大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 51 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

お答え申し上げます。

先ほどの繰り返しですが、令和三年度から、都道府県に対して、対象者が適切に妊孕性の温存療法を受けることができる体制構築、これを実施をしております。

ホームページに公表しておりますと申し上げましたように、令和八年一月現在で、今全ての都道府県で、計百八十六施設の医療機関において医療が提供されているところであります。ただ、先生御指摘のように、卵巣組織の凍結ができるかといいますと、そこは確かに地域格差があるということで認識をしております。

加えまして、国が指定するがん診療連携拠点病院、これが妊孕性とは別にまたございます。これが今四百六十八施設でありまして、この要件の一つとして、院内又は地域の生殖医療に関する診療科とともに、妊孕性温存療法に関する情報提供、また意思決定の支援を行うこと、これを必須の条件としております。

同事業におきまして構築することとしております、がん診療を行う医療機関、それから妊孕性温存療法を行う医療機関、そして都道府県、この三者が連携して対象者が円滑に治療を受けられるように医療連携ですとか情報連携ですとかこういったことを行うがん・生殖医療連携ネットワークとともに、各地域において連携を図っていただくことは極めて重要だと思っておりまして、我々としてもこの体制づくりを進めているところであります。

また、同事業に関連して関係学会で実施をしていただいているアンケートなどを通じて、その状況把握を行っているところであります。

地域格差がないようにするということは、先生御指摘のとおり極めて重要なことでありまして、令和七年度末には、例えば他県でこういう好事例がありますといったことも御案内をして、事例集を作って、お知らせをしたところであります。

この妊孕性温存療法に係る連携体制の整備をより一層進めるため、引き続き、年次報告の中で状況確認を行いながら、関連機関同士の連携というものを進めてまいりたいと思っております。

前後のやりとり

47の発言を見る

55の発言を見る