参政党の川裕一郎です。よろしくお願いいたします。
本日は、いわゆる宇宙活動法改正案について質問させていただきます。
宇宙は、もはや一部の研究者や大企業だけの世界ではなく、通信、測位、気象、防災、金融決済、物流、安全保障など、現代社会におけるあらゆる基盤が宇宙インフラの上に成り立っています。特に近年は、衛星通信や衛星画像が災害対応や安全保障において極めて重要な役割を果たしており、宇宙空間は、陸海空、サイバーに続く新たな戦略領域となっております。
世界では、米国、中国を始め各国が宇宙開発競争を加速させています。民間企業によるロケット打ち上げや人工衛星ビジネスも急速に拡大をし、宇宙産業は今後の成長産業として大きな期待を集めています。
その中で日本は、ロケット及び人工衛星の打ち上げ能力を有する世界でも限られた国の一つであります。しかし、現実には、自国衛星の打ち上げの相当部分を海外に依存しており、貴重な需要や技術蓄積までもが国外へ流出している状況にあります。知見という意味において、ロケットを打ち上げる能力だけではなく、人工衛星、重要部品、ソフトウェア、通信基盤、データ活用までを含め、日本自身が主体的に管理運用できる体制を構築しなければなりません。
政府は、二〇三〇年代早期に宇宙産業市場を四兆円から約八兆円に拡大をし、年間三十件程度の基幹ロケット及び民間ロケットによる衛星軌道投入能力確保を目標として掲げています。今回の宇宙活動法改正案も、その実現に向けて、民間企業によるロケット打ち上げや人工衛星利用の拡大を見据え、審査、監督体制の強化や制度整備を進めようとするものと理解をしておりますが、透明な制度運営、公平な競争環境、そして海外依存からの脱却をするための国内基盤強化が不可欠であると考えております。
まず、文部科学省が実施しているSBIRフェーズ3、宇宙分野における民間ロケット開発、実証支援についてお伺いします。
今年三月のステージゲート審査では、将来宇宙輸送システム株式会社が必須条件を満たしながらもフェーズ3移行は見送られ、フェーズ2の期間延長という結果になりました。私は、特定企業の選定結果そのものを問題視するつもりはありません。問題は、その判断プロセスと基準の不透明さであると考えます。
今回比較対象となった企業は、それぞれ技術的な方向性が異なります。インターステラテクノロジズ社及びスペースワン社は、人工衛星の軌道投入を主目的としています。一方で、期間延長となった将来宇宙輸送システム社は、有人宇宙輸送や再使用ロケットを主眼としており、技術体系そのものが大きく異なっております。
参議院で参政党の岩本議員が指摘したように、宇宙空間に到達する能力と人工衛星を安定的に軌道投入する能力は全く別次元の課題であると考えています。
ここで、お聞きをします。
今回、ステージゲート審査において、このように異なる技術領域、評価軸を持つ企業同士を政府はどのように具体的な配点、評価指標によって比較をし、二社へと絞り込んだのか、選定プロセスの合理性と妥当性について文科省の政府参考人にお尋ねします。
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
済みません。網羅的には申し上げられないですけれども、短縮して申し上げますと、今回の改正のほかにも、有人宇宙飛行や再使用型ロケットのみならず、再突入行為やサブオービタル飛行についても、最終取りまとめの指摘を踏まえて、国際動向や事業者における開発状況等を注視しつつ、今後更なる法改正を含め、適切な制度整備の在り方について検討を進めてまいりたいと思います。
また、議員御指摘のように、宇宙における国際競争が一層激化する中で、我が国の自立性を確保し、世界をリードする取組、重要であると考えております。私自身、アメリカのクラツィオスさんが来たときに、協議したときに、我…
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深作ヘスス(国民)
終わります。ありがとうございました。
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山下貴司(自民)
次に、川裕一郎君。
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- (上の発言)
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川裕一郎(参政)
参政党の川裕一郎です。よろしくお願いいたします。
本日は、いわゆる宇宙活動法改正案について質問させていただきます。
宇宙は、もはや一部の研究者や大企業だけの世界ではなく、通信、測位、気象、防災、金融決済、物流、安全保障など、現代社会におけるあらゆる基盤が宇宙インフラの上に成り立っています。特に近年は、衛星通信や衛星画像が災害対応や安全保障において極めて重要な役割を果たしており、宇宙空間は、陸海空、サイバーに続く新たな戦略領域となっております。
世界では、米国、中国を始め各国が宇宙開発競争を加速させています。民間企業によるロケット打ち上げや人工衛星ビジネスも急速に拡大をし、宇宙産業は今後の成長産業として大きな期待を集めています。
その中で日本は、ロケット及び人工衛星の打ち上げ能力を有する世界でも限られた国の一つであります。しかし、現実には、自国衛星の打ち上げの相当部分を海外に依存しており、貴重な需要や技術蓄積までもが国外へ流出している状況にあります。知見という意味において、ロケットを打ち上げる能力だけではなく、人工衛星、重要部品、ソフトウェア、通信基盤、データ活用までを含め、日本自身が主体的に管理運用できる体制を構築しなければなりません。
政府は、二〇三〇年代早期に宇宙産業市場を四兆円から約八兆円に拡大をし、年間三十件程度の基幹ロケット及び民間ロケットによる衛星軌道投入能力確保を目標として掲げています。今回の宇宙活動法改正案も、その実現に向けて、民間企業によるロケット打ち上げや人工衛星利用の拡大を見据え、審査、監督体制の強化や制度整備を進めようとするものと理解をしておりますが、透明な制度運営、公平な競争環境、そして海外依存からの脱却をするための国内基盤強化が不可欠であると考えております。
まず、文部科学省が実施しているSBIRフェーズ3、宇宙分野における民間ロケット開発、実証支援についてお伺いします。
今年三月のステージゲート審査では、将来宇宙輸送システム株式会社が必須条件を満たしながらもフェーズ3移行は見送られ、フェーズ2の期間延長という結果になりました。私は、特定企業の選定結果そのものを問題視するつもりはありません。問題は、その判断プロセスと基準の不透明さであると考えます。
今回比較対象となった企業は、それぞれ技術的な方向性が異なります。インターステラテクノロジズ社及びスペースワン社は、人工衛星の軌道投入を主目的としています。一方で、期間延長となった将来宇宙輸送システム社は、有人宇宙輸送や再使用ロケットを主眼としており、技術体系そのものが大きく異なっております。
参議院で参政党の岩本議員が指摘したように、宇宙空間に到達する能力と人工衛星を安定的に軌道投入する能力は全く別次元の課題であると考えています。
ここで、お聞きをします。
今回、ステージゲート審査において、このように異なる技術領域、評価軸を持つ企業同士を政府はどのように具体的な配点、評価指標によって比較をし、二社へと絞り込んだのか、選定プロセスの合理性と妥当性について文科省の政府参考人にお尋ねします。
73古古田裕志文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
御指摘のSBIR、中小企業イノベーション創出推進事業のフェーズ3基金事業におきまして、国際的な宇宙輸送市場で勝ち残る意思と技術を有する民間事業者を集中的に支援するため、事業期間を三つの段階に分け、ステージゲート審査によって段階的に補助対象事業者を絞り込む制度を採用しております。
令和八年三月のステージゲート審査においては、これまでの成果や今後の研究開発計画の妥当性等に重点を置いて、目標に対する実現可能性が評価をされ、事業者の絞り込みが行われました。
ステージゲート審査は、民間ロケットの開発、実証に係るビジネス、技術に関して十分な…
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川裕一郎(参政)
プロセスは合理性があって妥当であったという答弁でありましたけれども、これに関して、このまま、その公平性についてお伺いをしていきたいと思います。
行政の公募や選定において、曖昧な基準は、時として、結論ありきの選定を正当化するために利用されているのではないかと疑念が持たれることがあると思います。
今回の審査についても、一部では堀江貴文氏が関与するインターステラテクノロジズ社を前提とした選定、いわゆる出来レースではないかとの声も聞かれています。私は特定企業を問題視するつもりはありませんが、国民の血税が投入される以上、そのような疑念を持たれていること自体が制…
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75古古田裕志文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
SBIRフェーズ3基金事業の民間ロケットの開発、実証テーマにおけるステージゲート審査委員は、宇宙輸送に係るビジネスの専門家三名と技術の専門家三名の合計六名を文部科学省の協力の下で基金設置法人が選定しております。公正かつ中立な審査を行う観点から、審査対象となる事業者と利害関係を有する委員は当該事業の審査には参加できないこととしており、審査を実施する前に、事業者との業務上の関わりや経済的利益の供与など、各委員の利害関係の有無を確認しております。
審査における評価項目ごとの配点や採点基準は、本事業の趣旨にのっとり文部科学省及び基金設置法…
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