黒田征樹 (日本維新の会)

2026年6月17日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 100 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

日本維新の会、黒田征樹でございます。

本日は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案ということで、質疑を進めさせていただきます。

本法律案は、ディープテック分野のスタートアップ創出を国家戦略として推進するということであります。

現在、日本のスタートアップエコシステムの国際的な立ち位置は非常に厳しい状況に直面しているというふうに認識をしております。

ユニコーンの企業数は、米国が千社近くあることに対しまして、日本は僅か十社程度というところにとどまっております。IPOの時価総額を見てみると、シリコンバレーの平均が八千億円以上に対して、東京は僅か二百億円余りということで、世界トップのベンチャーキャピタルのアジアへの投資件数でも、中国、インドが千五百件以上あることに対しまして、日本は僅か十件程度にとどまっているということであります。

また、世界では、デジタル分野のみならず、ディープテックの分野においてもスタートアップがイノベーションをまさに主導しております。例えば、気候変動の対策ではリシオス社、バイオテックではセンティバイオサイエンス社、AI・ロボティクスではアプトロニック社。いずれも大学発、研究者発のスタートアップが数百億円を調達して、社会課題の解決と経済成長を同時に実現をしているということで、日本では、研究シーズはあるものの、事業化を見据えたエコシステムが未成熟でありまして、スタートアップが成長するために不可欠なグローバル市場へのアクセス、これが非常に限定的であります。

この法改正はその根本的な課題に正面から取り組むものであるというふうに私自身も考えておりますけれども、この取組自体は全力で応援したいというふうに思います。

その上で、この改正が絵に描いた餅にならないように、機構のガバナンス、財源の持続可能性、研究セキュリティー、そして国際競争力の観点から、政府の具体的な考え方をお聞きしていきたいというふうに思います。

今話題になりましたGSCのフラッグシップ拠点が整備される予定でありますけれども、これは世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを目指すということであります。

そこで、お伺いしますけれども、GSCフラッグシップ拠点の具体的な成功の姿、すなわち、十年後にどのような状態であれば成功と評価できるのか、定量的な目標、質をどのように設定しているのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。

〔委員長退席、中根委員長代理着席〕

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