お答えいたします。
企業の現場から申し上げますと、やはりAIを使っていろいろな技術革新というのが進んできております。
例えば、私がおります保険会社でも、事故のデータというのをたくさん保有しておりますので、そういった事故のデータから今後の事故が起こり得ないような、そういった安心、安全な社会をつくるということにつなげるということも可能でございますし、また、先ほどから話題になっております医療の現場では、例えば創薬であるとか治療方法の確立といったようなことが、このデータを使うことによって飛躍的に進歩するのではないかというふうに思います。
一方で、何の規則もないまま漏えいしたときの責任はあなたにあります、でもこれは使っていいですということになってしまうと、やはり業者という企業の観点からいいますと、使うことに対してのちゅうちょというのが生まれてしまいます。
こういったことをしっかりと、統計的で、個人のプライバシーを侵害しない措置を取った上で使ってよいよというふうに法律で規定するということは、業者にとってもしっかりデータの活用というのを前向きに考えることができる一つの大きなきっかけになるのではないかということで、この法律の改正については非常に意義があるというふうに私は考えております。
以上でございます。
40原原山大亮(維新)
日本維新の会の原山大亮でございます。
本日は、参考人として御出席いただきました先生方に心より感謝を申し上げます。よろしくお願いいたします。
まず最初に、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして質疑を行いたいと思います。
村上参考人にお話を伺っていきたいと思いますが、限られた時間でございますので、三点に絞ってお伺いしたいと思います。
まず、今回の法案全体の評価についてでございます。
今回の個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案は、デジタル技術の急速な進展に伴い、個人情報を含むデータの利活用に対する需要が高まる一方…
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41村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
お答えいたします。
まず、この法案全体の評価というのは、私の意見陳述の中でも申し上げましたけれども、非常に評価をしております。
なぜならばといいますと、やはりAIの競争力というのはデータの品質というものに非常に左右されておりますけれども、今までは個人情報を含むデータの取扱いというものに非常に厳格な規定がございましたので、なかなかこの活用というのが諸外国に比べ少し劣後していたという事実がございます。そういったところが、統計等を用いて個人のプライバシーを侵害しない範囲でデータの活用ができるといったことは非常に評価ができるというふうに思います。
一方で、…
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42原原山大亮(維新)
次に、AI開発やデータ利活用の実務面についてお伺いいたします。
今回の見直しでは、本人の権利利益への影響の有無という観点から、本人関与の在り方を見直す方向性が示され、AI開発を含む統計作成等目的の利用について、一定の条件の下で本人同意を不要とする制度設計が検討され、法案にも統計等の作成を行う第三者への提供に関する同意例外の見直しが盛り込まれております。
企業の現場から見れば、AIの学習や高度なデータ分析に個人情報をどこまで活用できるのかという線引きの明確さは、研究開発や新サービスの実装のしやすさに直結する重要な論点であると思います。
そこで、お伺い…
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- (上の発言)
43村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
お答えいたします。
企業の現場から申し上げますと、やはりAIを使っていろいろな技術革新というのが進んできております。
例えば、私がおります保険会社でも、事故のデータというのをたくさん保有しておりますので、そういった事故のデータから今後の事故が起こり得ないような、そういった安心、安全な社会をつくるということにつなげるということも可能でございますし、また、先ほどから話題になっております医療の現場では、例えば創薬であるとか治療方法の確立といったようなことが、このデータを使うことによって飛躍的に進歩するのではないかというふうに思います。
一方で、何の規則もないまま漏えいしたときの責任はあなたにあります、でもこれは使っていいですということになってしまうと、やはり業者という企業の観点からいいますと、使うことに対してのちゅうちょというのが生まれてしまいます。
こういったことをしっかりと、統計的で、個人のプライバシーを侵害しない措置を取った上で使ってよいよというふうに法律で規定するということは、業者にとってもしっかりデータの活用というのを前向きに考えることができる一つの大きなきっかけになるのではないかということで、この法律の改正については非常に意義があるというふうに私は考えております。
以上でございます。
44原原山大亮(維新)
ありがとうございます。
最後に、今後の見直しに向けた課題についてお伺いいたします。
個人情報保護法は、いわゆる三年ごとの見直しの枠組みの下で継続的に制度改正が行われており、個人情報保護委員会が公表した制度改正方針においても、適正なデータ利活用の推進、リスクに適切に対応した規律、不適正利用等の防止、規律遵守の実効性確保という四つの柱が示されています。また、個人情報保護政策に関する懇談会では、事業者等の自主的取組とそれへのインセンティブも議題として掲げられております。
AIの進化や生成AIの急速な普及、さらには国際的なデータ規律の形成が進む中で、今回の…
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45村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
お答えいたします。
私も個人情報保護法の懇談会の委員をしておりますけれども、この懇談会でも、この三年ごとの見直しというのは非常に重く受け止めております。
一つに、まず、御指摘ございましたように、AIを含めました技術というのは大変急速に進化をしております。この法律がその進化にきちんと対応できるように、専門家を含めた委員によって、しっかり法律で何を規定するべきなのか、あるいは、技術的にどういう動向があって、どういった要項を盛り込めばいいのかというのをしっかり議論していくこと、これがまず一つ目に大事なことではないかというふうに思います。
二つ目でございま…
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46原原山大亮(維新)
ありがとうございました。
続きまして、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案について、森田参考人に伺いたいと思います。
特に、自治体支援、国民の信頼、そしてベースレジストリーの三点に絞ってお考えを伺いたいと思います。
まず、本法案全体についての御評価を伺います。
本法案は、クラウド活用や公的基礎情報データベースの整備を通じて、行政の効率化と国民の利便性向上を目指すものと承知をしておりますが、森田参考人はこの法案を日本の行政デジタル化の中でどのように位置づけておられるのか、総論的にお聞かせ…
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