鴨志田祐美弁護士(日本弁護士連合会再審法改正推進室長)

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 281 発言)

ありがとうございます。

このときの議論は、もちろん私も出席していて記憶をしているところですけれども、やはり素朴な感情として、実はその前も、検察官の委員である宮崎委員が、これまでも慎重に個別の事例ごとに十分に検討した上で抗告をするかどうかを慎重に決めていますというふうに何度もおっしゃっていた後のこのやり取りなんですね、十八回は。そうすると、やはり、現状で問題があるという認識はないか、認識があってもそれを認めたくないか、どちらかなのではないかなというふうに正直言って思わざるを得ませんでした。

それは、その後の自民党の事前審査においても、当初は、この抗告の禁止ということに対して、抗告を禁止すべきだという意見が自民党の党内議論でもたくさんの議員から出たわけですけれども、最終的には制限をするという方向になりましたけれども、当初はそれも全く聞く耳を持たないという議論がかなり繰り返されてきたというふうに、これは公開ではないところですから、報道の限りをもって仄聞するところですけれども、あったと。

そのような法制審、さらにはその後の自民党の党内審査を経た中で、今のこの全面禁止ではない、制限が入っているという条文を見たときに、議員が感じておられるような不安、このまま検察官の判断に任せて、例外的に行われる場合がきちんと例外として機能するのかということに対しては、私も重大な懸念を持っているというふうに申し上げざるを得ないというふうに思っております。

前後のやりとり

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