實生泰介外務省領事局長

2026年4月23日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 104 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

お答えいたします。

まず、在外公館の邦人保護に関連したこの体制の点についてでありますけれども、平素から在外邦人の保護が必要となる様々な状況を想定し、在外公館を始め、体制や基盤の整備、強靱化を進めていて、邦人保護の強化を図っているところであります。

海外で重大な緊急事態が発生し、邦人渡航者等が在外公館施設等に避難、ある意味籠城せざるを得ないような事態に備えては、保存食料品、あと保存飲料水の緊急物資を備蓄してございます。また、発電設備や水道設備が損傷、遮断されるといった事案に備えるために、邦人退避受入れ用のライフライン機材として、移動可能な蓄電池と太陽光発電パネルや浄水器の配備といったことも順次行っているところでございます。

今後も、食料等、機材等の整備含め、引き続き万全を期していきたいと思います。

そして、通信の部分でございますけれども、まさに御指摘のとおり、緊急事態発生時の在外邦人との連絡については、可能な限り多くの手段を確保していくことが重要であると考えてございます。

その観点から、政府としては、緊急時において、全世界向けに短波放送を実施しているNHKと連携して対応する体制を構築しているほか、現地通信インフラに依存しない通信手段として、在外公館へのFM放送無線機や衛星携帯電話、そして無線機の配備等を行ってきたところであります。加えて、令和八年度予算においては衛星ブロードバンドの活用のための予算を計上させていただいているところで、現在、その速やかな導入に向けた調達手続を進めているところであります。

今後も、こうした取組とともに、適時適切な方法で邦人の安全確保に万全を期していきたいと考えてございます。

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