国民民主党・無所属クラブの深作ヘススです。
本日は、連合審査、質問の機会をいただき、ありがとうございます。
これまで各委員との御質疑、答弁を聞いている中で、ある意味で、ここで共有されているのは、やはりインテリジェンスに関する体制をどう強化をしていくのか、これについてはこの国会の中で論をまたない、この喫緊性については多くの委員が共有をしていることであると思います。他方で、それをどうやって運用していくのか、その細かいところについて様々意見が上がってまいりましたが、私も、これから御質問する中で、こういった様々な懸念に対してどうやってそれを盛り込んでいくのか、是非政府にも前向きに御検討いただきたいということを申し上げまして、御質問に入りたいと思います。
四月十日の答弁で、インテリジェンスの政治化、恣意的な歪曲を防いでいく、その上で、国家公務員法の服務規定が有効に機能をするというような答弁がありました。
重要な国政の運営に資する情報の収集調査に係る活動に関する重要事項を調査審議する機関、この設置という本法案の目的に鑑みて、インテリジェンスの政治化、そして恣意的な歪曲を確実に防ぐために、この服務規定だけによる、いわゆる性善説的な立ち位置からより一歩踏み込んだ、こういった虚偽の報告などができないような制度設計が必要なのではないかという問題意識を持っています。
それは、このインテリジェンスコミュニティーというのは、これまで歴史的にも、様々な失敗をどう乗り越えてくるか、この歴史の中で今の状況が国際社会の中でもあると理解をしています。例えば、米国がベトナムに本格的に介入をするきっかけとなったトンキン湾事件など、米国の安全保障当局者が意図的に情報を操作をして、重大な政治決定を誤った方向に導いたことが後年明らかになっている、こういった事例も存在をしているのは事実であります。
そこで、官房長官にお尋ねをしたいと思います。
今回のこの設置の趣旨にのっとり、その健全な運営を担保すること、そして、インテリジェンスの政治化、恣意的な歪曲を確実に防ぐ制度設計について、服務規定だけではなく、刑事罰の規定などを設けること、こういったことを行うことでより実効的な方策を取るべきだというふうに考えますが、現時点での政府の見解、そして、これまでの答弁の中で、服務規定があるというような御答弁がありましたが、これだけで十分であるというふうにお考えになる場合は、その根拠についてもお示しをいただきたいと思います。
103
木原稔(自民)内閣官房長官
国民の基本的人権の保護であったり、あるいは政治的中立性の確保の重要性は当然認識をしているところであります。
そして、この法案は、行政機関相互の関係を律するものでありまして、国家情報会議にも国家情報局にも、国民の権利義務に直接関わるような権限規定を設けるものではありませんので、現時点では、この法案によってインテリジェンスの司令塔機能の強化という形で進めさせていただきたいと思っております。
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104
橋本幹彦(国民)
繰り返しですけれども、大変バランスの悪い法案だと思います。これはあくまで第一弾だと思いますけれども、今後、自民党の、与党の中でもインテリジェンス改革というのを進めていくという話も聞きますけれども、是非、こういった観点、バランスのよい観点、現場を守る、国民を守る、このことを中核に据えて、インテリジェンス改革、真のインテリジェンス改革を進めていただきたいと願っております。
私からの質問は以上です。
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105
西村明宏(自民)
次に、深作ヘスス君。
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- (上の発言)
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深作ヘスス(国民)
国民民主党・無所属クラブの深作ヘススです。
本日は、連合審査、質問の機会をいただき、ありがとうございます。
これまで各委員との御質疑、答弁を聞いている中で、ある意味で、ここで共有されているのは、やはりインテリジェンスに関する体制をどう強化をしていくのか、これについてはこの国会の中で論をまたない、この喫緊性については多くの委員が共有をしていることであると思います。他方で、それをどうやって運用していくのか、その細かいところについて様々意見が上がってまいりましたが、私も、これから御質問する中で、こういった様々な懸念に対してどうやってそれを盛り込んでいくのか、是非政府にも前向きに御検討いただきたいということを申し上げまして、御質問に入りたいと思います。
四月十日の答弁で、インテリジェンスの政治化、恣意的な歪曲を防いでいく、その上で、国家公務員法の服務規定が有効に機能をするというような答弁がありました。
重要な国政の運営に資する情報の収集調査に係る活動に関する重要事項を調査審議する機関、この設置という本法案の目的に鑑みて、インテリジェンスの政治化、そして恣意的な歪曲を確実に防ぐために、この服務規定だけによる、いわゆる性善説的な立ち位置からより一歩踏み込んだ、こういった虚偽の報告などができないような制度設計が必要なのではないかという問題意識を持っています。
それは、このインテリジェンスコミュニティーというのは、これまで歴史的にも、様々な失敗をどう乗り越えてくるか、この歴史の中で今の状況が国際社会の中でもあると理解をしています。例えば、米国がベトナムに本格的に介入をするきっかけとなったトンキン湾事件など、米国の安全保障当局者が意図的に情報を操作をして、重大な政治決定を誤った方向に導いたことが後年明らかになっている、こういった事例も存在をしているのは事実であります。
そこで、官房長官にお尋ねをしたいと思います。
今回のこの設置の趣旨にのっとり、その健全な運営を担保すること、そして、インテリジェンスの政治化、恣意的な歪曲を確実に防ぐ制度設計について、服務規定だけではなく、刑事罰の規定などを設けること、こういったことを行うことでより実効的な方策を取るべきだというふうに考えますが、現時点での政府の見解、そして、これまでの答弁の中で、服務規定があるというような御答弁がありましたが、これだけで十分であるというふうにお考えになる場合は、その根拠についてもお示しをいただきたいと思います。
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木原稔(自民)内閣官房長官
御指摘のインテリジェンスの政治化でありますけれども、一般に、何らかの政治的意図に基づいてインテリジェンス機関が収集した情報の評価が客観性であったり中立性を欠くような事態を指すものとして、これは諸外国でも論じられているというふうに承知しています。
したがって、本法案は、インテリジェンスの司令塔機能を強化し、政府内のインテリジェンスサイクルをより充実させることを狙いとしておりますが、他方で、情報部門と政策部門は相互に干渉し過ぎないように活動することも重要であり、例えば、政策部門への配慮により報告すべき情報が報告されないであるとか、あるいは逆に、情報部門の意…
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108
深作ヘスス(国民)
ありがとうございます。
その上でも、様々、例として挙げられているアメリカのインテリジェンスコミュニティーの在り方であったり、いろいろと挙げられていますが、アメリカやオーストラリアなどにおいても、こういった虚偽の情報を上げたりすること、これは刑事罰が問われることになっています。それは、うそを上げたからこれが刑事罰に問われるのではなく、国家の政策判断を誤らせたことに対して、そのような刑事罰というものが定められています。
もちろん、今、官房長官がおっしゃられたように、現在想定をしている中で、この内閣、今の政府において、これは失敗をすることのないように運営を…
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木原稔(自民)内閣官房長官
インテリジェンスの恣意的な歪曲を行うという事態、これはそもそもあってはならないし、なかなか想定はし難いというふうに認識していますが、あえて申し上げれば、そのようなことがあれば、先ほど申し上げたような国家公務員法上の懲戒処分であったり、また、内容によっては刑事責任も問われ得ることとなると思います。
懲戒処分に関しては、国家公務員法第八十二条第一項は、この法律若しくは国家公務員倫理法又はこれらの法律に基づく命令に違反した場合、職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合、国民全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあった場合のいずれかに該当する場合に懲戒処分を…
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