山野目章夫早稲田大学法学学術院教授

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 181 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

法制審議会における調査審議が進んでいる過程で、既に社会保障審議会の方で検討がされた社会福祉法の改正と密接な連携、調整をして検討を進めてきたところでございます。

両方の審議会の成果物を政府が閣議決定した日は同じ日でございます。それで、同じ日、同じタイミングで衆議院に提出され、先ほど申し上げましたように、今日までのところ、法務委員会と厚生労働委員会におかれて、ありがたいことに、ほぼ同じ歩調で、遅れなく、ハーモニーを保ってここまで進んできております。まさに民事法制の改革と地域社会福祉の改革は車の両輪であって、一体でなければならない、どちらかがつまずけば全体が壊れるということを政府として強く意識して進めてきたあかしではないかというふうに考えます。

しかしながら、事柄の性質上、法律の条文を丁寧に美しく整えたということだけで地域社会福祉がうまくいくはずはございません。これから法律案の採択をいただくとして、いただいた後が、そこからが本番でありまして、そこはゴールではなくてスタートでございます。地域社会福祉と丁寧な対話を重ねていって、人々が各地で悩んでおられることをまた伺って、改革を続けなければいけないと思います。

政府としては、各部署が連携を図って予算等をきちっとつけていくということが重要です。私ども民間においても、やはりそこのところを政府任せにするのではなくて、福祉は大丈夫ですかということを伺っていくべきだろうと思います。

三月に西日本のある社会福祉協議会へ伺った折は、本当に今般の改革についてたくさんの不安と期待の声をいただきました。ちょっと時間が間に合わなかったので、私の方から質問と回答という文書をお出しして、全部で二十五問ございました。二十五問しかそのときはなかったんですけれども、これからますます膨らんでくるだろうと思います。そういうお問合せに対して一つ一つ丁寧に向き合っていくということを、一人一人がしていかなければならないのではないかというふうに感じているところでございます。

前後のやりとり

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