風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長

2026年6月10日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 154 発言)

人員体制の面では、今後、打ち上げが一層増加する情勢に備えるため、宇宙活動法を所管する内閣府宇宙開発戦略推進事務局の体制強化は極めて重要と認識しております。令和七年度より、同法を執行する審査体制を含めた事務局全体の体制を順次強化しておりまして、令和八年度の同事務局の定員数は令和六年度の三倍強に現状増員したところでございます。引き続き、打ち上げに関する事業者の動向や技術情勢を踏まえつつ、規制実務の経験を持つ職員、それからロケット、衛星開発に従事した経験者など、打ち上げの増加に対応できる体制の構築に努めてまいりたいと考えております。

また、ワンストップ化等について御指摘がございました。現在、宇宙活動法上の許可に当たっては、打ち上げ施設周辺の住民、船舶、航空機等の公共の安全を確保するため、打ち上げ施設の周辺に警戒区域を定めるとともに、火薬類や高圧ガス等の取扱いに係る各法令に基づく安全対策を求めております。内閣府においては、こうした内容を含めて、打ち上げ事業者が取るべき事項を明確化するために、審査基準それからガイドラインを定めて、内閣府ホームページで公表しております。

加えて、打ち上げ事業者には、申請の検討段階から内閣府との事前調整を推奨しております。事業者から相談があれば、必要に応じて関係省庁と意思疎通を図るなど、事業者に寄り添いつつ、手続に係る事業者負担の低減に努めております。

議員が御指摘の米国の例でございますが、米国においても、ロケットの打ち上げの許可は連邦航空局、FAAですね、それから使用電波の許可は連邦通信委員会、FCC、そしてリモートセンシングの許可は商務省などと所管が分かれておる中で、現在、申請者の利便性向上を検討していると承知しております。

我が国においても、関係法令の手続は専門的知見を有する各機関での実施が最も効率的であるということではありますが、関係省庁との連携の下で効率的に実施してまいりたいと考えております。

同時に、内閣府としては、政府全体の司令塔として、ロケット打ち上げの高頻度化を目指し、手続の簡素化など、不断の改善を図ってまいります。

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