河野太志経済産業省大臣官房審議官

2026年5月26日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 152 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 278 発言)

お答え申し上げます。

本税制、この大規模かつ高付加価値な国内投資を促進するということを目的としている趣旨から、御指摘あったとおり、その投資利益率を一五%以上の高付加価値な投資を対象に、ある種限定をしているという措置でございます。

その御指摘の点でございますけれども、まず、やはり本税制は、その物価上昇局面におきましても高付加価値な製品、サービスを生み出す投資を後押しをするというものであること、それから、逆にその投資利益率の水準を引き下げますと、その企業の単純な更新投資なども対象になり得るということもあり、本税制の目的に合致しない可能性も出てくるということもありますので、現時点では投資利益率の要件を見直すということは想定はしていないところではございますけれども、その上で申し上げれば、本税制のその投資利益率をどうカウントしていくのかということでございますが、これは、事業の実施期間を十分に考慮するために、企業が設備を事業の用にまず供して、その供した後に、さらにその投資計画の終了時点までのその投資利益率の毎年の平均で判断をするということとしてございます。

これ、すなわち、短期的な収益変動に左右されることなく中長期の投資利益率をしっかりと適切に評価できるように、制度設計上、その時間の概念を入れて工夫をしているところでございます。

さらに、物価動向や投資実態の変化につきましては、制度運用の中で投資額や収益の実績を事後的に把握、分析しながら、必要な検証措置を検討していきたいというふうに考えているところでございます。

前後のやりとり

148の発言を見る

156の発言を見る