自由民主党の阿部弘樹でございます。
今日は、三点御質問をさせていただきたいと思っております。
飲酒運転、福岡県におきましても、飲酒運転の車が家族連れの方々をはねて、一家もろとも海の中に投げ出されたという悲惨な事故がありまして、それから福岡県は飲酒運転防止のための様々な取組をしてきたところでございます。本当に悲惨な、かわいそうな事件でありましたし、また、その後、県警本部を中心に、飲酒運転防止のための取組に県民挙げて取り組んできたことに本当に敬意を表するわけでございます。
さて、今般、法改正で、アルコールの数値基準を導入することで、危険運転の数値化を図ろうということでございます。
飲酒運転については、皆さん御存じのように、ハンス・ビンダー博士がスイスでおよそ百年前に書かれた論文がございます、アルコールにおいて酩酊状態が起きる、その酩酊状態を分類して、今日、スイスの精神医学界でもその基準を採用し、世界でも基準を採用することになっておるところでございます。
しかし、その基準が、呼気による、吐く息によるアルコール度を検査する。非常に簡易で全国どこでも行えるということでは、実質的に、採血などと違って、警察官が全国津々浦々どこでも検査できるという点では非常に評価するところではありますが、また、医学の世界では、余り呼気による検査というのは行われないところでもあります。
私も、遠い昔、医学部で法医学の講義を受けていたときに、毒物を飲んだときに呼気に非常に異臭がするということを聞いたこと、講義で受けたことを覚えております。ヒ素であったり様々な、青酸であったりすると、呼気の中にその薬物のにおいが出てくるということでございます。
さて、今般、呼気一リットル当たり五ミリグラムということで、新しい基準を設けられましたが、その基準の合理性についてはいかがでございましょうか。
3井井上英孝(維新)
次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局刑事局長平城文啓君から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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4井井上英孝(維新)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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5井井上英孝(維新)
これより質疑に入ります。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。阿部弘樹君。
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- (上の発言)
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阿部弘樹(自民)
自由民主党の阿部弘樹でございます。
今日は、三点御質問をさせていただきたいと思っております。
飲酒運転、福岡県におきましても、飲酒運転の車が家族連れの方々をはねて、一家もろとも海の中に投げ出されたという悲惨な事故がありまして、それから福岡県は飲酒運転防止のための様々な取組をしてきたところでございます。本当に悲惨な、かわいそうな事件でありましたし、また、その後、県警本部を中心に、飲酒運転防止のための取組に県民挙げて取り組んできたことに本当に敬意を表するわけでございます。
さて、今般、法改正で、アルコールの数値基準を導入することで、危険運転の数値化を図ろうということでございます。
飲酒運転については、皆さん御存じのように、ハンス・ビンダー博士がスイスでおよそ百年前に書かれた論文がございます、アルコールにおいて酩酊状態が起きる、その酩酊状態を分類して、今日、スイスの精神医学界でもその基準を採用し、世界でも基準を採用することになっておるところでございます。
しかし、その基準が、呼気による、吐く息によるアルコール度を検査する。非常に簡易で全国どこでも行えるということでは、実質的に、採血などと違って、警察官が全国津々浦々どこでも検査できるという点では非常に評価するところではありますが、また、医学の世界では、余り呼気による検査というのは行われないところでもあります。
私も、遠い昔、医学部で法医学の講義を受けていたときに、毒物を飲んだときに呼気に非常に異臭がするということを聞いたこと、講義で受けたことを覚えております。ヒ素であったり様々な、青酸であったりすると、呼気の中にその薬物のにおいが出てくるということでございます。
さて、今般、呼気一リットル当たり五ミリグラムということで、新しい基準を設けられましたが、その基準の合理性についてはいかがでございましょうか。
7佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
本法律案におきましては、現行法第二条第一号の正常な運転が困難な状態との構成要件をより明確化するための数値基準を設けることとしているところでございます。
判例上、正常な運転が困難な状態とは、アルコールの影響により道路交通の状況等に応じた運転操作を行うことが困難な心身の状態をいうとされているところ、この数値基準は、個別具体的な事情を問わず一律にそのような状態にあると認められる体内アルコール濃度とする必要がございます。
その上で、改正後の第二条第一号におきましては、体内アルコール濃度が血液一ミリリットルにつき一・〇ミリグラム又は呼気一…
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阿部弘樹(自民)
法制審議会の議論を見ておりますと、やはり、呼気においてこのように測定をして、そして公判維持をする場合に、果たしてそれで堪え得るかという議論もあり、大多数の方々はこれでいいということでございますが、飲酒の検査及び証拠の収集体制、さきの別な委員の質問の中に、例えば、旭川、それと知床、その他、北海道は非常に広い地域を所管する警察署が多いということも伺っております、集めた資料を速やかに届けるためにも相当の時間を要するというふうに伺っておりますが、飲酒検査及び証拠収集体制の強化についてはいかがでございましょうか。
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9日日下真一警察庁交通局長
お答えいたします。
警察において、運転者のアルコール濃度を測定する方法といたしましては、交通事故現場等における測定器を用いた呼気検査や、裁判官が発付する令状に基づく血液の採取及び鑑定がございます。
警察におきましては、これまでも、迅速に事故現場等に臨場し、早期の呼気検査等に努めているところであり、また、事故等の発生から相当程度時間が経過していた場合であっても、飲酒状況について裏づけ捜査を徹底するとともに、飲酒量等から計算式により事故発生当時の運転者のアルコール濃度を明らかにしているところでございます。
それから、加えまして、体制ということでございま…
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