豊田真由子 (参政党)

2026年6月24日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 268 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 346 発言)

参政党を始めとする政党の候補者、あるいは党員、支持者の方々などが、おっしゃられたように、街頭演説の際に、バツ印をつけた国旗を掲げられたり、大きな声で演説を妨害されたりするなどして本当につらい思いをされているということは、私自身も経験をしておりますので、よく承知をしております。

こうしたことを踏まえて、参政党は、国旗を損壊等する行為というものの問題を非常に強く認識をしておりまして、どこよりも先駆けて、昨年そして今国会に独自の議員立法を提出したところであります。

そして、今回の法案に関する政党間の交渉の経緯につきましては、その詳細を申し上げることは信義則の観点から差し控えたいとは思いますが、御指摘の点につきましては極めて重要な点でございますので、お相手の御了解を得た上でここで御説明申し上げたいというふうに思います。

自民党案におきましては、自宅など人目に触れない場所で国旗を損壊、汚損し、それを公然と掲示する行為は処罰対象とはなっておりません。ただ、私どもはそれでは困りますということで、実際に我々が被害を受けていることの一つは、どこかで損壊してきた、あるいは汚損してきた国旗、バツ印のついた国旗などを掲げる行為でございますので、当初、やはり非常にそこを変えていくことは難しいというようなお話でありましたけれども、粘り強く交渉を重ねまして、最終的には法案の今後の検討事項の中に参政党の主張がきちんと入れられるということになりました。

具体的には、本法案の附則に、法の施行後三年を目途として、損壊され若しくは汚損された国旗を陳列する行為又はこれに類する行為の発生の状況その他この法律の施行状況等を勘案し、必要があると認められるときは、その結果に基づいて所要の措置が講じられるものとするとの見直し規定が盛り込まれることとなりました。

実は、参政党の中にも、この自民党案には反対すべきという声も実際ございました。しかし、私は思います、立法府の一員として、責任ある国政政党として大切なことは政策を前に進めるということであり、全てが思いどおり、一〇〇にならない、そういう点があれば賛成しない、ゼロで構わないということにしてしまうのであれば、物事は何も進みません。問題は何も解決しない。このままでは、公然と日本の国旗を損壊等する行為すら何ら問題とされないままとなってしまいます。であるならば、私たちは、責任ある国政政党として、この重要な問題を一歩でも前に進める必要があると考えた次第であります。

今後につきましては、表現の自由の保護への配慮といったことももちろん極めて重要であります。こうしたことも踏まえ、参政党は共同提出をした政党として責任を持って本法案の施行状況や見直し規定の真摯な検討状況を今後も注視するとともに、政府や各党と今後とも議論を重ねて真摯に努めてまいりたいと考えております。

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