内藤惣一郎出入国在留管理庁次長

2026年4月24日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 202 発言)

このタイミングでというお話があって、もっと早く導入すべきであったのではないかという御趣旨かと受け止めております。

委員御指摘の電子渡航認証制度、JESTAは、査証を必要としないこととされている外国人で本邦に短期間滞在して観光等の活動を行おうとするもの等に、オンラインで身分事項や渡航目的等の情報をあらかじめ提供していただいて、事前にスクリーニングを行うことなどにより、不法残留や不法就労等を企図する外国人の入国を防止しようとするものでございまして、厳格な出入国管理の実現に資するものであると考えております。

加えて、査証を必要としないこととされている外国人で本邦に短期間滞在して観光等の活動を行おうとするものであることの認証を受けた外国人については、新規に導入する機器等を利用した上陸審査を実施することにより、上陸審査の手続の一層の円滑化を図るものであり、上陸審査待ち時間の短縮が実現できるものと考えております。

その上で、我が国における電子渡航認証制度につきましては、世界中から膨大な数の申請を電子的に受け付けて処理しつつ、航空会社等のチェックイン手続との連携が必要となるなど、非常に大きな仕組みの構築が必要となることから、令和二年度、令和三年三月に電子渡航認証制度を導入している諸外国のシステム等に係る調査報告書を取りまとめるなどしまして、出入国在留管理庁としても関心を持って調査検討を進めてきたところでございます。

他方で、同調査報告書の取りまとめと同時期に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、外国人入国者数が大幅に減少してしまったという出来事がございました。出入国在留管理庁においては、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが明確ではない中で、大規模なシステムの開発等を検討、推進するのではなく、外国人入国者数の増加基調が安定的に推移すると見込まれて以降更に検討を進めた結果、令和十年度中に電子渡航認証制度、JESTAを導入するめどが立ったということから前倒しさせていただいたものでございます。

そこで今国会の入管法の改正法案を提出したものでございまして、今後、法案を成立させていただければ、やはり安定した稼働が非常に重要になりますので、そこら辺もしっかり関係機関、業者と打ち合わせて進めていきたいと思っております。

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