中川宏昌 (中道改革連合)

2026年6月25日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 106 発言)

御答弁ありがとうございます。

真偽不明な情報がネット空間で瞬時に拡散をして社会的混乱を招く中で、偽情報を後追いするのではなくて、NHKの技術基盤によってファクトチェックにより鎮静化をさせていく、こういう能動的なアプローチが極めて重要だというふうに思っております。

どれほどAIのこういったテクノロジーが進化しましても、真実性を見極めるのは、最後は人であります。その判断を支えてメディア空間の信頼性を高めるためにも、出せる技術はしっかり出していく、進めていく、こういったスピード感が求められるというふうに思っております。NHKの独占にとどめず、民間事業者ですとかまた地方メディアとも今後しっかり迅速に手を携えて、我が国全体の情報空間を守る防波堤の役割を是非とも務めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

続きまして、近年、戸別訪問営業を全面的に見直しまして、デジタルや書面、郵便等を主軸とする新たな営業アプローチへの転換を進めてこられました。巡回型訪問の削減によりまして、対前年度比四十二億円の営業経費削減を達成された点は、効率化と経費削減の成果として評価をいたします。

一方で、訪問による丁寧な説明がなくなった反動か、契約を結びながらも長期間支払いが滞っている未収者、未払い者への対策が大きな課題となっております。令和六年度末の受信料支払い率は七七・五%にとどまりまして、依然として、全体の二割以上の方からお支払いをいただけていない、こういう現状があります。

こうした中で、受信料特別対策センターを設置しまして、支払い督促による民事手続を全都道府県で強化されまして、未契約者への民事訴訟提起など、法的手段による回収も始めておられます。

公平負担の徹底という観点から、厳格な対処は当然ですけれども、訪問という手間のコストを削った反動が支払い率の低迷を招いているとしましたら、それを裁判や法的督促という強硬手段で補填していく手法は、視聴者との間に不必要な摩擦を生んで、公共放送への親近感を損ないかねない、このように危惧をしているところでございます。

総務大臣の意見書でも、契約・収納活動の効率化と公平負担の徹底の双方の観点から効果の検証を早急に行い、営業活動を随時見直すことが強く求められております。

そこで、コスト削減を目的とした新たな営業アプローチの導入が結果として支払い率の低迷を固定化させ、法的督促の強化に頼らざるを得なくなっている現状について、どのように分析をされているのでしょうか。総務大臣の意見書でも、現状を容認することなくと指摘をされているところでありますが、裁判という最後の手段に頼り過ぎない、視聴者の納得感ある収納活動の在り方について見解をお伺いさせていただきます。

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