福士珠美 (立憲民主党)

2026年5月26日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 278 発言)

こんにちは。立憲民主・無所属の福士珠美でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

先ほど古賀委員からも質問ございましたけれども、中東情勢の緊迫化が続いていて、特に原油由来のナフサの調達難によって、様々な物づくりの現場であるとか国民生活への影響が顕在化をしております。

地元に先日戻りましたときに、こんなところにも影を落としているのかと驚きました。八月に迫った青森ねぶた祭りでございます。

主役であるねぶた、この武者人形の形を作るのに針金を使うんですけれども、この針金と針金、交差するところを固めるのに、このくらいの糸に木工用の接着剤をなじませて、針金くるくる締めるように巻いていくんですね。その針金で形を作った後に紙を貼っていくんですけれども、それにも木工用の接着剤を使います。

この接着剤ですけれども、これがナフサを原料とする合成樹脂から作られております。ねぶたの制作者、ねぶた師から話を伺ったところ、ねぶた一台を完成させるのにこの接着剤二十キロを使うんだそうです。そして、今二割程度値上がりをしておりまして、この夏使う分は何とか確保したということでございました。

ですが、ねぶた師の仕事は、ねぶた祭りが終わったらそれで終わりというわけではございませんで、例えば駅であるとか空港であるとか、観光客が降りてくるところで目立つところにミニねぶたというのを制作したりですとか、あとは東京の百貨店、デパートなどでクリスマスディスプレー用にサンタねぶたを作ったりとかして、いろんな仕事があるわけです。ですから、この接着剤の調達難が続けば、秋以降の制作活動に支障を来すおそれがあるということです。

政府は、全体としての供給量は確保されている、目詰まりの解消に全力を尽くすと説明されていますけれども、現場では必要なものが必要なときに本当にちゃんと手に入るのかという供給体制への不安が渦巻いております。現に、青森県民が誇る伝統のねぶた祭りが従来どおり開催できるかどうか危ぶまれる事態に陥ってもおかしくないということで、この供給不安を払拭できるような対策をどのように講じていくのか、赤澤大臣にお伺いいたします。

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