お答え申し上げます。
政党法の制定ということを安易に主張するということは私はちょっと反対でございまして、基本的には政治活動の自由というのは重要ですので、御党もようやく作られましたけれども、ガバナンスコード、各政党がきちんとしたルール作りを行って、自民党におかれましては、いち早くガバナンスコードが作られ、しかもガバナンス委員会というのを設けて、毎年党の運営についてチェックする体制までつくっております。
したがって、各党におかれましては、そうした体制をつくっていただくことによって自らの身を自ら律する形をつくっていくということであって、政党の方でこうやりなさい、ああやりなさいということを、政党に対して法的な規制をかけ過ぎること、これについては慎重たるべきではないかなというふうに思っております。
また、先ほどもちょっと申しましたように、政党法を制定して、それに服する者について企業・団体献金を許可するというのはちょっと分からなくて、まだそれであれば、政党交付金の交付ということと関連づけるのが正しい方法ではないかと思いますけれども。
また、この服するということ、これをどういうふうに判断するのかということも、非常に政治活動の自由との関係についても問われる部分になってきますので、私は、これは適切なのかなというふうに考えている次第であります。
あと、国民民主党におかれましては、政党本位の方にしていくというふうな志向性というのがこの政党法からはかいま見えるわけですけれども、他方で、選挙制度について言うと、中選挙区制に戻すといったことでありますので、こういったところの整合性についてもどうなのかということについては、前回参ったときにお話しした次第でございます。
以上でございます。
30池池下卓(維新)
ありがとうございました。勧告尊重義務は非常に大事な話だと思っております。どうぞよろしくお願いします。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
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31美美延映夫(維新)
次に、野村美穂君。
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32野野村美穂(国民)
国民民主党の野村美穂です。
本日は、中北参考人、谷口参考人、貴重な意見陳述をありがとうございました。
政治資金規正法は、これまでも、いわゆる政治と金の問題、とりわけ自由民主党において不祥事や問題が発生するたびに、その後を追うようにして改正が重ねられてきた歴史があります。リクルート事件、佐川急便事件、陸山会事件、各種政治資金問題、派閥の政治資金パーティー収入不記載問題など、時代を超えて繰り返し議論されてきました。
そのため、国民の中には、また同じことか、結局変わらないという諦めが生まれています。これが、この政治家は信用できないという段階を超えて、政治…
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- (上の発言)
33中中北浩爾中央大学法学部教授
お答え申し上げます。
政党法の制定ということを安易に主張するということは私はちょっと反対でございまして、基本的には政治活動の自由というのは重要ですので、御党もようやく作られましたけれども、ガバナンスコード、各政党がきちんとしたルール作りを行って、自民党におかれましては、いち早くガバナンスコードが作られ、しかもガバナンス委員会というのを設けて、毎年党の運営についてチェックする体制までつくっております。
したがって、各党におかれましては、そうした体制をつくっていただくことによって自らの身を自ら律する形をつくっていくということであって、政党の方でこうやりなさい、ああやりなさいということを、政党に対して法的な規制をかけ過ぎること、これについては慎重たるべきではないかなというふうに思っております。
また、先ほどもちょっと申しましたように、政党法を制定して、それに服する者について企業・団体献金を許可するというのはちょっと分からなくて、まだそれであれば、政党交付金の交付ということと関連づけるのが正しい方法ではないかと思いますけれども。
また、この服するということ、これをどういうふうに判断するのかということも、非常に政治活動の自由との関係についても問われる部分になってきますので、私は、これは適切なのかなというふうに考えている次第であります。
あと、国民民主党におかれましては、政党本位の方にしていくというふうな志向性というのがこの政党法からはかいま見えるわけですけれども、他方で、選挙制度について言うと、中選挙区制に戻すといったことでありますので、こういったところの整合性についてもどうなのかということについては、前回参ったときにお話しした次第でございます。
以上でございます。
34谷谷口将紀東京大学教授
御質問ありがとうございます。
政党は、言うまでもなく、結社の自由の最たるものでございますので、本来は、政党間のアコード、ソフトローとしての政党ガバナンスコードで対応することが望ましいと思われます。
自由民主党におかれてもガバナンスコードをいち早く制定をされましたし、国民民主党におかれましてもガバナンスコードを制定をされました。特に、御党の政党ガバナンスコードは、全ての主語が「政党は、」となっている、我が党はではなくて「政党は、」というふうになっているのであって、これはほかの政党のガバナンスコードのひな形に直ちに応用できるものではないかというふうに思わ…
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35野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
続きまして、昨年の参考人質疑の際、献金の受皿となる政党支部の規制について言及がありましたが、中道と国民の改正案では、寄附を受けることができる支部として、都道府県に一つの支部を指定することとしています。それだけではなく、政党ガバナンスコードに服する支部のみが受皿となれるよう、より厳しい規制が必要だと思いますが、どのような御意見でしょうか。
特に、中北参考人には、前回、ガバナンス規制が必要であると主張されていましたが、今回は、政党支部の活動を抑制しかねないということでお考えを先ほど述べられていますけれども、前回の御答弁と変わって…
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36中中北浩爾中央大学法学部教授
お答え申し上げます。
前回と矛盾したことを言っているというか、ちょっと私も前回の発言を確認しないと何とも言えませんけれども、政党のガバナンスが重要だということについては全く否定しておりません。ただ、基本的には、内部の規律によってきちんと確保していくということが必要だというふうに考えております。
先ほど、谷口参考人の方からも、実質的な形で機能的に捉えるべきだということですけれども、これは機能的に捉えるということはなかなか難しいので、恐らく、都道府県組織という形に限っているんでしょうけれども、しかし、都道府県組織がきちんとしているかどうかということも定か…
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