お尋ねのSNS型ロマンス詐欺の被害者の心理につきまして一概にお答えをすることは困難でございますけれども、SNS型ロマンス詐欺におきましては、マッチングアプリやSNSのダイレクトメッセージが用いられ、犯人側と被害者がメッセージにより交信を重ねる場合が大半でございます。これらメッセージのやり取りの中で、被害者は、犯人側に恋愛感情や親近感を抱き、犯人側を信頼してしまった結果、投資等の名目で金銭等をだまし取られているというふうに考えております。
また、お尋ねのSNS型ロマンス詐欺が成り立つ社会的背景でございますけれども、こちらも一概にお答えをすることは困難でございますけれども、例えば、コロナ禍以降、スマートフォンを通じたSNSの利用やインターネットバンキングを利用した決済といった非対面型の新たな生活様式が定着したことによりまして、SNSを用いた非対面でのコミュニケーションが定着したことが挙げられると考えられます。
また、通信、金融、AIに関する新たな技術、サービスの進展を受けて、犯人側が、匿名性の高い通信手段や暗号資産等を利用して海外から組織的に詐欺を敢行していること、生成AI、ディープフェイク等の新たな技術を悪用することによりまして、国境や言語の壁を越えて犯行形態を拡大していることといった背景が考えられるところでございます。
104野野村美穂(国民)
御答弁ありがとうございました。
本当に、もうとにかく多くの人にそれが届くように、啓発をよろしくお願いいたします。
次に、二点目の質問です。ロマンス詐欺の被害実態についてお尋ねします。
ロマンス詐欺は、被害者の恋愛感情や孤独感につけ込む極めて悪質な犯罪です。被害者は、まさか相手が自分をだましているとは夢にも思わず、自分はだまされていないと思い込み、被害を認識できないケースも多いと聞いています。
まず、ロマンス詐欺とはそもそもどのような事案なのでしょうか。どのような方々が被害に遭っているのか分析をされているのでしょうか。ロマンス詐欺の特徴と規模につい…
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105重重松弘教警察庁刑事局長
お答えいたします。
SNS等を通じて、対面することなく交信を重ねるなどして関係を深めて信用させ、恋愛感情や親近感を抱かせて金銭等をだまし取る詐欺のことを警察におきましてはSNS型ロマンス詐欺と称して、各種対策を推進しているところでございます。
令和七年中におきますSNS型ロマンス詐欺の被害状況でございますけれども、認知件数が五千六百四件、被害額で約五百五十二億円でありまして、それぞれ前年比で大幅に増加をし、極めて厳しい状況にあるというふうに認識しています。
被害者の年齢層についてでございますけれども、幅広い年代に被害が及びつつも、四十代から六十代が…
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106野野村美穂(国民)
御答弁ありがとうございました。
某消費者金融の広告ではないですけれども、あんた、そこに愛はあるんかみたいな、そういった問いかけができるような、注意を引くような啓発を是非お願いをしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
三点目の質問です。
ロマンス詐欺の被害者の心理について、警察として専門的な分析を行っているのでしょうか。なぜ被害者は詐欺だと気づけないのか、その心理的メカニズムについての研究があれば教えていただきたいと思います。
ロマンス詐欺の加害者は、高度な心理学的手法を用いて、被害者と長い時間をかけて信頼関係を築き上げている…
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- (上の発言)
107重重松弘教警察庁刑事局長
お尋ねのSNS型ロマンス詐欺の被害者の心理につきまして一概にお答えをすることは困難でございますけれども、SNS型ロマンス詐欺におきましては、マッチングアプリやSNSのダイレクトメッセージが用いられ、犯人側と被害者がメッセージにより交信を重ねる場合が大半でございます。これらメッセージのやり取りの中で、被害者は、犯人側に恋愛感情や親近感を抱き、犯人側を信頼してしまった結果、投資等の名目で金銭等をだまし取られているというふうに考えております。
また、お尋ねのSNS型ロマンス詐欺が成り立つ社会的背景でございますけれども、こちらも一概にお答えをすることは困難でございますけれども、例えば、コロナ禍以降、スマートフォンを通じたSNSの利用やインターネットバンキングを利用した決済といった非対面型の新たな生活様式が定着したことによりまして、SNSを用いた非対面でのコミュニケーションが定着したことが挙げられると考えられます。
また、通信、金融、AIに関する新たな技術、サービスの進展を受けて、犯人側が、匿名性の高い通信手段や暗号資産等を利用して海外から組織的に詐欺を敢行していること、生成AI、ディープフェイク等の新たな技術を悪用することによりまして、国境や言語の壁を越えて犯行形態を拡大していることといった背景が考えられるところでございます。
108野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
続いて、次のテーマに移りたいと思います。
警察官への教育と相談体制の整備について、二点質問します。
犯罪被害者への相談対応についてです。
犯罪の被害者が警察に相談に訪れたときに適切な対応ができる体制は必要不可欠です。そのような体制が整っているのかという点も心配をしています。
ある方の相談内容なんですけれども、退職金が一千万ほど被害に遭いました。二回警察に行ったんですけれども、一回目は、被害状況を説明したんですが、その話を聞くだけだったということで、改めて警察署に行って、振り込みを誘導されたLINEのトーク画面を警察官に…
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109篠篠原英樹警察庁長官官房審議官
お答えいたします。
警察におきましては、警察官の採用時や昇任時において、犯罪被害者等の心情を始め犯罪被害者等支援に関する必要な知識、技能について教育をしているほか、実務担当者に対し、犯罪被害者等支援やカウンセリング技術等に関する教育及び研修を実施しております。
また、犯罪被害者等の心情を理解するため、犯罪被害者等による講演、支援の現場で犯罪被害者等に向き合った警察官や有識者による講演等も実施しております。
さらに、犯罪被害者等への対応の改善及び二次的被害の防止を図るための教育として、警察署に対する巡回教育、民間被害者支援団体との連携要領に関する教育…
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110野野村美穂(国民)
ありがとうございます。
どなたがどこで対応されても、被害者に寄り添った、そのような対応をしていただけることを切に願います。
続きまして、警察官への教育と相談体制の整備について、二点目の質問です。新しい手口への対応と研修体制についてお尋ねします。
犯罪の手口は次々に新しいものが出てきます。ロマンス詐欺や青色切符詐欺も、その手口は私たちが思いも寄らない発想で行われています。新しい手口についての視点や方法を知識として持つことは、被害者を生まない、加害者をつくらないという犯罪防止の観点からも非常に重要ではないでしょうか。
感性をどんどんアップデートして、…
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