学校現場にデジタルを取り入れる中にありましても、これまでのGIGAスクール構想の推進や今回の制度改正によりまして、委員御指摘の、友達との関わり、あるいは対話的な学びなど、それからリアルな体験ということが軽視されるということは、これは逆にあってはならないことだと考えてございます。学校ならではの学びというものが大事にされる中で、デジタルのよさを取り入れた学びというものが逆に生かされていくものだというふうに考えてございます。
リアルとデジタルのいわゆるバランスの取れた学びというものを追求しながら、自分自身が体験をしていくということは、どうした場面においても大事だと考えてございます。そうした、子供たちが自分の家庭環境では得られないような経験を得ることや、あるいは対人的な関係を、社会に出てからの第一歩となる基礎的な学習を行う学校において社会性等を育んでいくということ、これは今後の日本の教育でも忘れてはならない大事な点であると考えてございます。
体験活動も、学校の中でいろいろな活動をやってございます。これは、農山漁村体験であります、あるいは就業体験であります。それぞれの教科の中において、あるいは特別活動等も通じたいろいろな子供たち同士の触れ合い、あるいは教師と子供同士の触れ合いといった、そういう中で学んでいく、そうした体験ということについても、子供たちの将来の人生、人生を生きていく上では大事な一つのまさに経験になるということだと考えてございますので、これからもそうしたデジタルのよさを生かした学習とともに、そうした体験、自分自身で行う、自分自身で経験するといったことを忘れずに、学校教育全体を、デジタルとそれからリアルということを、バランスの取れた形での充実を進めていきたいと考えているところでございます。
64山山崎正恭(中道)
ありがとうございます。
がちがちにくくっていくのは逆に非常に使いにくくなると思いますので。先ほどありましたけれども、やはりここは望ましいというふうな展開が大事だと思います。
私も、この辺のところを現場の方に聞いてみました。そうすると、デジタル教科書の利用が進まなかったり、あと、結構、最初、使いましょうということで使っているんですけれども、失速していくというか途中でやめる理由について何が原因だろうというふうに聞いてみると、一つは、使うとこんなに便利だよというのを教員が余り知らないというふうな問題があるというふうに言われておりました。先ほど局長からもあっ…
この発言のページ
65望望月禎文部科学省初等中等教育局長
令和三年度から、小学校五年生から中学校三年生を対象に、現行の教科書代替教材のデジタル教科書を国から提供しており、英語については、令和四年度以降、約一〇〇%の小中学校等に配付して、いろいろな私どもも検証を行ってまいりました。デジタル教科書の活用も年ごとに増えてきているというふうなことも踏まえてございます。
現行の教科書代替教材のデジタル教科書をいつも使う児童生徒ほど、授業内容の理解、主体的、対話的で深い学びといった項目での肯定的な回答の割合が高いことや、デジタル教科書を使ってからその教科のことが好きになったといったことも、いつも使う児童生徒の方が教科のこ…
この発言のページ
66山山崎正恭(中道)
これだけ社会全体がデジタルが進んでいますので、保護者も大きな反対はないと思うんですけれども、不安があるような保護者に対しては丁寧な対応をお願いしたいと思います。
続いて、今デジタル教科書を使っている現場の先生方の中で、よく言われる、数学とか英語とかは使いやすいと思うんですけれども、悩まれながらやられている先生の中に国語の先生がいらっしゃいます。それは、やはり書く力とか読む力は国語の基本というふうなところの考え方がありまして、悩まれながらも、両方のベストな組合せはどういうふうなことなのかということを考えながら実践されています。
デジタルが進んでいく中で…
この発言のページ
- (上の発言)
67望望月禎文部科学省初等中等教育局長
学校現場にデジタルを取り入れる中にありましても、これまでのGIGAスクール構想の推進や今回の制度改正によりまして、委員御指摘の、友達との関わり、あるいは対話的な学びなど、それからリアルな体験ということが軽視されるということは、これは逆にあってはならないことだと考えてございます。学校ならではの学びというものが大事にされる中で、デジタルのよさを取り入れた学びというものが逆に生かされていくものだというふうに考えてございます。
リアルとデジタルのいわゆるバランスの取れた学びというものを追求しながら、自分自身が体験をしていくということは、どうした場面においても大事だと考えてございます。そうした、子供たちが自分の家庭環境では得られないような経験を得ることや、あるいは対人的な関係を、社会に出てからの第一歩となる基礎的な学習を行う学校において社会性等を育んでいくということ、これは今後の日本の教育でも忘れてはならない大事な点であると考えてございます。
体験活動も、学校の中でいろいろな活動をやってございます。これは、農山漁村体験であります、あるいは就業体験であります。それぞれの教科の中において、あるいは特別活動等も通じたいろいろな子供たち同士の触れ合い、あるいは教師と子供同士の触れ合いといった、そういう中で学んでいく、そうした体験ということについても、子供たちの将来の人生、人生を生きていく上では大事な一つのまさに経験になるということだと考えてございますので、これからもそうしたデジタルのよさを生かした学習とともに、そうした体験、自分自身で行う、自分自身で経験するといったことを忘れずに、学校教育全体を、デジタルとそれからリアルということを、バランスの取れた形での充実を進めていきたいと考えているところでございます。
68山山崎正恭(中道)
ありがとうございました。
次に、多様な子供たちへの対応支援について伺います。読み上げ機能や文字サイズの変更、背景色の調整など、デジタル教科書には読むことに困難を抱える児童生徒を支援する様々な機能が期待されています。
実は、私も教員時代に、読むことに困難さを抱える生徒さんがいまして、なかなかノートが書けないというふうな状況がありました。どうしてだろうと様々なことを模索する中でたどり着いたのが、短期記憶の問題で、黒板を見て確認していたことが下を向いてノートを書くときにはもう忘れているというような状況がありまして、あらかじめ教員が書いた板書の写真をタブレッ…
この発言のページ
69望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
文部科学省といたしましては、本法案をお認めいただけた後、デジタルな形態を含む新たな教科書についての標準仕様を策定することを考えてございます。読むことなどに困難を抱える児童生徒がより使いやすくなるように、読み上げ、ルビ振り、文字の大きさ、背景色の変更などの機能のほか、新たに教科書に掲載することになる動画に関する、例えば字幕の掲載や再生速度の調整などの機能の標準的な実装について検討をしてまいります。
また、検定教科書では、学習が困難な児童生徒のために作成される拡大教科書やデイジー教科書等の教科用特定図書等につきましても、デジタルな形態…
この発言のページ
70山山崎正恭(中道)
ありがとうございました。
機能については間違いなく効果があるのは分かっているので、ここの質問の肝は、それをそういった子供さんがいたときに各学校できちっと使ってもらいたいということです。ここの学校では使っていて、ここの学校では使われない、そういったことがあってはならないと思いますので、これはやはりしっかりと、そういった子供たちの支援のために現場が使っていくという周知に何とぞ力を入れていただきたいというふうに思います。
関連して、特別支援教育について伺います。
先ほどの質問とも関連しますが、今度は、特別支援学級に通う子供さんや特別支援学校に通う子供さん…
この発言のページ