お答えいたします。
再審請求審における国選弁護制度につきましては、法制審議会において議論が行われたところでございます。
その中での意見でございますが、再審手続は、有罪判決について例外的にこれを是正する非常救済手段であることや、再審請求事件のうち本格的な審理が必要となる事件はごく一部にとどまることからすると、再審請求審において公費負担で弁護人を付す必要について通常審と同様に考えることは困難であるとの意見や、同一の者が繰り返し再審請求を行う例も見られるということから、公費支出の適正の観点からも疑問が残るといった意見が大勢を占めたということでございました。
また、再審請求の準備段階における国選弁護制度についても法制審において議論が行われましたけれども、再審請求をしていない者について公費負担で弁護人を付すものとすると、その必要性、相当性についてはより慎重な検討を要する、すなわち、有罪判決を受けた者が再審請求を準備するというと、有罪判決を受けた者全部がその分母となり得る、全員がするということではありませんが、そのような者が皆、国選弁護をつけられるということになるのは慎重に考えるべきではないかというような御判断が、意見が出まして、そのような状況を踏まえて、国選弁護制度を設けるかというのは、これを国費で負担するかどうかということについては慎重な検討を要すると現時点で考えているところでございます。
223
井戸まさえ(国民)
大いなる反省をなさるんだったらば、歴史もしっかり踏まえていただきたいんですよ。
この六八年の再審特例法、議員立法ですけれども、このときにも、先ほど平林委員がおっしゃいましたけれども、ちょうど議員立法が出たから、政府が慌ててこうして内閣法を出されたというような形なんですけれども、このときも、六八年のときも、議法が出た、そうしたらば、そのときには恩赦という形で、この議法はそのまま成立しないままになって、恩赦という形で、逆に、まだ死刑、確定をしていなかったそうした方たちのことを対応するという形で、結果的には法改正がされなかったんですね。
もしも、六〇年代、…
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224佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
再審開始事由を定める刑事訴訟法第四百三十五条の第六号の無罪を言い渡すべき明らかな証拠の意味について、いわゆる白鳥決定、財田川決定、最高裁の決定でありますが、この無罪を言い渡すべき明らかな証拠とは、確定判決における事実認定に合理的な疑いを抱かせ、その認定を覆すに足りる蓋然性のある証拠をいい、これに当たるかどうかは、その新証拠と他の全証拠、すなわち旧証拠を総合的に評価して判断すべきである旨を判示したものでございます。
そのような意味で、この四百三十五条六号の規定はかなり大きく、決定の中身を入れますとかなり広くといいましょうか、大きく意…
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225
井戸まさえ(国民)
これは最高裁判例ですから、それを法定化するというのは立法府の責任だと私は思っています。このことは言わせていただきたいと思います。
時間が余りないので、再審の請求段階の国選弁護人の制度の整備について伺います。
今日の参考人質疑でも、葛野参考人そして鴨志田参考人からも指摘がありました。再審請求人への手続保障の中核でもある、しかしながら、ほとんどの方が、例えば再審をやりたくても弁護士さんがついていないだとか、こういったことがあると思うんです。私は、実は本人訴訟で裁判を闘ったことがあるので、どれほど大変かというのはよくよく分かっています。
ここについて、例…
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- (上の発言)
226佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
再審請求審における国選弁護制度につきましては、法制審議会において議論が行われたところでございます。
その中での意見でございますが、再審手続は、有罪判決について例外的にこれを是正する非常救済手段であることや、再審請求事件のうち本格的な審理が必要となる事件はごく一部にとどまることからすると、再審請求審において公費負担で弁護人を付す必要について通常審と同様に考えることは困難であるとの意見や、同一の者が繰り返し再審請求を行う例も見られるということから、公費支出の適正の観点からも疑問が残るといった意見が大勢を占めたということでございました。
また、再審請求の準備段階における国選弁護制度についても法制審において議論が行われましたけれども、再審請求をしていない者について公費負担で弁護人を付すものとすると、その必要性、相当性についてはより慎重な検討を要する、すなわち、有罪判決を受けた者が再審請求を準備するというと、有罪判決を受けた者全部がその分母となり得る、全員がするということではありませんが、そのような者が皆、国選弁護をつけられるということになるのは慎重に考えるべきではないかというような御判断が、意見が出まして、そのような状況を踏まえて、国選弁護制度を設けるかというのは、これを国費で負担するかどうかということについては慎重な検討を要すると現時点で考えているところでございます。
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井戸まさえ(国民)
これも、資力によって冤罪が、救済の可能性が左右されるのは本当におかしなことだと思いますので、また機会があったらここもやらせていただきたいと思います。
実は、私は冤罪事件の現場に居合わせたことがあります。村木さんのあのケースのときに、当時私は兵庫一区選出の衆議院議員でした。ちょうど石井一先生、そこにいらっしゃるんですけれども、石井一先生がまさに議員案件として村木さんにそれを言って、村木さんが、それまでの法律を犯して、やったというようなことで。
しかしながら、当時、いろいろなことがあったときに、この石井先生のアリバイがあるかないかといったときに、石井一先…
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228井井上英孝(維新)
次に、和田政宗君。
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229
和田政宗(参政)
参政党の和田政宗でございます。
午前中の参考人質疑を聞いて改めて思いますのは、証拠の開示については堂々とされるべきだというふうに思います。だって、その証拠に基づいて裁判が行われるわけでありますし、その証拠に基づいて検察も様々な立証をしていくわけでありますので、やはり、ここが隠されているんじゃないかとか、そういうようなことの疑念がまさにこの法案においても鍵になっているわけですね。ですので、ここを堂々とやっていただきたい。そして、そういう答弁をしていただきたいというふうに思います。
議論がかなりぐちゃぐちゃになってきているので整理をいたしますと、この法案…
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