赤澤亮正 (自由民主党)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

2026年6月4日・第221回国会 衆議院 予算委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 243 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 347 発言)

委員から、今、日本全体として必要な量は原油、石油製品共に足りているということについては理解をいただいているということでございました。

じゃ、具体的にどうなんだということで、ナフサから製造される、例えばシンナー、塗料、印刷インキ、コーキング材、塩ビ管など、特に建設関係に使われるものについてお話をすると、シンナーについて言うと、三月は一一六%、前年同月比で生産されています。同様に申し上げると、塗料が一一一%、印刷インキが一〇四%、コーキング材は九九%ですが、建築に係る戸建て用になると一〇五%、塩ビ管が一一六%、潤滑油はナフサから作られるものではないですが、先ほども質疑の中で出ました一四二%ということなので、確かに、やはり製品は作られているんです、国内に出荷されているということがあります。

それで、じゃ、なぜと。しかも、もう一つ加えて言うと、塗料、シンナー、印刷インキ、塩ビ管、断熱材、ユニットバスの業界からは、八つの団体から五月末に、足下の供給量は安定、増加し、今後も継続的に供給できる見通しであることが発信をされています。

原因について述べよということでありましたが、今発信したことも、実はその原因が分かっているからやっていることでありまして、足下の課題、供給の偏り、流通の目詰まりなんですが。

まず原因として、目詰まりということでいえば、川上と川中で供給見通しが共有されず、供給量を制限している。端的に言うと、前にもお話ししたことがある、四月は例年並み、五月は未定という通知が川上から来たら、シンナーメーカーがもう四月の供給量を半分にしてしまった。四月は例年並みと言われても、不安だから半分ということがあります。それから二番目に、事業者間のコミュニケーション不足で、受注していたんだけれども、入荷したのに入ったよという連絡を、もう物すごく注文が来るからしていませんというコミュニケーション不足があります。それから三番目は、これは私の地元でもあったことですけれども、接着剤を通常の十倍以上発注しているみたいな、過去の実績以上の発注というので。この三つがそこら中で起きていると、これはなかなか、量的には多く生産していても結局行き渡らない人がいるということになります。

ということがあるので、川上の製造事業者の供給状況も確認しつつ、川中から川上の状況も丁寧に把握して、問題が起きているところを一つ一つ発見をしたら手を入れていくということをやっている。一方で、例えば、一番多い建築関係の一人親方、工務店が利用されるホームセンターについては、前年同月比同量を買ってください、そして不安になったらまず経産省に御連絡くださいというポスターをべたべたと貼らせていただいて、そういう努力もしているところであります。

原因は、今まさに委員がお尋ねいただいたのでお話しできた三つですので、それについて何とか改善しよう、解消しようとしております。

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