お答えを申し上げます。
我が国の森林資源が本格的な利用期を迎える中、二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けては、木造の建築物の一層の普及を図ることが重要だというふうに認識をしております。
このため、国土交通省では、建築物における木材利用の推進を図る観点から、これまで、建築基準法における構造・防火関係基準の合理化を進めるとともに、中大規模建築物の木造化の普及に資するプロジェクトへの支援や設計者などの担い手の育成支援等を進めてきたところでございます。
また、本法案で制度を創設する建築物ライフサイクルカーボン評価は、資材製造段階から解体段階に至るまでの温室効果ガス排出量を算定、評価するものでございまして、鉄、コンクリート、木材などの異なる構造種別間での排出量の比較を行うことができるようにもなります。
木材は、鉄やコンクリートと比べて資材製造段階の温室効果ガス排出量が少なく、また、地場の木材を用いることで資材輸送時の温室効果ガス排出量が少なくなることが見込まれますが、ライフサイクルカーボン評価においては、こうした特徴を定量的に評価することが可能でございます。
国土交通省といたしましては、本法案で創設するライフサイクルカーボン評価制度の活用も通じまして、今後も、農林水産省を始めとする関係省庁と連携をして、建築物における国産材を含めた木材利用の拡大に積極的に取り組んでまいります。
84住住吉寛紀(維新)
この建築物へのペロブスカイト太陽電池の活用というのは、エネルギー自給率向上を左右する国策として極めて重要であると私は考えております。
この点についても大臣のお考えをお伺いしたいと思いますし、あわせて、この普及に当たって、民間企業のリスクにのみに頼るのではなく、政府が強力な需要を創出することが不可欠だと考えております。
特に、国土交通省が所管する公共施設、あるいは道路、鉄道、港湾、空港といった広大なインフラ空間はペロブスカイトの特性を生かせる絶好のフィールドです。かつてのシリコン型のときのように、この政府の初動が遅れれば、再び量産規模で海外勢に圧倒され…
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85
金子恭之(自民)国土交通大臣
住吉委員御指摘のとおり、我が国のエネルギー安全保障等の観点から、ペロブスカイト太陽電池の導入拡大は重要なことと考えておりまして、国土交通省環境行動計画にも位置づけ、活用を図ることとしております。
ペロブスカイト太陽電池は、資材製造段階で高温に熱する必要がないため、従来のシリコン型の太陽光パネルに比べて製造時の温室効果ガス排出量が少なくなり、ライフサイクルカーボン評価の観点から有利となる可能性があると承知をしております。
国土交通省としては、ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた取組の動向を踏まえ、本法案によるライフサイクルカーボン評価制度の創設等を通…
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86住住吉寛紀(維新)
是非、積極的な導入を進めていただければと思います。
最後に、国産木材の利用促進についてお伺いしたいと思います。
私も地方議員のときには、兵庫県議会の維新の会県議団の政調会長として、当時、県産木材推進条例、これを議員提案で制定いたしました。
現在、国内の林業というのは衰退の一途をたどっております。手入れの行き届かない森林の増加、これは近年の線状降水帯による豪雨災害において激甚な土砂崩れを引き起こす一因となっております。また、国土の七割を森林が占めているにもかかわらず、コロナ禍でウッドショックと言われたこともありました。国内に木材がないという事態に陥っ…
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- (上の発言)
87
酒井庸行(自民)国土交通副大臣・内閣府副大臣・復興副大臣
お答えを申し上げます。
我が国の森林資源が本格的な利用期を迎える中、二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けては、木造の建築物の一層の普及を図ることが重要だというふうに認識をしております。
このため、国土交通省では、建築物における木材利用の推進を図る観点から、これまで、建築基準法における構造・防火関係基準の合理化を進めるとともに、中大規模建築物の木造化の普及に資するプロジェクトへの支援や設計者などの担い手の育成支援等を進めてきたところでございます。
また、本法案で制度を創設する建築物ライフサイクルカーボン評価は、資材製造段階から解体段階に至るまでの温室効果ガス排出量を算定、評価するものでございまして、鉄、コンクリート、木材などの異なる構造種別間での排出量の比較を行うことができるようにもなります。
木材は、鉄やコンクリートと比べて資材製造段階の温室効果ガス排出量が少なく、また、地場の木材を用いることで資材輸送時の温室効果ガス排出量が少なくなることが見込まれますが、ライフサイクルカーボン評価においては、こうした特徴を定量的に評価することが可能でございます。
国土交通省といたしましては、本法案で創設するライフサイクルカーボン評価制度の活用も通じまして、今後も、農林水産省を始めとする関係省庁と連携をして、建築物における国産材を含めた木材利用の拡大に積極的に取り組んでまいります。
88住住吉寛紀(維新)
本法案が国産木材の利活用につながり、最終的に手入れの行き届いた、災害に強い森づくりになることを期待しております。
以上で終わります。ありがとうございました。
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89
冨樫博之(自民)
次に、臼木秀剛君。
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90
臼木秀剛(国民)
国民民主党・無所属クラブの臼木秀剛と申します。
今日は、改正建築物省エネ法についての質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この改正法につきましては、この間ずっと改正をされてきた法律の中でも、二〇五〇年カーボンニュートラルに向けた大きな一里塚になるものだと承知をしております。
私も、今回、法改正に関して、建築士また建築現場に関わっておられる方々に、これからこの法改正があったらどのようなことが想定されるのかということをいろいろお聞きをしていたところ、皆様からいただいたのは、異口同音に、そもそも、現状、確認審査についていろいろと…
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