日本維新の会、黒田征樹でございます。
本日は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案ということで、質疑を進めさせていただきます。
本法律案は、ディープテック分野のスタートアップ創出を国家戦略として推進するということであります。
現在、日本のスタートアップエコシステムの国際的な立ち位置は非常に厳しい状況に直面しているというふうに認識をしております。
ユニコーンの企業数は、米国が千社近くあることに対しまして、日本は僅か十社程度というところにとどまっております。IPOの時価総額を見てみると、シリコンバレーの平均が八千億円以上に対して、東京は僅か二百億円余りということで、世界トップのベンチャーキャピタルのアジアへの投資件数でも、中国、インドが千五百件以上あることに対しまして、日本は僅か十件程度にとどまっているということであります。
また、世界では、デジタル分野のみならず、ディープテックの分野においてもスタートアップがイノベーションをまさに主導しております。例えば、気候変動の対策ではリシオス社、バイオテックではセンティバイオサイエンス社、AI・ロボティクスではアプトロニック社。いずれも大学発、研究者発のスタートアップが数百億円を調達して、社会課題の解決と経済成長を同時に実現をしているということで、日本では、研究シーズはあるものの、事業化を見据えたエコシステムが未成熟でありまして、スタートアップが成長するために不可欠なグローバル市場へのアクセス、これが非常に限定的であります。
この法改正はその根本的な課題に正面から取り組むものであるというふうに私自身も考えておりますけれども、この取組自体は全力で応援したいというふうに思います。
その上で、この改正が絵に描いた餅にならないように、機構のガバナンス、財源の持続可能性、研究セキュリティー、そして国際競争力の観点から、政府の具体的な考え方をお聞きしていきたいというふうに思います。
今話題になりましたGSCのフラッグシップ拠点が整備される予定でありますけれども、これは世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを目指すということであります。
そこで、お伺いしますけれども、GSCフラッグシップ拠点の具体的な成功の姿、すなわち、十年後にどのような状態であれば成功と評価できるのか、定量的な目標、質をどのように設定しているのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。
〔委員長退席、中根委員長代理着席〕
97
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
伊藤氏は海外のイノベーションエコシステムに詳しくというところをいろいろ申し上げましたが、そのアドバイザーやステアリングコミッティーの構成員として責任を持って対応いただいていたけれども、意思決定権は有しておらず、あくまで助言をいただいていたものと認識をしております。
構想の推進に当たっては、伊藤氏を含む様々な有識者の方々の助言を踏まえつつ、政府として必要な意思決定を行ってきたところでありまして、御指摘の統合イノベーション戦略二〇二四における記載に関し、特定の人物が中核的な役割を果たすことを念頭に置いたものではなく、そのような事実はないというふうに承知して…
この発言のページ
98
後藤祐一(中道)
スタートアップ支援とエコシステムをつくることは大事ですよ。お金をかけることもいいでしょう。余りにずさんです。ちょっと足を止める必要があると思いますよ。是非、与党の皆さん、よくお考えください。大臣も政治決断すべきだと思います。
終わります。
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99
山下貴司(自民)
次に、黒田征樹君。
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- (上の発言)
100
黒田征樹(維新)
日本維新の会、黒田征樹でございます。
本日は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案ということで、質疑を進めさせていただきます。
本法律案は、ディープテック分野のスタートアップ創出を国家戦略として推進するということであります。
現在、日本のスタートアップエコシステムの国際的な立ち位置は非常に厳しい状況に直面しているというふうに認識をしております。
ユニコーンの企業数は、米国が千社近くあることに対しまして、日本は僅か十社程度というところにとどまっております。IPOの時価総額を見てみると、シリコンバレーの平均が八千億円以上に対して、東京は僅か二百億円余りということで、世界トップのベンチャーキャピタルのアジアへの投資件数でも、中国、インドが千五百件以上あることに対しまして、日本は僅か十件程度にとどまっているということであります。
また、世界では、デジタル分野のみならず、ディープテックの分野においてもスタートアップがイノベーションをまさに主導しております。例えば、気候変動の対策ではリシオス社、バイオテックではセンティバイオサイエンス社、AI・ロボティクスではアプトロニック社。いずれも大学発、研究者発のスタートアップが数百億円を調達して、社会課題の解決と経済成長を同時に実現をしているということで、日本では、研究シーズはあるものの、事業化を見据えたエコシステムが未成熟でありまして、スタートアップが成長するために不可欠なグローバル市場へのアクセス、これが非常に限定的であります。
この法改正はその根本的な課題に正面から取り組むものであるというふうに私自身も考えておりますけれども、この取組自体は全力で応援したいというふうに思います。
その上で、この改正が絵に描いた餅にならないように、機構のガバナンス、財源の持続可能性、研究セキュリティー、そして国際競争力の観点から、政府の具体的な考え方をお聞きしていきたいというふうに思います。
今話題になりましたGSCのフラッグシップ拠点が整備される予定でありますけれども、これは世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを目指すということであります。
そこで、お伺いしますけれども、GSCフラッグシップ拠点の具体的な成功の姿、すなわち、十年後にどのような状態であれば成功と評価できるのか、定量的な目標、質をどのように設定しているのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。
〔委員長退席、中根委員長代理着席〕
101木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
KPIにつきましては、御指摘のとおり重要な指標であると考えておりますし、まさに御指摘のように、スタートアップの創出の数あるいは成長規模といった形で具体的な数値目標を設定するという考え方もあるというふうに承知をしております。
一方で、数値目標のみを設定した場合には、その達成を優先する余り、本構想の目的に沿わない形でスタートアップの件数のみを増やすということにつながるおそれ、あるいは、ディープテック分野のように研究開発に時間を要する分野の特性を十分に反映できない、そんなおそれもあるというふうに考えておりまして、具体的なKPIの設定に…
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102
黒田征樹(維新)
ありがとうございます。
確かに、数だけの目標をもって評価するというのはいささかどうなのかなという部分はありますけれども、やはり、質をどのように指標で測るのかというところが非常に重要かなというふうに思っておりますので、そういったKPIの体制というものはしっかりと構築していただきたいなというふうに思います。
本改正では、GSC機構の業務のために必要であると認めるときは、行政財産を無償で貸し付けるということが規定されております。この国有財産の無償提供は、公正な競争条件の観点から慎重に論じる必要があるというふうに考えております。
行政財産の無償貸付けを認め…
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103井井上諭一内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
先生おっしゃいますとおり、行政財産の無償貸付けは大変慎重な検討を要するところでございます。国有財産法第十八条第一項及び同法第十九条等において規定されてございます。
これについて、無償貸与等をするに当たっては、国において慎重な検討をしました。内閣府において、フラッグシップ拠点の、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想基本方針、これをまず、有識者の皆さんも含め検討していただいて、決定をいたしました。この考え方に基づきまして、さらに、有識者の会議を開催しまして、公益性、公正性の観点、また、業務の確実な実施のための必要性、その観点から、政府として、行政財産…
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