お答えいたします。
近年、技術革新の進展やロケット打ち上げビジネスへの新規参入事業者の急増等により、宇宙開発利用が多様化しております。今国会に提出させていただいております宇宙活動法等の一部改正法案は、公共の安全を確保しつつ、ロケットの打ち上げに関する多様な需要に対応するため、ロケットの打ち上げそのものに着眼した規制体系へ転換するものでございます。
具体的には、開発段階の試験打ち上げとしての実施が想定される人工衛星の搭載又は分離を伴わない打ち上げを規制対象とすることにより、これらの打ち上げにおける公共の安全を確保するとともに、政府補償を含む損害賠償担保措置の対象とすることができ、新規事業者の開発を後押しすることが期待できます。
また、人工衛星に該当しない人工の物体についても、その構造が基準に適合していることを打ち上げ前に認定する制度を創設することで、公共の安全を確保しながら、宇宙空間の有害な汚染等の防止をすることが可能になります。
我が国の宇宙分野における自立性確保や産業基盤の強化の観点から、こうしたことを含めて、政府としては、打ち上げ能力の強化に取り組んで、二〇三〇年代前半までに年間三十件の打ち上げ能力の確保を目指すこととしております。
今回の改正により、国際的な責任を果たしつつ、我が国の宇宙活動の安全性を確保し、民間事業者による技術革新を後押しすることで、こうした目標の達成を含め、我が国の打ち上げ能力の強化や宇宙産業の発展を後押ししてまいりたいと考えております。
〔鳩山委員長代理退席、委員長着席〕
108河河野正美(自民)
それでは、時間が来ましたので、若干、通告した積み残しの問題もありますけれども、これで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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109
鳩山二郎(自民)
次に、黒田征樹君。
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110
黒田征樹(維新)
日本維新の会、黒田征樹でございます。
今日は、人工衛星等の打ち上げと管理に関する法改正についてということで質問をさせていただきます。
昨年、二〇二五年、世界全体のロケットの打ち上げ回数というのは過去最多の三百十六回に達しました。そのうち、アメリカが百九十二回、中国が九十一回ということで、両国だけで世界全体の打ち上げの八割以上を占めているということです。中でも、スペースXを中心とした、そういう企業が一年間で百六十五回という桁外れの打ち上げを実現しております。
先ほどもお話ありましたけれども、宇宙事業というのはもはや日常のインフラになりつつあるというこ…
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- (上の発言)
111風風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長
お答えいたします。
近年、技術革新の進展やロケット打ち上げビジネスへの新規参入事業者の急増等により、宇宙開発利用が多様化しております。今国会に提出させていただいております宇宙活動法等の一部改正法案は、公共の安全を確保しつつ、ロケットの打ち上げに関する多様な需要に対応するため、ロケットの打ち上げそのものに着眼した規制体系へ転換するものでございます。
具体的には、開発段階の試験打ち上げとしての実施が想定される人工衛星の搭載又は分離を伴わない打ち上げを規制対象とすることにより、これらの打ち上げにおける公共の安全を確保するとともに、政府補償を含む損害賠償担保措置の対象とすることができ、新規事業者の開発を後押しすることが期待できます。
また、人工衛星に該当しない人工の物体についても、その構造が基準に適合していることを打ち上げ前に認定する制度を創設することで、公共の安全を確保しながら、宇宙空間の有害な汚染等の防止をすることが可能になります。
我が国の宇宙分野における自立性確保や産業基盤の強化の観点から、こうしたことを含めて、政府としては、打ち上げ能力の強化に取り組んで、二〇三〇年代前半までに年間三十件の打ち上げ能力の確保を目指すこととしております。
今回の改正により、国際的な責任を果たしつつ、我が国の宇宙活動の安全性を確保し、民間事業者による技術革新を後押しすることで、こうした目標の達成を含め、我が国の打ち上げ能力の強化や宇宙産業の発展を後押ししてまいりたいと考えております。
〔鳩山委員長代理退席、委員長着席〕
112
黒田征樹(維新)
その後押し、非常に大事だというふうに思います。制度が変わっても、現場で働く、動いている民間企業のチャレンジですね、失敗を恐れずチャレンジしていくというそういう環境も必要だというふうに思いますので、そういう指標も政府としてしっかりと持っていただいて、前に進めていただきたいというふうに思います。
次に、将来的に人工衛星の数が増加して軌道上が混雑した場合における、搭載前人工衛星等の適合認定の在り方でありますけれども、軌道混雑が進んだ場合、本改正の認定制度はその時点で十分機能していると言えるのか、そしてまた、現時点の認定基準で将来の軌道環境に対応できる、そのよ…
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113風風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長
軌道上混雑についての御指摘でした。
我が国では、スペースデブリを出さないための取組として、宇宙活動法の解釈運用指針を示した人工衛星等との衝突防止に係るガイドライン等の各種のガイドラインに沿って、国際的にも進んだ取組を進めているということでありますし、今あるデブリの低減についても、先進的な技術開発とルール作りの両面で取り組んできております。
さらに、本法案においても、制御されない人工の物体に関しても、その打ち上げ前に構造が基準に適合していることを認定する制度を創設しまして、部品等の飛散を防止する構造となっているかを審査するものでございます。
宇宙ロケ…
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114
黒田征樹(維新)
これも先ほどお話ありましたけれども、日本だけで解決する問題ではありませんので、しっかりと国際的な連携というか、基準作りというところを取り組んでいただきたいというふうに思います。
日本の国際的な宇宙交通管理、この取組が国際的に高く評価されている、そういった記事も目にさせていただきました。先ほどの御答弁でもそういう内容かと思いますけれども、まさに日本の国が中心となって国際的なルール作りにしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、ロケットの打ち上げの申請から許可に要する期間についてでありますけれども…
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