの本委員会質疑の中で、私の地元千葉県内で、塗装業の一人親方が、中東情勢の影響で、ペンキを塗るときに使う下地シーラーが入荷せずに仕事ができないとの実例を紹介させていただきました。これ、具体的にちょっと紹介、改めて紹介させていただきますと、五月のゴールデンウイーク明けに国交省の情報提供サイトへ情報提供を行ったものの、なかなか入荷がしませんでした。その後、国交省と経済産業省の皆さんが、販売店、卸業者、製造メーカーなどの個別状況を一つ一つ調査をしていただき、約四十日後の六月中旬に入荷が確認をされ、今月から中断していた外装工事を約二か月ぶりに再開ができたとの連絡をいただきました。非常に感謝をしていただきました。御尽力をいただきました国交省、経産省の皆様に心からの御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
しかし、実はまだ一部、下塗りシーラーとかコーキング剤など入荷が滞っている製品もあるということですので、引き続き、今対応はしていただいておりますけれども、御足労を掛けますけれども、よろしくお願い申し上げます。
その上で、今日はシンナーの直接販売についても伺いたいと思います。
シンナーの供給不足や流通の目詰まりを受けて、経産省と国交省は連携をして、六月二十三日から、メーカーの一社が、シンナー一種類についてこの一人親方や工務店、自動車整備工場などへ直接販売する仕組みというものを開始しております。利用を希望する事業者は、まずメールで国土交通省の相談窓口サイトに調達が困難な状況を申し出る、その後、対象事業者には注文方法が案内をされて、アスクルの専用サイトを通じて発注すると、メーカーからアスクルの物流網を活用して直接配送されるというような仕組みだと伺っております。供給量は確保できていても流通の目詰まりで現場に届かないという課題に対応するため、経産省がメーカーや物流事業者と調整をして実現した新たな供給対策であり、私は高く評価をしているところであります。
ただ、新しい制度ですので、幾つかまだ改善点もあると思いますので、その点を今日はまた改めて指摘させていただきたいと思うんですが、まずはシンナーの直販の利用状況について改めてお聞きしたいと思います。これは先週の本委員会での答弁でも触れられていましたけれども、是非改めて確認をしたい、させていただきます。
また、この制度の改善については、一つは、メールによる国交省の窓口への状況申出を経て、状況の判断がなされた上で、直接販売が必要な事例に当たると判断されると物流事業者への注文ができるという、少し手順がありますので、時間が掛かると。これ、そのケースによって時間が違うのかもしれませんけれども、これもう少し迅速化ができないものなのか。
二点目に、十六リットルの一缶の価格が一万三千五百円ということで、高騰前の価格の倍というふうに認識されている方もいらっしゃいまして、なかなかそれだと手が出ないという事業者もいました。届ける、届ける際の物流コストというものが当然掛かっているので、これやむを得ない面もあるかと思いますけれども、是非この価格引下げというものが少しできないものなのかどうか、御検討いただきたいと。
三点目に、現状はシンナー一種類しか直接販売されておりませんが、この種類を増やしてほしいという声にも応えられないものなのかどうか。
以上三つの点について、制度の改善を検討すべきと考えますが、経産省の見解を求めます。
さらに、もう一点ありまして、いまだに不足感が強い製品、それから地域への徹底した対策というものも是非打っていくべきではないかと考えますけれども、この点についても見解をお願いいたします。
147伊伊吹英明経済産業省製造産業局長
お答え申し上げます。
まず、全体の話は、原油、石油製品、日本全体として必要な量は確保できていますが、供給の偏り、流通の目詰まり、引き続き生じていますので、全力で取り組んでまいりたいというふうに思います。
その上で、委員から御質問いただいた直売の制度なんですが、今の申込みの状況は、七月十三日時点の数字なんですが、全部で五十件、千六百八十リットルの申込みをいただいて、これは順次実施をさせていただいているという状況でございます。
御提案いただいた中で、手順なんですが、相談窓口を通じて御連絡をいただいた後、まず既存の流通ルート、これで目詰まり解消できないか…
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148
竹内真二(公明)
大変分かりやすく説明をしていただきまして、ありがとうございます。引き続き、そうしたら、丁寧な分かりやすい対応をよろしくお願い申し上げます。
次に、これは公明新聞に掲載されていたあるジャーナリストの方の提案されていたものなんですけれども、この相談体制の一本化について伺いたいと思います。
今、中東情勢の緊迫化に伴う資材や燃料価格の上昇、物流への影響というものは中小企業・小規模事業者の経営に大きな負担となる中で、各種調査でも多くの企業がコスト増に直面する一方で、価格転嫁は十分に進んでいないという実態が明らかになっております。
こうした状況では、経営者は、…
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149山山本和徳中小企業庁次長
お答えいたします。
中東情勢の影響を受ける中小企業の皆様に対しては、身近な支援機関でございます商工会、商工会議所やよろず支援拠点、地方経産局などに特別相談窓口を設置し、中小企業・小規模事業者の資金繰りや経営に関する相談を受け付けているところでございます。この中で、よろず支援拠点においては、価格転嫁に対するサポート窓口を設けて、こちらでも支援を差し上げているところでございます。
他方、石油製品等の供給の偏りや流通の目詰まりにつきましては、委員御指摘のとおり、関係省庁に設置した情報提供窓口を通じてサプライチェーンの情報を集約し、順次対応という形を取ってご…
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