赤澤亮正 (自由民主党)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

2026年5月28日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 289 発言)

事務方に御下命だったかと思いますが、大変重要な御指摘なので私からお答えをしたいと思います。

その前に、今ハイリスク・ハイリターンとお話おっしゃったんですが、やっぱり法令上、これJBICもNEXIも収支相償で余り赤字の出ないものをやれということが書いてあるので、ラトニック商務長官とはいつも赤字の出ないものをやろうなというんで、AI自体に手を出すんじゃなくて、AIインフラとか、半導体製造装置とか、あるいはエネルギー関係の必ず採算見込めるようなものをやろうということは合い言葉でやっておりますので、そういう運用をこのプロジェクトについてはやっていきたいとは思っています。

それから、その上で申し上げれば、このJBICとNEXIの環境配慮ガイドラインでありますが、これ、まず空気だけお伝えすると、協議委員会には私自身も出ますが、経産官僚、財務官僚、外務官僚に加えて、JBIC、NEXIの専門家たちも出てもらっていまして、その場では、もうこれだと厳しいです、手数料必ず削ってくださいとか、環境への今アセスはこうなっていますとか、もうこの環境の観点も非常に重視しながら、本当に、JBIC、NEXIの皆さんが出ているところで、そこに私もいてやらせていただいているんで、間違えたことは是非、是非というか、絶対にしないようにやっていきたいとは思っています。

それを申し上げた上で、JBICやNEXIがそれぞれ策定するいわゆる環境ガイドラインに基づいて融資、貿易保険の付保を行うプロジェクトについて、適切な環境社会配慮が行われることを必ず確認をしております。戦略的投資イニシアチブにおいても、所管する省庁間で連携しつつ、JBICやNEXIがガイドラインに基づき適切に対応するようしっかりと求めてまいりますし、時間の関係もあってちょっと私が続けて申し上げますが、これ、やるべきことをこれやっていないんじゃないかという御指摘があったということなんでありますが、これについては、実際、ガイドラインに基づいて、実は、必要な文書を入手できていない場合には融資、保険引受け決定後に環境レビューを行うことも許される、そういう規定が環境ガイドラインの中に置かれています。

今回、実はキャッシュコールがあってお金を振り込んだ部分は、ガス火力発電でいえば、ガスタービンの羽根を確保するための手付金みたいなものはとにかく事業遅れないようにやっておこうということで、その発電所自体のもう建物を建て始めるとか、そういう意思決定はまだ後でありますので、環境影響評価という意味では、実際にガスタービンの確保はやったけれども、建物を立ち上げるのに間に合う形ではきちっとやっていこうということでやっていると私自身は承知をしています。

プロジェクトに必要不可欠な部品を早期に確保するための資金が必要であった一方、施設の建設までには、今申し上げたように、まだ建屋とかそういったものが始めるには一定の期間を要するので、環境ガイドラインの規定に基づき融資、保険引受け決定後に環境レビューを行うことになったというふうに承知をしております。

そのような中でも、JBIC、NEXIとしては、法令及び環境ガイドラインに従い環境レビューに備えた調査等を行っていたと聞いており、本件の融資、保険引受けの決定がガイドラインに反するとの御指摘は私ども当たらないというふうに思っています。

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