角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年6月11日・第221回国会 参議院 環境委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

お答え申し上げます。

JESCOが全国五か所に設置しているPCB処理施設については、PCB廃棄物の受託処理を終了し、現在、解体撤去工事を行っているところでございます。

最も早く処理事業を終了した北九州事業所の一期施設につきましては、本年三月までに処理装置の解体撤去及び建屋に付着していたPCBの除去、分別を終了し、現在、建屋の解体を行っているところでございます。続いて処理事業を終了した北九州事業所の二期施設、大阪事業所、豊田事業所の処理施設は、現在、処理装置の解体を行っているところでございます。本年三月に処理事業を終了した東京と北海道室蘭の処理施設は、現在、処理装置の解体撤去に向けて、不要設備の先行解体、PCBの付着状況調査等を行っております。いずれの施設におきましても、解体等により生じたPCB廃棄物につきましては、施設内の装置や無害化処理認定施設において適切に処理を行っているところでございます。

現時点では、最も遅い施設で令和十年頃まで解体撤去作業が続く見込みであり、JESCOへの監督権限を有する環境省として、引き続きしっかりと解体撤去に取り組んでまいりたいと考えております。

また、高濃度PCB廃棄物につきまして、これまで自治体や関係団体と連携して掘り起こし調査を実施してきたところでございます。今後は、廃ビル等の解体撤去時に少量を散発的に発見されることがあり得ると考えており、これらはビルの所有者等が処理責任を有することとなります。

これらの新たに発見される高濃度PCB廃棄物は、今後、廃棄物処理法に基づく告示で定める無害化処理等の基準を満たした民間処理施設で安全に処分を進めていただく方針としております。環境大臣が既に認定している低濃度PCB廃棄物処理施設の設置者から申請が行われるよう、呼びかけを進めてまいりたいと考えております。

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