長谷川淳二 (自由民主党)

2026年6月23日・第221回国会 衆議院 政治改革に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 18 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 28 発言)

自由民主党の長谷川淳二でございます。

私からは、日本維新の会との共同提出をしております、国会に置かれる学識経験を有する者により構成される合議制の組織において検討を進めることの必要性について申し上げさせていただきたいと思います。

日本維新の会との共同提出法案につきましては、政治資金の収入に関する制度の在り方について、国会に置かれる合議制の学識経験を有する者による組織において行うこと、その結論に基づいて、速やかに法制上の措置その他の措置を講じるということを内容とするものであります。

まず一点、その必要性について、やはり、政治資金の在り方を議論するに当たっては、客観的な事実認識に基づいて行うことがまず第一だと思います。

これまでの当委員会における議論においても、先ほど申し上げましたように、平成の政治改革におけるいわゆる総総合意、これは企業・団体献金の全面禁止を前提とするものでないということについても、依然として違った見解の主張がなされ、学識経験者によって明確に否定されているということが昨日も繰り返されているわけでございます。やはり、客観的な事実認識を踏まえて議論を行うという点においても、第三者機関における検討というのは私は必要だと思います。

また、これまで繰り返し申し上げていましたが、政党それぞれ、固有の成り立ちや歴史を持っております。その成り立ちに応じて、政党の組織も地方の組織も含めて様々であり、それを支える政治資金についても、企業・団体献金、個人献金、又は機関紙販売等の事業収入、様々であります。そうしたことからすれば、どうしても互いの主張が相入れない状況が続いていることは、これは事実として申し上げざるを得ないというふうに思います。

先ほど臼木委員が、各会派の協議の可能性というのも投げかけておられましたけれども、会派の御主張をしっかりされるという政党もあったことも事実でございます。政治資金の在り方を議論するに当たっては、客観的な事実認識を踏まえた上で、それぞれの政党の成り立ちに由来する収支の構造の違いをお互いに十分に尊重した上で、それを、違いを乗り越えて合意を得るためには、やはり、第三者機関における公平中立な立場からの議論が必要ではないかと考えるところであります。

また、民主主義においては、我々政党が国民世論の仲介者としての役割を担っています。日常的な政治活動に関しても、あるいは政党としての政策を形成していく上でも、やはり政治資金を必要とするのが現実であります。民主主義を支える政治資金の在り方を、いかにあるべきかということを議論するためにも、やはり第三者の視点が必要ではないかと考えます。

また、政党が公的助成だけに依存すると、国民との結びつきが弱まり、時として国家権力に介入されるおそれがある、また、ポピュリズムに走りかねない、こうした有識者の意見にも、やはり私は耳を傾ける必要があるんじゃないかと思います。

先送りではないかという御指摘もありますが、このまま政党がそれぞれの主張を繰り返して続けるということは、むしろ、政党政治に対する国民の皆様の不信感を招くようなことにならないかということにも留意する必要があると思います。もちろん我が党としても、企業・団体献金に対する厳しい声があることを真摯に踏まえ、自らの取組として、公開性、透明性を一層強化する取組をしっかりやっていきたいというふうに思っています。

そうした観点からも、やはり、有識者から構成される第三者機関による公平中立な立場からの議論の必要性というのを改めて訴えさせていただきたいと思います。

なお、政治資金監視委員会、当時の、公明党さん、国民民主党さんが提出されていた法案との関係につきましては、先ほどの、昨年の臨時国会から、政治資金監視委員会をこの合議制に位置づけることを否定するものではないということを、せんだっても答弁させていただいています。そして、実務者の協議の中では、公明党さん、そして国民民主党さんからは、政治資金監視委員会の監視機能と提言機能のうち、提言機能を先行して実施してもいいというふうなことを、これは臼木議員も、たしか臨時国会でも言われていたと思います。そうした提案もあったところでございます。

そうした点から、我々は、この合議制の規定の条文については、最低限の立法者意思として提案をさせていただいているということもお酌み取りいただきたいと思います。

やはり、我が党としては、日本維新の会と共同提出をしたこの第三者機関における検討をしっかり行うことが、各党各会派の違いを乗り越える一つの知恵ではないかということを申し上げさせていただいて、意見表明とさせていただきたいと思います。

以上です。

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