お答え申し上げます。
私どもは、現在、地域計画の完成度を高める取組、これを全国的に進めているわけでございますけれども、その進め方といたしましては、まず、市町村の方で、重点的に地域計画の見直しに取り組む地区、こういったものを選定していただく、その上で、国や都道府県は、そのような地域の現場に入って伴走支援をすることで地域計画の完成度を高めていく、こういった形で進めていきたいというふうに考えてございます。実際、こうやって進めているところであります。
もちろん、重点地区の選定に当たっては、市町村に単に出してもらうというわけではなくて、私ども、国又は県、こういったこととキャッチボールをしながら、どこを重点的にやっていこうかというのを市町村と対話しながら共有していくということで進めていきたいというふうに考えております。
それで、御質問の目標に関してでございますけれども、るる答弁いたしましたとおり、地域計画は、多くの関係者の意見を調整する必要がある困難な作業でありますことに加えまして、地域農業が抱える課題は、圃場条件でありますとか傾斜の条件、担い手の有無など、地域の実情に応じて様々でございます。
こうしたことから、地域計画の完成度を高める取組は、地域が主体的に話合いを継続し、地域農業の在り方を描いていくことが必要だというふうに考えておりまして、現時点で、いついつまでというふうに期限を区切って、国が、ここまでの完成度の目標を、作るべきというような目標を定めることは想定していないわけであります。
農水省としては、先ほど申しましたように、地域計画の完成度を高めていく進め方につきましては、市町村と共有した重点地区の地域計画の完成度を一つ一つ、伴走しながら確実に高めていくとともに、でき上がっていきましたら、また市町村と協議しながら順次重点地区の数を増やしていく、こういうことによりまして、完成度の高い地域計画の数を増やしていきたいというふうに考えてございます。
58
渡辺創(中道)
ありがとうございます。
次は担当局に伺いたいと思いますが、昨年の集約期限での集約の結果というのは、令和四年の法改正の段階で、起こり得ることとして、又は可能性としてあり得ることとして予測していた範疇であったのでしょうか。
また、先ほど大臣からも答弁がありましたが、十分な効果を上げたと言える地域計画の目標地図が一〇%程度というのは、今後の農政施策を推進していく土台として十分に機能する水準と言えるのか、簡潔にお答えをいただきたいと思います。
この発言のページ
59小小林大樹農林水産省経営局長
お答え申し上げます。
地域計画の制度をつくった段階で、農林水産省といたしまして、集約化できた完成度の高いこういった目標地図が全国の何割程度の地域、地域計画で作成できるか、こういったことについて、あらかじめ具体的な想定があったというわけではないということではございますけれども、私どもとしては、こういった完成度の高い目標地図の作成というのは非常に困難な作業である、こういうことは認識していたところでございます。
実際に、市町村の人員も限られる中で、時間的制約もありまして、集約化が明確化された目標地図は全体の一割にとどまったものと認識しておりますけれども、私…
この発言のページ
60
渡辺創(中道)
私は今の答弁はとても残念なんですが、法改正して制度をつくった時点で、それに取り組んでどういう絵になるだろうかというビジョンを全く持たずにやっているということを堂々と答弁できること自体が、私はちょっといかがなものかと正直思うわけであります。ただ、そういう答弁だから、それは仕方がないと思って受け止めますが。
私自身も反省を含めて後悔があるんですけれども、その令和四年の審議の議事録を読み直してみると、参考人の質疑などで、なかなか思うように進まないのではないかという趣旨の指摘はあっているんですね。しかも、その時点で、政府はその件について全く認識を明確にしなかっ…
この発言のページ
- (上の発言)
61小小林大樹農林水産省経営局長
お答え申し上げます。
私どもは、現在、地域計画の完成度を高める取組、これを全国的に進めているわけでございますけれども、その進め方といたしましては、まず、市町村の方で、重点的に地域計画の見直しに取り組む地区、こういったものを選定していただく、その上で、国や都道府県は、そのような地域の現場に入って伴走支援をすることで地域計画の完成度を高めていく、こういった形で進めていきたいというふうに考えてございます。実際、こうやって進めているところであります。
もちろん、重点地区の選定に当たっては、市町村に単に出してもらうというわけではなくて、私ども、国又は県、こういったこととキャッチボールをしながら、どこを重点的にやっていこうかというのを市町村と対話しながら共有していくということで進めていきたいというふうに考えております。
それで、御質問の目標に関してでございますけれども、るる答弁いたしましたとおり、地域計画は、多くの関係者の意見を調整する必要がある困難な作業でありますことに加えまして、地域農業が抱える課題は、圃場条件でありますとか傾斜の条件、担い手の有無など、地域の実情に応じて様々でございます。
こうしたことから、地域計画の完成度を高める取組は、地域が主体的に話合いを継続し、地域農業の在り方を描いていくことが必要だというふうに考えておりまして、現時点で、いついつまでというふうに期限を区切って、国が、ここまでの完成度の目標を、作るべきというような目標を定めることは想定していないわけであります。
農水省としては、先ほど申しましたように、地域計画の完成度を高めていく進め方につきましては、市町村と共有した重点地区の地域計画の完成度を一つ一つ、伴走しながら確実に高めていくとともに、でき上がっていきましたら、また市町村と協議しながら順次重点地区の数を増やしていく、こういうことによりまして、完成度の高い地域計画の数を増やしていきたいというふうに考えてございます。
62
渡辺創(中道)
ごめんなさい、分かり切っていることを長々と答弁するんじゃなくて、さっきの質問にもそうですが、一〇%の状況で、目標というか、想定していた効果を上げられるのかというのも先ほど答弁もなかったし、今も、十年後を描いた地図を作っていくという話なのに、その時間はどんどん過ぎていっている中で、どこまでいけば効果を上げられるのか、それは今でも効果がゼロなんとは全く思いませんが、そこにやはり真摯に向かい合わないということ自体が大きな問題じゃないかなという気がします。ちょっとそれは厳しく考えていただくべきじゃないかなと思います。
このテーマの最後にしますけれども、地域計画…
この発言のページ
63
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
今の渡辺先生と小林局長のやり取りを聞いていて、私も全く渡辺先生に同感だなと思いながら聞いておりました。
それで、一割が今うまくいっているわけですけれども、この一割というのは一体全体何なのかというのをよくよく見てみると、大体が、元々そういうことをちゃんとやっていた地域か、若しくは基盤整備を契機にして、この機にこうやって整えていこうということをやれた地域というのが結構多いんですよね。
それ以外になかなかきっかけがない中で、やれ、やれと言われても、当然、利害の調整というのが難しいというのが現実の農村の集落の、必ずしもみんなが仲がいいわけではないわけですから…
この発言のページ
64
渡辺創(中道)
大臣の問題意識はよく分かりました。ありがとうございます。
中道改革連合は、立憲民主党と公明党とともに、本日の夕方に、地域計画に関して、地域段階での推進組織の整備、農地中間管理機構の事務の簡素化などを求める要請を、新たな水田政策の内容と併せて大臣に申し入れることにしていますので、是非本日の質疑と併せて受け止めていただければと思っています。
次のテーマに行きますが、トランプ関税の日米合意を受けたMA米の状況について確認します。
この件は、昨年八月の予算委員会でも議論をしました。日米両政府の言いぶりには差異があるわけです。アメリカのファクトシートにあった…
この発言のページ