村山浩昭弁護士

2026年6月9日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

ありがとうございます。

裁判官は、通常審では、当事者が請求してきた証拠を採用するかどうか、そして、その採用した証拠の中で取り上げるべきものが何かということで、信用性がどうかというような判断をしているのが常でございます。ですから、自分で何かあるのではないかということをやるというのは、通常審では一般的には行っていません。

そういう事件を圧倒的に多数抱えている裁判官が、この再審請求審についてこういう発想になるかというと、これは相当難しいと思います。これは、理屈よりも、実際に実務的に自分が身につけた感覚であり、仕事のやり方なんです。ですから、これはやはり実際に提出命令というのは難しくて、提出命令というのも、やはり当事者が、請求人側が求めて、ああ、なるほど、そうなのかという形で提出するという形になろうと思います。

そういう意味で、この提出命令の職権によるというところで余り過大な期待をされるというのは、裁判官にとっては負担の大きいことだというふうに思っております。

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